2025年宝塚記念AI予想

以下は、2013年から2024年までの宝塚記念（芝2200m）に関するレースデータをもとに、人気やオッズを一切考慮せず、出走馬の戦績・傾向・特徴を詳細にまとめたものです。

宝塚記念・レース全体の傾向

時計とレース運びの傾向
2022年は2:09.7という高速決着で、逃げ馬タイトルホルダーがマイペースで先行押し切り。ハイペース傾向の年では差し・追込の台頭が目立つ。2023年は良馬場だがやや時計の掛かる展開で2:11.2、また重馬場になるとより時計を要し、持久力勝負となりやすい傾向が出ている。勝ち馬の上がりは34～35秒台が中心。

脚質の特徴
逃げ・先行馬の健闘が目立つ年（2022年タイトルホルダー、2021年ユニコーンライオン、2019年キセキ2着）の一方、先行馬の大半が潰れる年もある。ただ①～④番手追走の馬が穴をあけるケースは継続して見られる。

牝馬の好走が目立つ
牡馬優勢だが牝馬の好走も複数回（クロノジェネシス、スルーセブンシーズ、ショウナンパンドラなど）。牝馬は切れ味勝負に強く、2200mの持久力戦でもラスト3Fで上位進出する傾向。4歳馬の好走が多いが、5歳～6歳も安定して馬券圏内。7歳以上の好走例もあり、年齢による明確な衰えは見られにくい。

大阪杯組など中距離G1組、海外帰りに注目
春のG1からの直行組も多く、ベラジオオペラなどが好走例。大阪杯での位置取りや内容が宝塚記念のパフォーマンスに反映されやすい。
ドバイなどの海外G1から直行する馬も好成績（イクイノックス、クロノジェネシスなど）。海外帰りの実績馬が適応力を見せるケースが多い。

非G1馬・重賞未勝利馬の激走は稀
馬券圏内はほとんどが重賞実績馬。未勝利馬での激走はごく一部に限られる。

【宝塚記念2025（阪神芝2200m）AIランク評価＆展開予想】

Sランク（最有力）
17. レガレイラ（牝4）
有馬記念勝ち馬で、2500mの消耗戦を上がり34.9秒で差し切った実績がある。2200mへの距離短縮はプラス。エリザベス女王杯でも上がり最速級の脚を使っており、非根幹距離・阪神2200mへの適性も十分とみられる。休養明けだが、過去の傾向からもリフレッシュ明けの牝馬の激走は珍しくない。展開的にも差し・追込が有利な流れが濃厚で、総合力・瞬発力・馬場適性のバランスが最も高い。

Aランク（有力）
2. ドゥレッツァ（牡5）
ジャパンカップ2着、海外G1でも好走しており、2400m以上の持久力戦に強い。馬場が渋った状況でもパフォーマンスを落としにくいタイプ。直線での脚も確実で、内枠からロスなく立ち回れる点も有利。阪神2200mの適性も高く、展開が向けば勝ち負け可能。

15. ロードデルレイ（牡5）
大阪杯2着、日経新春杯1着と近走の充実度が高い。2200mでの勝ち鞍があり、パワー型の持続力勝負に強い。川田騎手騎乗で、馬場・展開ともに適性が高い。中団から外目を進出できれば上位争いが可能。

Bランク（相手・押さえ）
1. ベラジオオペラ（牡5）
大阪杯勝ち馬で、阪神2000mの良馬場で速い上がりを使える。先行力があり、馬場が悪化しても粘り強い。先行馬が残るパターンも想定されるため、展開次第で馬券圏内が狙える。

9. ヨーホーレイク（牡7）
京都記念（稍重）勝ち、近走も上がり最速級の脚を使っている。重馬場適性が高く、2200mの持久力戦は得意。高齢馬の激走が多い宝塚記念の傾向にも合致する。

13. アーバンシック（牡4）
菊花賞馬で、日経賞（稍重）でも好走。スタミナとパワーに優れ、重馬場での消耗戦に強い。ルメール騎手騎乗で、展開が向けば上位進出が可能。

16. ショウナンラプンタ（牡4）
天皇賞春3着、阪神大賞典4着と長距離の消耗戦で安定。2200mへの距離短縮もプラスで、重馬場でのパワー型持続力勝負に対応できる。

Cランク（穴候補）
3. ローシャムパーク（牡6）
5. チャックネイト（セ7）
6. ボルドグフーシュ（牡6）
10. リビアングラス（牡4）

【宝塚記念2025（阪神芝2200m）AI想定レース展開】

馬場状態は「重」で、例年の宝塚記念同様にスタミナとパワーが問われる消耗戦が想定される。メイショウタバルがハナを主張し、リビアングラスやベラジオオペラが先行集団を形成。ペースは前半やや速めで、道中も緩まず、後半は差し・追込勢が台頭しやすい展開となる。直線は馬場の荒れた内を避けて外差しが有利。持久力と重馬場適性、直線での瞬発力が問われる。

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