【2024年最新】チャンピオンズマイル 過去に出走した日本馬と結果を振り返る

チャンピオンズマイル

香港・シャティン競馬場芝1600mで行われるチャンピオンズマイル(G1)。香港競馬の下半期を締めくくる国際競走として設立された「チャンピオンズデー」内で開催されるマイル戦です。スプリント~マイル路線においては世界最高レベルといっていい香港馬相手に日本馬は苦戦が続き、初挑戦となった2005年のコスモバルクから2008年のマイネルシーガル、2014年のマイネルラクリマはいずれも10着と掲示板に届かない大敗を繰り返していました。しかし2016年、日本最強マイラーであるモーリスが堂々の勝利。自身7連勝を飾るとともに重い扉をこじ開けました。近年は日本馬の挑戦が途絶えており、2018年・2019年はビューティージェネレーションが連覇、2021年~2023年にはゴールデンシックスティが3連覇と香港勢が強さを見せています。

「チャンピオンズマイル」日本馬の過去成績(2024年)

出走馬騎手厩舎着順勝ち馬
2005コスモバルク千葉津代士田部和則10着Bulish Luck
2008マイネルシーガル蛯名正義国枝栄10着Good Ba Ba
2014マイネルラクリマ柴田大知上原博之10着Variety Club
2016モーリスJ.モレイラ堀宣行1着
2024エルトンバローズ西村淳也杉山晴紀8着Beauty Eternal
2024オオバンブルマイD.レーン吉村圭司10着Beauty Eternal
2024シャンパンカラー坂井瑠星田中剛11着Beauty Eternal

※2005年は香港ローカルG1

「チャンピオンズマイル」出走予定の日本馬(2024年)

2020年03月18日生 牡馬
栗東・杉山晴紀 厩舎
通算成績:10戦4勝(うち重賞2勝)
主な勝ち鞍:2023年毎日王冠(G2)
エルトンバローズ

ディープブリランテ産駒の星。未勝利時代からソーダズリング、サトノグランツなどのちの重賞ウィナーにもまれ、初勝利を挙げてからは怒涛の4連勝で重賞2勝馬に。特に毎日王冠ではソングライン、シュネルマイスターという日本最強クラスのマイラーを従えてのタイトル獲得で価値が高い。年明け初戦の中山記念は大敗も、本来の脚力をフルに生かせば巻き返せる。

2020年02月26日生 牡馬
栗東・吉村圭司 厩舎
通算成績:7戦4勝(うち重賞2勝)
主な勝ち鞍:2023年ゴールデンイーグル
オオバンブルマイ

4歳マイラーの最強格として世界を股にかけて戦う国際派。昨年はアーリントンC制覇からNHKマイルC3着、オーストラリア遠征では高額賞金レース・ゴールデンイーグルをジョシュア・パー騎手のイン突きで鮮やかに制し、1着賞金525万豪ドルを獲得。年明け初戦のドンカスターマイルは13着に終わったものの、極悪馬場に苦しみながら勝ち馬と0秒6差なら及第点だろう。初の香港で再び「大盤振る舞い」といきたい。

2020年03月03日生 牡馬
美浦・田中剛 厩舎
通算成績:8戦3勝(うち重賞1勝)
主な勝ち鞍:2023年NHKマイルC(G1)
シャンパンカラー

バルドウィナ牝系出身、桜花賞馬ジュエラーやワンカラット、アラタなどと同じファミリーの4歳牡馬。昨年のNHKマイルCでは雨降りしきる中で強烈な差し脚を披露し、人気馬を一刀両断して先頭でゴールイン。3歳マイル王者に輝くとともに、剛腕・内田博幸騎手へ久しぶりのG1タイトルを贈った。近走は大きな着順を並べているが、香港の地で復調のきっかけをつかめるか。

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