【2024年最新】藤田菜七子騎手 年度別成績一覧 女性騎手の新たなパイオニアとして活躍、コパノキッキングとカペラS制覇

藤田菜七子騎手 JRA(中央競馬)年度別成績一覧
2016年にデビューして以降、女性騎手の新たなパイオニアとしてキャリアを積み重ねている藤田菜七子騎手。ルーキーイヤーからのJRA(中央競馬)の成績をまとめたページです。
藤田菜七子騎手 2016年(1年目)騎乗成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
6 | 12 | 8 | 268 | 2.0% | 6.1% | 8.8% |
16年ぶりにJRA生え抜きの女性騎手としてデビューした2016年は、初騎乗となったネイチャーポイント(所属の根本康広厩舎所属)で2着と好スタートを切り、4月10日にサニーデイズとのコンビでJRA初勝利を記録。スプリングSでモウカッテル(8番人気9着)、目黒記念でサイモントルナーレに騎乗(15番人気13着)と重賞での経験も積んだデビューイヤーでした。この年は最終的に6勝を挙げ、年末にはドバイで行われた「レディースワールドチャンピオンシップ」で海外競馬にも参戦しました。
藤田菜七子騎手 2017年(2年目)騎乗成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
14 | 16 | 12 | 340 | 3.7% | 7.9% | 11.0% |
2年目のシーズンは初勝利こそ2月25日まで遅れたものの、5月3勝、8月4勝、10月3勝とコンスタントに勝ち星を積み重ね、最終的に1年目の倍以上となる14勝を記録。特に新潟芝1000mで3勝、単勝回収率400%オーバーと妙味ある馬券を提供しました。この年もサイモントルナーレとのコンビでダイヤモンドS、ステイヤーズSに参戦、小倉2歳Sではフローラルシトラスに騎乗しています。
藤田菜七子騎手 2018年(3年目)騎乗成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
27 | 28 | 19 | 531 | 4.5% | 9.1% | 12.2% |
3年目は27勝をマーク、特にダートで18勝を挙げました。重賞にもフェアリーSのジョブックコメン(10番人気9着)、ユニコーンSのミックベンハー(14番人気11着)、新潟記念のベアインマインド(7番人気8着)、福島記念のトミケンスラーヴァ(14番人気16着)、カペラSのブラゾンドゥリス(14番人気16着)と、好走こそ果たせなかったものの5回騎乗。着実にキャリア形成となる1年でした。
藤田菜七子騎手 2019年(4年目)騎乗成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
43 | 49 | 32 | 579 | 6.1% | 13.1% | 17.6% |
4年目の2019年は飛躍の年に。2月のフェブラリーSでは前走マーフィー騎手の手綱で根岸Sを制したコパノキッキングに騎乗し、JRAの女性騎手として史上初めてG1に参戦(5着)。大井のダートグレード重賞・東京盃を同馬とのコンビで圧勝、女性騎手として史上初めてダートグレード重賞を制覇しました。12月にはカペラSを勝って、こちらもJRAの女性騎手として史上初の重賞制覇を記録しています。最終的にキャリアハイとなる43勝まで数字を伸ばし、関東リーディング10位にランクインしました。
藤田菜七子騎手 2020年(5年目)騎乗成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
35 | 32 | 31 | 472 | 6.1% | 11.8% | 17.2% |
5年目の2020年は前年より数字を落としたものの、35勝と安定した成績。福島ダート1150m、新潟ダ1200mでともに5勝を挙げ、ローカルのダート短距離で活躍しています。4月にはシルバージャックとのコンビで未勝利戦を逃げ切り、女性騎手として史上初めてとなるJRA通算100勝を達成。メモリアルイヤーとなりました。
藤田菜七子騎手 2021年(6年目)騎乗成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
14 | 20 | 11 | 349 | 3.6% | 8.6% | 11.4% |
6年目は故障もあり、14勝と前年から大きく数字を落とす結果に。その中でも騎乗の大半を占めた新潟コースで9勝を挙げ、ダート1200m・ダート1800mで活躍するなどローカルで気を吐きました。この年はサウジアラビア遠征を敢行し、4月10日の新潟・1勝クラスではオパールシャルムに騎乗して勝利、史上初めてJRA所属の女性騎手ワンツースリーに貢献しています。
藤田菜七子騎手 2022年(7年目)騎乗成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
8 | 8 | 16 | 298 | 2.4% | 4.8% | 9.7% |
7年目は戦線離脱もあり8勝、女性騎手の増加で騎乗回数が減少し、やや厳しい結果に。この年も新潟で6勝をマークするも、中央場所(東京・中山・阪神)では【0-0-4-79】と連対なしに終わりました。
藤田菜七子騎手 2023年(8年目)騎乗成績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
13 | 17 | 20 | 301 | 3.7% | 8.5% | 14.2% |
8年目は13勝と前年から数字を回復させ、イクイノックスvsリバティアイランドの「世紀の対決」となったジャパンCにウインエアフォルクとのコンビで参戦(11番人気15着)、年末のホープフルSにも牝馬アンモシエラと挑戦するなど(14番人気15着)、G1への騎乗を果たしています。
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