【2025年最新】新潟芝1000m歴代好タイムベスト10 レコードはカルストンライトオ・ピューロマジックの53秒7

JRA(中央競馬)の全コースで、唯一直線のみで構成されているコースが新潟芝1000mです。2001年7月に新設されて以降、小細工の効かない純粋な速力勝負を問う舞台とあって何頭もの「スピードキング」が生まれてきました。そんな脚力自慢たちの中で、20年以上もレコードタイムを守り続けているのがカルストンライトオです。2002年8月18日に開催されたアイビスサマーダッシュで軽快にハナを叩くと、4ハロン目に「9秒6」という恐るべきラップを刻むなど(200m=9秒6を単純計算すると時速75kmに相当)、「53秒7」の好タイムで逃げ切りました。同馬は2年後の2004年にもアイビスサマーダッシュを制して同レース2勝目、返す刀でG1・スプリンターズSでも不良馬場の中を逃げ切って短距離王の座に輝いています。2005年スプリンターズS(10着)を最後に引退、父ウォーニングから引き継いだ貴重なマンノウォー系のサイアーラインを担う種牡馬となり、産駒からは2017年の兵庫ダービーを制したブレイヴコールなどが出ました。2025年のアイビスサマーダッシュでは快速牝馬・ピューロマジックが53秒7のタイレコードで走破しましたが、記録を破ることはできませんでした。
順位 | 出走馬 | タイム | レース名 | 着順 | 騎手 | 調教師 |
1T | カルストンライトオ | 53.7 | 2002年アイビスSD(G3) | 1着 | 大西直宏 | 大根田裕之 |
1T | ピューロマジック | 53.7 | 2025年アイビスSD(G3) | 1着 | C.ルメール | 安田翔伍 |
3T | エーシンヴァーゴウ | 53.8 | 2011年アイビスSD(G3) | 1着 | 福永祐一 | 小崎憲 |
3T | ダイメイプリンセス | 53.8 | 2018年アイビスSD(G3) | 1着 | 秋山真一郎 | 森田直行 |
3T | テイエムスパーダ | 53.8 | 2025年アイビスSD(G3) | 2着 | 斎藤新 | 小椋研介 |
6T | メジロダーリング | 53.9 | 2001年アイビスSD(G3) | 1着 | 吉田豊 | 大久保洋吉 |
6T | カルストンライトオ | 53.9 | 2004年アイビスSD(G3) | 1着 | 大西直宏 | 大根田裕之 |
6T | ケイティラブ | 53.9 | 2010年アイビスSD(G3) | 1着 | 西田雄一郎 | 野元昭 |
6T | ライオンボス | 53.9 | 2019年韋駄天S(OP) | 1着 | 鮫島克駿 | 和田正一郎 |
6T | ダンシングニードル | 53.9 | 2023年 3歳以上1勝クラス | 1着 | 田口貫太 | 斉藤崇史 |
6T | ウイングレイテスト | 53.9 | 2025年アイビスSD(G3) | 3着 | 松岡正海 | 畠山吉宏 |
※2025年8月3日時点