【2024年最新】新潟芝1000m歴代好タイムベスト10 レコードはカルストンライトオの53秒7

JRA(中央競馬)の全コースで、唯一直線のみで構成されているコースが新潟芝1000mです。2001年7月に新設されて以降、小細工の効かない純粋な速力勝負を問う舞台とあって何頭もの「スピードキング」が生まれてきました。そんな脚力自慢たちの中で、20年以上もレコードタイムを守り続けているのがカルストンライトオです。2002年8月18日に開催されたアイビスサマーダッシュで軽快にハナを叩くと、4ハロン目に「9秒6」という恐るべきラップを刻むなど(200m=9秒6を単純計算すると時速75kmに相当)、「53秒7」の好タイムで逃げ切りました。同馬は2年後の2004年にもアイビスサマーダッシュを制して同レース2勝目、返す刀でG1・スプリンターズSでも不良馬場の中を逃げ切って短距離王の座に輝いています。2005年スプリンターズS(10着)を最後に引退、父ウォーニングから引き継いだ貴重なマンノウォー系のサイアーラインを担う種牡馬となり、産駒からは2017年の兵庫ダービーを制したブレイヴコールなどが出ました。
順位 | 出走馬 | タイム | レース名 | 着順 | 騎手 | 調教師 |
1 | カルストンライトオ | 53.7 | 2002年アイビスSD(G3) | 1着 | 大西直宏 | 大根田裕之 |
2T | エーシンヴァーゴウ | 53.8 | 2011年アイビスSD(G3) | 1着 | 福永祐一 | 小崎憲 |
2T | ダイメイプリンセス | 53.8 | 2018年アイビスSD(G3) | 1着 | 秋山真一郎 | 森田直行 |
4T | メジロダーリング | 53.9 | 2001年アイビスSD(G3) | 1着 | 吉田豊 | 大久保洋吉 |
4T | カルストンライトオ | 53.9 | 2004年アイビスSD(G3) | 1着 | 大西直宏 | 大根田裕之 |
4T | ケイティラブ | 53.9 | 2010年アイビスSD(G3) | 1着 | 西田雄一郎 | 野元昭 |
4T | ライオンボス | 53.9 | 2019年韋駄天S(OP) | 1着 | 鮫島克駿 | 和田正一郎 |
4T | ダンシングニードル | 53.9 | 2023年 3歳以上1勝クラス | 1着 | 田口貫太 | 斉藤崇史 |
9T | テイエムチュラサン | 54.0 | 2005年アイビスSD(G3) | 1着 | 田嶋翔 | 小島貞博 |
9T | エバーローズ | 54.0 | 2012年 3歳以上500万下 | 1着 | 嶋田純次 | 武藤善則 |
9T | ブレイクタイム | 54.0 | 2002年アイビスSD(G3) | 2着 | 松永幹夫 | 山本正司 |
9T | ウェディングバレー | 54.0 | 2005年アイビスSD(G3) | 2着 | 後藤浩輝 | 松山康久 |
9T | ジェイケイセラヴィ | 54.0 | 2010年アイビスSD(G3) | 2着 | 江田照男 | 坂本勝美 |
9T | ラブカンプー | 54.0 | 2018年アイビスSD(G3) | 2着 | M.デムーロ | 森田直行 |
9T | カッパツハッチ | 54.0 | 2019年韋駄天S(OP) | 2着 | 木幡初也 | 矢野英一 |
※2024年2月7日時点