【2024年最新】ドバイターフ、日本馬挑戦の歴史 過去の出走馬と結果を振り返る ナミュールが僅差の2着に健闘

ドバイターフ

アラブ首長国連邦(UAE)・メイダン競馬場芝1800mで行われるドバイターフ(G1)。ビッグレース目白押しの一大イベント「ドバイワールドカップデー」の一翼をなす競走で、1800mの距離設定を求めてマイラーからスピード型の中距離馬まで数多くのスターホースが遠征してきました。2024年の総賞金は500万米ドル、1着賞金は290万米ドルとなっています。2007年にアドマイヤムーンが制して以降、2014年のジャスタウェイ、2019年のアーモンドアイが衝撃のパフォーマンスを披露、2017年の勝利を含め3年連続連対を果たしたヴィブロスなど日本馬の活躍が目立っています。

「ドバイターフ」日本馬の過去成績一覧

出走馬騎手厩舎着順勝ち馬
2001イーグルカフェ武豊小島太9着Jim and Tonic
2006ハットトリックO.ペリエ角居勝彦12着David Junior
2006アサクサデンエン武豊河野通文16着David Junior
2007アドマイヤムーン武豊松田博資1着
2007ダイワメジャー安藤勝己上原博之3着アドマイヤムーン
2008ウオッカ武豊角居勝彦4着Jay Peg
2008アドマイヤオーラ安藤勝己松田博資9着Jay Peg
2009ウオッカ武豊角居勝彦7着Gladiatorus
2012ダークシャドウ福永祐一堀宣行9着Cityscape
2014ジャスタウェイ福永祐一須貝尚介1着
2014ロゴタイプC.デムーロ田中剛6着ジャスタウェイ
2014トウケイヘイロー武豊清水久詞7着ジャスタウェイ
2016リアルスティールR.ムーア矢作芳人1着
2017ヴィブロスJ.モレイラ友道康夫1着
2018ヴィブロスC.デムーロ友道康夫2着Benbatl
2018リアルスティールM.バルザローナ矢作芳人3着Benbatl
2018ディアドラC.ルメール橋田満3着Benbatl
2018クロコスミア岩田康誠西浦勝一7着Benbatl
2018ネオリアリズムJ.モレイラ堀宣行8着Benbatl
2019アーモンドアイC.ルメール国枝栄1着
2019ヴィブロスM.バルザローナ友道康夫2着アーモンドアイ
2019ディアドラJ.モレイラ橋田満4着アーモンドアイ
2021ヴァンドギャルドM.バルザローナ藤原英昭2着Lord North
2022パンサラッサ吉田豊矢作芳人1着Lord North(同着)
2022ヴァンドギャルドM.バルザローナ藤原英昭3着パンサラッサ・Lord North
2022シュネルマイスターC.ルメール手塚貴久8着パンサラッサ・Lord North
2023ダノンベルーガJ.モレイラ堀宣行2着Lord North
2023セリフォスD.レーン中内田充正5着Lord North
2023ヴァンドギャルドM.バルザローナ藤原英昭14着Lord North
2024ナミュールC.ルメール高野友和2着Facteur Cheval
2024ダノンベルーガJ.モレイラ堀宣行3着Facteur Cheval
2024ドウデュース武豊友道康夫5着Facteur Cheval
2024マテンロウスカイ横山典弘松永幹夫15着Facteur Cheval

※2014年までは「ドバイデューティーフリー」のレース名で施行、2001年はG2

「ドバイターフ」出走予定の日本馬(2024年)

2019年02月07日生 牡5
美浦・堀宣行 厩舎
通算成績:10戦2勝(うち重賞1勝)
主な勝ち鞍:2022年共同通信杯(G3)
ダノンベルーガ

昨年の同レース2着馬。共同通信杯で圧勝し、日本ダービーではドウデュース、イクイノックスを向こうに回して1番人気に支持された逸材も、タイトルが遠い現状が続いている。共同通信杯、昨年のドバイターフの内容の通り、左回りのワンターン1800mはドンピシャの条件であり、強力なライバルに食らいつきたいところ。

2019年05月07日生 牡5
栗東・友道康夫 厩舎
通算成績:12戦6勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2023年有馬記念(G1)
ドウデュース

朝日杯FS制覇からドラマチックなエピソードに馬生が彩られるスターホース。昨年秋は三冠路線を皆勤、2走は結果が出なかったものの、天皇賞(秋)当日の負傷から戻ってきたレジェンド武豊騎手とともに見事なマクり差しで有馬記念を制した。昨年は出走さえかなわなかったドバイの地に戻り、1年越しのリベンジを果たす。

2019年03月02日生 牝5
栗東・高野友和 厩舎
通算成績:14戦5勝(うち重賞3勝)
主な勝ち鞍:2023年マイルCS(G3)
ナミュール

阪神JF、桜花賞で1番人気に支持され、その才能を多くの競馬ファンに認められながらG1タイトルに手が届かなかったが、昨年秋は富士Sを快勝すると返す刀でマイルCSを大外強襲で撫で切り、香港マイルでもゴールデンシックスティから0秒4差の3着に健闘。使い詰めできなかった馬がG1連続好走と、ついに殻を破った感がある。円熟味を増す5歳春、2つ目のG1奪取なるか。

2019年02月05日生 セ5
栗東・松永幹夫 厩舎
通算成績:17戦5勝(うち重賞1勝)
主な勝ち鞍:2024年中山記念(G2)
マテンロウスカイ

先行力と長くいい脚を使う体力を武器に、マイル~1800m路線で実績を積んできた関西馬。前走の中山記念ではマイスター・横山典弘騎手の完璧な手綱さばきに導かれ、4回目の重賞挑戦で初のタイトルを獲得した。勢いそのままに世界最高レベルの1800m戦にエントリー、ドバイの地でも自分の型を貫いて真っ向勝負といく。

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