【2024年最新】カタールG1アミール・トロフィー ゼッフィーロ2着、サトノグランツ3着、ノースブリッジ4着 レベルスロマンスが優勝 レース概要、賞金、出走馬などの一覧

「アミール・トロフィー」レース概要
カタール・ドーハにあるアルライヤン競馬場芝2400m(右回り)で行われるカタール国内G1/国際G3競走。同競馬場開催の「アミール・スウォード・フェスティバル」と銘打った諸競走の一つで、アミール・トロフィーを含めて4レースが施行されます。2024年は2月17日(土)に開催予定です。カタール競馬は日本にとって馴染み深い舞台ではありませんが、2019年にユウチェンジがカタールG2・アイリッシュサラブレッドマーケティングカップに挑戦しました(芝1600m・9着)。
「アミール・トロフィー」賞金(2024年)
着順 | 賞金 | 円換算 |
(総賞金) | 2,500,000ドル | 3億5350万円 |
1着 | 1,425,000ドル | 2億149万5000円 |
2着 | 550,000ドル | 7777万円 |
3着 | 275,000ドル | 3888万5000円 |
4着 | 150,000ドル | 2121万円 |
5着 | 100,000ドル | 1414万円 |
※1ドル141.4円で計算
アミール・トロフィーは1着賞金が142万5000ドルという高額レースで、国際G3格のレースとしては異例といっていいレベルにあります。2024年時点での円安傾向では1着2億円を超える計算で、G1大阪杯(1着賞金2億円・2024年)に匹敵するクラス。芝2000m~2400m路線の充実ぶりが著しい日本勢にとっては格好のねらい目となっており、2024年は3頭が遠征を予定しています。
「アミール・トロフィー」出走予定の日本馬(2024年)
母はチェリーコレクト、Jpn3クイーン賞覇者ダイアナブライト、G1ホープフルS3着ワーケア、G3福島牝馬S3着ダノングレースがきょうだいにいる良血。春のトライアル・G2京都新聞杯、秋のトライアル・G2神戸新聞杯をともに制したものの、それぞれの本番であるG1日本ダービーは11着、G1菊花賞は10着と3歳クラシックは大きな壁にぶつかる結果となった。4歳初戦のG2日経新春杯3着からの臨戦、今度こそビッグタイトルをつかみたいところ。
4代母は現役時代G1・10勝、母として大種牡馬キングマンボを産んだミエスクという由緒正しい牝系出身。折り重なった中距離の血を少しずつ開花させ、4歳春にオープン入り、4歳秋に今回もコンビを組むモレイラ騎手を鞍上にG2アルゼンチン共和国杯を勝ち切った。次走のG1香港ヴァーズでも2着と目下充実、再びの海外・右回り・2400mで好勝負濃厚といえそうだ。
外厩など民間の育成施設が発展し、トレセンで過ごす時間が短い競走馬が多くなる中、2歳時から丸3年以上美浦に籍を置き続けた異色の存在。逃げの手でオープン入りしてからは先行策も交えて重賞戦線で健闘、G2・AJCCとG3エプソムCのタイトルを勝ち取った。今回で1200日近く在厩してきた美浦を離れ、ラジオNIKKEI賞から一貫してコンビを組んできた岩田康誠騎手と初の海外に殴り込みをかける。
「アミール・トロフィー」結果(2024年)
着順 | 出走馬 | 性齢 | 騎手 | 調教師 |
1 | Rebel’s Romance | セ6 | W.ビュイック | C.アップルビー |
2 | ゼッフィーロ | 牡5 | J.モレイラ | 池江泰寿 |
3 | サトノグランツ | 牡4 | 川田将雅 | 友道康夫 |
4 | ノースブリッジ | 牡6 | 岩田康誠 | 奥村武 |
5 | Russian Emperor | セ7 | A.サナ | D.ホワイト |
6 | Simca Mille | 牡5 | M.バルザローナ | A.ドミユール |
7 | Haunted Dream | セ5 | O.マーフィー | H.アル ジェハニ |
8 | Jeff Koons | 牡4 | F.ブガナイム | H.アル ジェハニ |
9 | Israr | 牡5 | J.クローリー | J&T.ゴスデン |
10 | Passion And Glory | セ8 | T.マーカンド | S.ビン・スルール |
11 | Point Lonsdale | 牡5 | R.ムーア | A.オブライエン |
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