【2024年最新】リヤドダートスプリント、日本馬の過去成績一覧 リメイク優勝、ジャスパークローネ4着、ケイアイドリー6着 コパノキッキング、ダンシングプリンスが優勝
サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場ダート1200mで行われるリヤドダートスプリント(G3)。サウジカップ開催に組み込まれる砂のスプリント戦で、総賞金150万米ドル、1着賞金90万米ドル(いずれも2024年)という高水準の賞金設定。日本馬は「サウジアカップ」の名称でスタートした第1回から参戦し、マテラスカイが惜しい2着に食い込むと、翌年はコパノキッキングが日本馬初制覇を達成、2022年もダンシングプリンスが圧勝して連覇を決めました。2023年は前年のエクリプス賞最優秀短距離馬エリートパワーの前にリメイクの3着が最高着順に終わりましたが、引き続き国内の一線級スプリンターの参戦が予想されるだけに好勝負が期待できるレースです。
「リヤドダートスプリント」日本馬の過去成績一覧
年 | 出走馬 | 騎手 | 厩舎 | 着順 | 勝ち馬 |
2020 | マテラスカイ | 武豊 | 森秀行 | 2着 | New York Central |
2021 | コパノキッキング | W.ビュイック | 村山明 | 1着 | – |
2021 | マテラスカイ | 武豊 | 森秀行 | 2着 | コパノキッキング |
2021 | ジャスティン | 坂井瑠星 | 矢作芳人 | 6着 | コパノキッキング |
2022 | ダンシングプリンス | C.ルメール | 宮田敬介 | 1着 | – |
2022 | チェーンオブラブ | 坂井瑠星 | 小笠倫弘 | 3着 | ダンシングプリンス |
2022 | コパノキッキング | D.イーガン | 村山明 | 4着 | ダンシングプリンス |
2023 | リメイク | 福永祐一 | 新谷功一 | 3着 | Elite Power |
2023 | ジャスティン | 坂井瑠星 | 矢作芳人 | 4着 | Elite Power |
2023 | ダンシングプリンス | D.レーン | 宮田敬介 | 5着 | Elite Power |
2023 | リュウノユキナ | 柴田善臣 | 小野次郎 | 6着 | Elite Power |
2024 | リメイク | 川田将雅 | 新谷功一 | 1着 | – |
2024 | ジャスパークローネ | 団野大成 | 森秀行 | 4着 | リメイク |
2024 | ケイアイドリー | C.ルメール | 村山明 | 6着 | リメイク |
※2020、2021年は国際格付けなし、2020年は「サウジアカップ」の名称で施行
「リヤドダートスプリント」出走予定の日本馬(2024年)
デビュー当初はダート1800mを中心に使われていたが、短距離戦線に矛先を向けてからその才能が開花。2021年の夙川特別ではレモンポップに先着した(現時点でレモンポップに日本で先着した馬は3頭しかいない)。ダートOP競走を3勝し、層の厚い交流重賞路線への挑戦権を獲得、3度目のJpn3挑戦となる北海道スプリントカップを快勝した。初海外でも自分の力を出し切りたい。
森秀行厩舎が誇るマル外の快速馬。2022年の橘Sで1分19秒6の好時計をマークするなどスピードは早くから証明しており、磨き上げてきた逃げの手が2023年夏の重賞連勝に結実、北九州記念では同年のスプリンターズSを制するママコチャを2着に下した。BCターフスプリント、香港スプリントでは厚い海外馬の壁に跳ね返されたが、今回はキャリア18戦目にして初めてのダート、未知の魅力がある。
2022年カペラSで良馬場ながら1分8秒9という猛時計をマークした、現役で最強クラスの砂のスプリンター。JBCスプリントではイグナイターに届かずの2着に敗れたが、タフな造成となっていた大井の馬場が影響したこともあり能力の減衰を悲観する必要はないだろう。昨年は前年のエクリプス賞最優秀短距離馬エリートパワーの前に3着と敗れたが、今年こそ屈指の快速ぶりを世界に披露したいところ。
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