【2025年最新】リヤドダートスプリント、日本馬の過去成績一覧

サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場ダート1200mで行われるリヤドダートスプリント(G2)。サウジカップ開催に組み込まれる砂のスプリント戦で、総賞金200万米ドル、1着賞金120万米ドル(いずれも2024年)という高水準の賞金設定。日本馬は「サウジアカップ」の名称でスタートした第1回から参戦し、マテラスカイが惜しい2着に食い込むと、翌年はコパノキッキングが日本馬初制覇を達成、2022年もダンシングプリンスが圧勝して連覇を決めました。2023年は前年のエクリプス賞最優秀短距離馬エリートパワーの前にリメイクの3着が最高着順に終わりましたが、引き続き国内の一線級スプリンターの参戦が予想されるだけに好勝負が期待できるレースです。

「リヤドダートスプリント」出走予定の日本馬(2025年)

2018年04月13日生 牡7
兵庫・新子雅司 厩舎
通算成績:30戦12勝(うち重賞8勝)
イグナイター

2023年JBCスプリントを勝った地方最強スプリンター。6歳シーズンを迎えた昨年はさきたま杯でレモンポップの2着に入り健在をアピールした。海外遠征は昨年のドバイゴールデンシャヒーン以来2度目で、やや不完全燃焼に終わった前回のリベンジといきたいところ。

2021年02月28日生 牝4
美浦・森一誠 厩舎
通算成績:8戦5勝(うち重賞1勝)
主な勝ち鞍:2024年カペラS(G3)
ガビーズシスター

夏の札幌ダート1000m戦から既にオープン級のスピードを披露していたが、ブシンを下した3勝クラス、さらに骨っぽいメンバーが集結したカペラステークスで重賞初挑戦初制覇を果たした実力は並大抵のものではない。海外遠征は適性の問題もあり未知数の部分が残るものの、純粋な速力なら世界にも通用するだろう。

2019年03月12日生 牡6
栗東・森秀行 厩舎
通算成績:22戦6勝(うち重賞2勝)
主な勝ち鞍:2023年北九州記念(G3)
ジャスパークローネ

森秀行厩舎が誇るマル外の快速馬。2022年の橘Sで1分19秒6の好時計をマークするなどスピードは早くから証明しており、磨き上げてきた逃げの手が2023年夏の重賞連勝に結実、北九州記念では同年のスプリンターズSを制するママコチャを2着に下した。昨年のダート転向以降は大きな着順が続いたものの、前走のコリアスプリントではリメイクの2着と健闘している。

2021年04月12日生 牡4
栗東・中竹和也 厩舎
通算成績:14戦5勝(うち重賞2勝)
主な勝ち鞍:2024年東京盃(Jpn2)
チカッパ

初勝利に5戦を要したものの、吉村智洋、武豊、横山典弘という日本競馬を代表する3人のベテランジョッキーに育てられ、3歳馬の身で東京盃を制覇、続く佐賀JBCスプリントでもタガノビューティーの2着に好走した。カペラステークスは後方からしまいを伸ばす競馬に徹して6着も、勝ち馬ガビーズシスターからはわずか0秒2差と及第点の結果。引き続き注視が必要だ。

2019年04月18日生 牡6
栗東・新谷功一 厩舎
通算成績:19戦9勝(うち重賞4勝)
主な勝ち鞍:2022年カペラS(G3)
リメイク

2022年カペラSで良馬場ながら1分8秒9という猛時計をマークした、現役で最強クラスの砂のスプリンター。昨年はサウジアラビア、ドバイ、韓国、アメリカと海外ばかり4戦、一貫してダート1200mを使い、リヤドダートスプリントとコリアスプリントを快勝した。連覇のチャンスがある唯一の1頭、今年も表彰台の頂点へ向けそのスピードをいかんなく発揮する。

参考:「リヤドダートスプリント」出走予定の日本馬(2024年)

2017年04月16日生 牡7
栗東・村山明 厩舎
騎手:C.ルメール 騎手
通算成績:24戦8勝(うち重賞1勝)
ケイアイドリー

デビュー当初はダート1800mを中心に使われていたが、短距離戦線に矛先を向けてからその才能が開花。2021年の夙川特別ではレモンポップに先着した(現時点でレモンポップに日本で先着した馬は3頭しかいない)。ダートOP競走を3勝し、層の厚い交流重賞路線への挑戦権を獲得、3度目のJpn3挑戦となる北海道スプリントカップを快勝した。初海外でも自分の力を出し切りたい。

2019年03月12日生 牡5
栗東・森秀行 厩舎
騎手:団野大成 騎手
通算成績:17戦6勝(うち重賞2勝)
主な勝ち鞍:2023年北九州記念(G3)
ジャスパークローネ

森秀行厩舎が誇るマル外の快速馬。2022年の橘Sで1分19秒6の好時計をマークするなどスピードは早くから証明しており、磨き上げてきた逃げの手が2023年夏の重賞連勝に結実、北九州記念では同年のスプリンターズSを制するママコチャを2着に下した。BCターフスプリント、香港スプリントでは厚い海外馬の壁に跳ね返されたが、今回はキャリア18戦目にして初めてのダート、未知の魅力がある。

2019年04月18日生 牡5
栗東・新谷功一 厩舎
騎手:川田将雅 騎手
通算成績:15戦7勝(うち重賞2勝)
主な勝ち鞍:2022年カペラS(G3)
リメイク

2022年カペラSで良馬場ながら1分8秒9という猛時計をマークした、現役で最強クラスの砂のスプリンター。JBCスプリントではイグナイターに届かずの2着に敗れたが、タフな造成となっていた大井の馬場が影響したこともあり能力の減衰を悲観する必要はないだろう。昨年は前年のエクリプス賞最優秀短距離馬エリートパワーの前に3着と敗れたが、今年こそ屈指の快速ぶりを世界に披露したいところ。

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