【2024年最新】レッドシーターフハンデキャップ、日本馬の過去成績、出走馬一覧 ステイフーリッシュ、シルヴァーソニックで日本勢連覇
サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場芝3000mで行われるレッドシーターフハンデキャップ(G3)。サウジカップ開催に組み込まれる芝の長距離戦で、総賞金250万米ドル、1着賞金150万米ドル(いずれも2024年)、G3としては破格といっていい高額レースです。日本馬は2022年のステイフーリッシュで初出走初優勝を飾り(同馬は次走のドバイゴールドカップも連勝)、2023年にもシルヴァーソニックが56.5kgの軽ハンデを生かしてイン先行から抜け出す快勝、連覇を達成しています。2024年にはブレークアップ、アイアンバローズ、エヒト、リビアングラスの4頭が遠征を敢行、日本勢の3連覇なるか注目が集まります。
「レッドシーターフハンデキャップ」出走予定の日本馬(2024年)
母パレスルーマー、ベルモントS覇者で2024年より日本で種牡馬生活を送るパレスマリス、天皇賞(春)勝ち馬ジャスティンパレスなどがきょうだいにいる良血。長距離砲が並ぶファミリーに漏れず3000m超の重賞戦線で戦いを続け、2023年暮れのステイヤーズSを逃げ切って待望の重賞初制覇を決めた。初の海外でも持ち前の粘り腰を発揮したい。
2000m以上のレース選択でキャリアを積み、4歳12月にオープン入りを果たすと、5歳夏の七夕賞では早め先頭押し切りの強い内容で重賞タイトルをゲット。6歳シーズンにも脚力は健在で、小倉記念では2枠3番を生かした経済的なコース取りも生きて1分57秒8の好時計で駆け抜けた。レッドシーターフハンデキャップには昨年(7着)に続いて2年連続の参戦となる。
2022年のジューンSで同年のジャパンC勝ち馬ヴェラアズールに0秒3差の2着に入って力のあるところを披露すると、秋には六社S、アルゼンチン共和国杯と連勝、ノヴェリスト産駒として2頭目のJRA重賞ウィナーに輝いた。2023年は阪神大賞典3着、天皇賞(春)4着でステイヤー路線に舵を切り、オーストラリア遠征を敢行(コーフィールドC8着、メルボルンC16着)。海外転戦で捲土重来を期す。
ディープボンドを彷彿とさせるスタミナに勝った先行馬で、阿賀野川特別の勝ち方はまさにステイヤー資質を感じさせる内容。本番の菊花賞では惜しくも4着に終わるも、春のクラシック覇者タスティエーラ、ソールオリエンスに最後の最後まで抵抗した。4歳初戦の日経新春杯は不完全燃焼、即巻き返しといきたい。
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