【2025年最新】ゴドルフィンマイル、日本馬の過去成績一覧 ユートピア、バスラットレオンが優勝

アラブ首長国連邦(UAE)・メイダン競馬場ダート1600mで行われるゴドルフィンマイル(G2)。ビッグレース目白押しの一大イベント「ドバイワールドカップデー」のアンダーカードとして行われる古馬限定のマイル戦で、円安の追い風もあって日本のG2よりも割の良い高額レースとなっています。日本馬はリステッド格だった2000年、タガノサイレンスが松永幹夫騎手を背に初挑戦し(6着)、3頭目の挑戦となった2006年のユートピアがハナを切って直線突き放す強い内容で初勝利を挙げました(同馬はレース後にゴドルフィンへと移籍し、復帰初戦となった2007年の米G3ウエストチェスターHを勝利。現役引退後はアメリカとトルコで種牡馬に)。その後は長らくタイトルに恵まれない時期が続きましたが、16年経過した2022年、武蔵野S13着以来キャリア2度目のダート挑戦となったバスラットレオンがユートピアのレースをなぞるかのような逃げ切りを決めて2勝目をマークしました。
ゴドルフィンマイル 日本馬の過去成績一覧
年 | 出走馬 | 騎手 | 厩舎 | 着順 | 勝ち馬 |
2000 | タガノサイレンス | 松永幹夫 | 橋本寿正 | 6着 | Conflict |
2001 | ノボトゥルー | O.ペリエ | 森秀行 | 9着 | Festival of Light |
2006 | ユートピア | 武豊 | 橋口弘次郎 | 1着 | – |
2007 | フサイチリシャール | C.スミヨン | 松田国英 | 6着 | Spring At Last |
2010 | グロリアスノア | 小林慎一郎 | 矢作芳人 | 4着 | Calming Influence |
2014 | ブライトライン | 福永祐一 | 鮫島一歩 | 5着 | Variety Club |
2017 | カフジテイク | 福永祐一 | 湯窪幸雄 | 5着 | Second Summer |
2018 | アディラート | C.ルメール | 須貝尚介 | 3着 | Heavy Metal |
2018 | アキトクレッセント | 武豊 | 清水久詞 | 14着 | Heavy Metal |
2019 | ノンコノユメ | J.モレイラ | 加藤征弘 | 10着 | Coal Front |
2021 | デュードヴァン | L.デットーリ | 加藤征弘 | 13着 | Secret Ambition |
2022 | バスラットレオン | 坂井瑠星 | 矢作芳人 | 1着 | – |
2022 | ソリストサンダー | C.デムーロ | 高柳大輔 | 4着 | バスラットレオン |
2022 | フルフラット | 吉原寛人 | 森秀行 | 14着 | バスラットレオン |
2023 | バスラットレオン | 坂井瑠星 | 矢作芳人 | 4着 | Isolate |
2023 | ウインカーネリアン | C.ルメール | 三浦皇成 | 6着 | Isolate |
2023 | ラウダシオン | B.ムルザバエフ | 斉藤崇史 | 11着 | Isolate |
2025 | カズペトシーン | C.デムーロ | 池添学 | 3着 | Raging Torrent |
2025 | ペプチドナイル | 藤岡佑介 | 武英智 | 11着 | Raging Torrent |
※2000年はリステッド、2001年はG3、2000~2007年はナドアルシバ競馬場ダート1600m、2010年、2014年はメイダン競馬場オールウェザー1600m
「ゴドルフィンマイル」出走予定の日本馬(2025年)
ダート短距離でJRAオープンまで出世したステラフィオーレの弟。未勝利戦を制して以降長らく足踏みが続いていたが、昨年夏に1勝クラスを勝つとポンポンと条件戦の階段を上がり、9月中京のJRAアニバーサリーSでオープン入り、次走の武蔵野Sではエンペラーワケアに食らいついて2着に入った。力関係は未知数だが舞台条件は申し分ない。
昨年のフェブラリーSを11番人気の低評価を覆して勝利して以降、かしわ記念3着、マイルCS南部杯4着、チャンピオンズC5着、フェブラリーS4着といずれも掲示板を確保、G1/Jpn1戦線の安定勢力として定着し、ビッグタイトル奪取がフロックでないことを証明した。脚力に衰えは見られず、得意の左回りマイルで久々の勝ち星をつかむ。
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