【2024年最新】芝1200m歴代好タイムベスト10 日本レコードはテイエムスパーダの1分5秒8

JRA(中央競馬)における芝1200mの歴代好タイムをランキング形式で紹介しています。JRAが管轄する10の競馬場のうち、東京競馬場を除く9場で芝1200mの設定が存在しますが、ベスト10のうちメイケイエールのセントウルS(中京競馬場)以外の記録が全て小倉競馬場で樹立されています。これは同コースが2コーナー奥のポケット地点をスタートして以降ほとんど上りが存在せず、下り・平坦で構成されているためです。ランキングの大半を占めている2021年、2022年のCBC賞は例年中京開催ですが、当該年度は京都競馬場の改修に伴う開催日割の変更で小倉開催、馬場造園技術の向上がフルに発揮される夏の開幕週と、好タイムが出る条件がこれ以上ないほど揃っていました。堂々の首位に立つテイエムスパーダは2022年のCBC賞に前走2勝クラス勝ちからの格上挑戦で臨み、48kgの軽ハンデをフルに生かした今村聖奈騎手の気風のいい逃げ(テンの3Fは31.8)で「1分5秒8」の金字塔を打ち立てました。また唯一1990年代の記録としてランキングに残るアグネスワールドの北九州短距離Sは前述の条件を考えると最大級の評価に値する数字で、同馬は次走で仏G1アベイ・ド・ロンシャン賞を制すると、翌年も英G1ジュライC優勝と短距離のビッグタイトルを奪取、日本調教馬として初めて海外複数国のG1を勝つ偉業を達成しています。
順位 | 出走馬 | タイム | レース名 | 着順 | 騎手 | 調教師 |
1 | テイエムスパーダ | 1.05.8 | 2022年CBC賞(G3) | 1着 | 今村聖奈 | 五十嵐忠男 |
2 | ファストフォース | 1.06.0 | 2021年CBC賞(G3) | 1着 | 鮫島克駿 | 西村真幸 |
3 | ピクシーナイト | 1.06.1 | 2021年CBC賞(G3) | 2着 | 福永祐一 | 音無秀孝 |
4T | メイケイエール | 1.06.2 | 2022年セントウルS(G2) | 1着 | 池添謙一 | 武英智 |
4T | アウィルアウェイ | 1.06.2 | 2021年CBC賞(G3) | 3着 | 松山弘平 | 高野友和 |
6 | タイセイビジョン | 1.06.3 | 2021年CBC賞(G3) | 4着 | 川田将雅 | 西村真幸 |
7T | プリモダルク | 1.06.4 | 2021年戸畑特別(2勝クラス) | 1着 | 福永祐一 | 藤原英昭 |
7T | タイセイビジョン | 1.06.4 | 2022年CBC賞(G3) | 2着 | 川田将雅 | 西村真幸 |
7T | ヨカヨカ | 1.06.4 | 2021年CBC賞(G3) | 5着 | 和田竜二 | 谷潔 |
10T | アグネスワールド | 1.06.5 | 1999年北九州短距離S(OP) | 1着 | 武豊 | 森秀行 |
10T | アネゴハダ | 1.06.5 | 2022年CBC賞(G3) | 3着 | 藤懸貴志 | 佐々木晶三 |
10T | ノーワン | 1.06.5 | 2021年CBC賞(G3) | 6着 | 荻野極 | 杉山佳明 |
※2024年2月8日時点