【2024年最新】クイーンエリザベス2世カップ 過去に出走した日本馬と結果を振り返る

クイーンエリザベス2世カップ

香港・シャティン競馬場芝2000mで行われるクイーンエリザベス2世カップ(G1)。香港競馬の下半期を締めくくる国際競走として設立された「チャンピオンズデー」内で開催される中距離戦です。日本馬は香港ローカルG1・2200m戦だった1995年、フジヤマケンザンの遠征敢行(10着)を皮切りに、2002年・2003年にはエイシンプレストンが連覇を達成(同馬は2001年の香港マイルも制し、香港G1を3勝)。2012年にはウンベルト・リスポリ騎手を背にルーラーシップがG1初制覇を飾り、2017年にネオリアリズム、2019年にウインブライトが優勝。2021年には4頭出走した日本馬が上位を独占するという快挙も成し遂げています(1着ラヴズオンリーユー、2着グローリーヴェイズ、3着デアリングタクト、4着キセキ)。

「クイーンエリザベス2世カップ」日本馬の過去成績(2024年)

出走馬騎手厩舎着順勝ち馬
1995フジヤマケンザン蛯名正義森秀行10着Red Bishop
1997ダンスパートナー四位洋文白井寿昭8着London News
1997マイネルブリッジ坂本勝美伊藤正徳9着London News
2002エイシンプレストン福永祐一北橋修二1着
2002アグネスデジタル四位洋文白井寿昭2着エイシンプレストン
2003エイシンプレストン福永祐一北橋修二1着
2007アドマイヤムーン武豊松田博資3着Viva Pataca
2008マツリダゴッホ蛯名正義国枝栄6着Archipenko
2010ネヴァブション後藤浩輝伊藤正徳4着Viva Pataca
2012ルーラーシップU.リスポリ角居勝彦1着
2013エイシンフラッシュM.デムーロ藤原英昭3着Military Attack
2014エピファネイア福永祐一角居勝彦4着Designs On Rome
2014アンコイルドK.ティータン矢作芳人10着Designs On Rome
2015ステファノス福永祐一藤原英昭2着Blazing Speed
2016ラブリーデイJ.モレイラ池江泰寿4着Werther
2016ヌーヴォレコルト武豊斎藤誠6着Werther
2016サトノクラウンZ.パートン堀宣行12着Werther
2017ネオリアリズムJ.モレイラ堀宣行1着
2018アルアインC.デムーロ池江泰寿5着Pakistan Star
2018ダンビュライトT.ベリー音無秀孝7着Pakistan Star
2019ウインブライト松岡正海畠山吉宏1着
2019リスグラシューO.マーフィー矢作芳人3着ウインブライト
2019ディアドラ武豊橋田満6着ウインブライト
2021ラヴズオンリーユーC.ホー矢作芳人1着
2021グローリーヴェイズK.ティータン尾関知人2着ラヴズオンリーユー
2021デアリングタクト松山弘平杉山晴紀3着ラヴズオンリーユー
2021キセキC.スコフィールド辻野泰之4着ラヴズオンリーユー
2023プログノーシスZ.パートン中内田充正2着Romantic Warrior
2023ダノンザキッドC.ホー安田隆行5着Romantic Warrior
2023ジェラルディーナC.デムーロ斉藤崇史6着Romantic Warrior
2024プログノーシス川田将雅中内田充正2着Romantic Warrior
2024ノースブリッジ岩田康誠奥村武3着Romantic Warrior
2024ヒシイグアスD.レーン堀宣行5着Romantic Warrior

※1995年は芝2200m。1995~1997年は香港ローカルG1

「クイーンエリザベス2世カップ」出走予定の日本馬(2024年)

2018年01月24日生 牡馬
美浦・奥村武 厩舎
通算成績:16戦6勝(うち重賞2勝)
主な勝ち鞍:2023年AJCC(G2)
ノースブリッジ

外厩など民間の育成施設が発展し、トレセンで過ごす時間が短い競走馬が多くなる中、2歳時から丸3年以上美浦に籍を置き続けた異色の存在。逃げの手でオープン入りしてからは先行策も交えて重賞戦線で健闘、G2・AJCCとG3エプソムCのタイトルを勝ち取った。前走は1200日近く在厩してきた美浦を離れ、初の海外・アミールトロフィーに挑戦し4着。続いての転戦で結果を出したい。

2016年01月22日生 牡馬
美浦・堀宣行 厩舎
通算成績:21戦7勝(うち重賞3勝)
主な勝ち鞍:2023年中山記念(G2)
ヒシイグアス

ウインブライトを彷彿させる中山・シャティンへの適性を生かし、G1戦線で戦い続けるベテラン。昨年冬の香港Cでは強豪ロマンチックウォリアー相手に僅差の3着、直線で不利があったことを鑑みれば衰えを感じさせない内容といえる。タイトルホルダーの宝塚記念2着など脚力の最高打点は優にG1級といえるだけに、何とかビッグタイトルをつかんでほしいところ。

2018年05月15日生 牡馬
栗東・中内田充正 厩舎
通算成績:13戦7勝(うち重賞3勝)
主な勝ち鞍:2024年金鯱賞(G2)
プログノーシス

超豪華メンバーだった毎日杯3着以降、一歩一歩階段を上ってきた大器。道悪の札幌記念を楽勝して臨んだ天皇賞(秋)では、怪物イクイノックスにこそ差をつけられたがよく追い込んで3着に好走、年明け初戦の金鯱賞もドゥレッツァに格の違いを見せた。昨年のクイーンエリザベス2世Cではおよそ届かない位置から直線だけで2着を確保しており、豪脚はここでも通用する。

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