2026年スプリンターズS(G1)特集

中山11R/芝1200m/(国際)(指)
2025スプリンターズS_ウインカーネリアン

関連最新ニュース

出走予定注目馬

牝3 栗東・高野友和 厩舎
スターアニス

2歳女王から桜花賞馬へと駆け上がった世代屈指の快速牝馬。デビューから2戦は芝1200mを使われ、2戦目の小倉未勝利では1分08秒0で7馬身差の圧勝。その後は距離を延ばして阪神ジュベナイルフィリーズを制し、今年の桜花賞でも中団から鮮やかに抜け出して2馬身半差の完勝、G1・2勝目を挙げた。1番人気に支持されたオークスは12着に敗れたが、血統的にもレースぶりからも2400mより短距離でこそ持ち味が生きるタイプ。母エピセアロームもスプリント重賞勝ち馬で、今回は原点ともいえる1200mへ一気の距離短縮。ルメール騎手との新コンビで古馬スプリンターをまとめて撃破できれば、短距離界の勢力図を一変させる存在になる。

9歳を迎えてなおトップスプリンターとして第一線を走り続ける歴戦の古豪。もともとはマイル路線を中心に実績を積んできたが、年齢を重ねて1200mへの適性が開花し、昨年のスプリンターズステークスでは1分06秒9の好時計で待望のG1初制覇を成し遂げた。今年の高松宮記念でもサトノレーヴから0秒3差の3着と能力の衰えをまったく感じさせず、前走キーンランドカップも59kgを背負いながら3着に踏ん張った。先行して簡単には止まらない持続力と勝負根性は中山芝1200mで大きな武器になる。昨年と同じ舞台で、自らの記録をさらに更新するスプリンターズS連覇を狙う。

父タワーオブロンドン譲りのスピードを武器に、1200mから1600mまで高いレベルでこなすスプリントマイル路線の主役候補。3歳時にはNHKマイルカップを制してG1タイトルを獲得すると、夏のキーンランドカップでは古馬を相手に1200mでも重賞制覇。今年に入っても高松宮記念4着、安田記念5着と異なるカテゴリーのG1で崩れず、地力の高さを示している。前走のキーンランドカップは連覇こそ逃したものの、58kgを背負って好位から伸び、サウンドモリアーナに次ぐ2着。純粋なスピード勝負になれば現役でも上位の存在で、4歳秋を迎えて完成度がさらに増せば、2つ目のG1タイトルに手が届いていい。

短距離路線で一気に頭角を現した上がり馬。サートゥルナーリア産駒ながら母父には名スプリンターのサクラバクシンオーを持ち、その血統どおり芝1200mで圧倒的なスピード性能を見せている。今春のオーシャンステークスこそ6着に敗れたものの、鞍馬ステークスを1分06秒4で制すと、北九州記念では重馬場を押し切って重賞初制覇。さらに前走セントウルステークスでも2番手から抜け出し、1分06秒9でピューロマジックを退けて重賞連勝を決めた。逃げなくても速い時計で押し切れる競馬の幅はG1でも大きな強み。勢いという点ならメンバー随一で、短距離界の新王者へ一気に駆け上がる可能性を秘めている。

ダートで勝ち上がりながら、芝へ矛先を向けて才能が一気に開花した異色の快速牝馬。父はマイルG1・2勝のミッキーアイル、母サウンドリアーナも重賞ウイナーというスピード色の濃い配合で、昨秋から芝1200mを主戦場にすると着実に力をつけてきた。今年は船橋ステークス、モルガナイトステークスを連勝し、重馬場の北九州記念6着を挟んで臨んだキーンランドカップでは2番手追走から堂々と抜け出し、パンジャタワー、ウインカーネリアンというG1馬2頭を完封して重賞初制覇。良馬場の高速決着で見せた先行力は本物で、まだキャリア15戦の4歳牝馬だけに伸びしろも十分。勢いそのままに初のG1挑戦で頂点を狙う。

その他、2023年の覇者ママコチャ、2024年の覇者ルガル、昨年わずかアタマ差の2着に泣いたジューンブレア、今年の函館スプリントステークス、アイビスサマーダッシュを連勝したピューロマジックら実力馬が控える豪華メンバー。歴代王者から勢いに乗る新興勢力まで顔をそろえ、今年も激しいスピード決戦が期待される。

スプリンターズS(G1)出馬表

枠順は9月25日(金) 9時すぎに確定。

前哨戦・重賞結果

2026.06.13 函館11R 芝1200m 13頭 晴 稍重
函館スプリントS

1着 ピューロマジック (6人気)
2着 エーティーマクフィ (4人気)
3着 レイピア (1人気)
2026函館スプリントS_ピューロマジック

2026.07.05 小倉11R 芝1200m 13頭 小雨 重
北九州記念

1着 フリッカージャブ (1人気)
2着 ジェニファー (9人気)
3着 ヨシノイースター (4人気)
2026北九州記念_フリッカージャブ

2026.08.02 新潟7R 芝1000m 17頭 晴 良
アイビスサマーダッシュ

1着 ピューロマジック (1人気)
2着 ロードトレイル (14人気)
3着 カウスリップ (10人気)
2026アイビスサマーダッシュ_ピューロマジック

2026.08.09 中京7R 芝1200m 18頭 晴 良
CBC賞

1着 フロムダスク (12人気)
2着 レイピア (2人気)
3着 レッドエヴァンス (3人気)
2026CBC賞_フロムダスク

2026.08.23 札幌11R 芝1200m 16頭 晴 良
キーンランドC1着優先出走

2026.09.06 阪神11R 芝1200m 16頭 曇 良
セントウルS1着優先出走

1着 フリッカージャブ (1人気)
2着 ピューロマジック (2人気)
3着 ママコチャ (5人気)
2026セントウルS_フリッカージャブ

出走予定馬の「調教後の馬体重」

レース開催週の木曜日17時~発表予定。

特別登録 日本馬のレーティング順位

レーティング順位の上位10頭は他の日本馬より優先して出走できます。

順位馬名レーティング備考
1スターアニス116牝馬
2ワールズエンド117
3ウインカーネリアン116
4パンジャタワー116
5ジューンブレア111牝馬
6ルガル114
7フリッカージャブ114
8レッドモンレーヴ114
9サウンドモリアーナ110牝馬
10ピューロマジック109牝馬
11エーティーマクフィ112
12ママコチャ108牝馬
13ペアポルックス112
14レイピア111
15リリージョワ107牝馬
16ヨシノイースター110
17アイサンサン106牝馬
  • 9/14(月)JRA発表。
    9/22(火)までに他のレースに出走した場合、レーティング順位は変更となる場合があります。詳細については、JRAのHPをご確認ください。

スプリンターズSプレレーティング

レース開催週の月曜日発表予定。

スプリンターズS(G1)歴代優勝馬

2025.09.28 中山11R 芝1200m 16頭 晴 良
スプリンターズS

ウインカーネリアン
単勝 50.0倍 (11人気)
1:06.9 (33.0)
三浦皇成騎手
牡8 美浦・鹿戸雄一厩舎
2025スプリンターズS_ウインカーネリアン

2024.09.29 中山11R 芝1200m 16頭 曇 良
スプリンターズS

ルガル
単勝 28.5倍 (9人気)
1:07.0 (34.2)
西村淳也騎手
牡4 栗東・杉山晴紀厩舎
2024スプリンターズS_ルガル

2023.10.01 中山11R 芝1200m 16頭 曇 良
スプリンターズS

ママコチャ
単勝 4.9倍 (3人気)
1:08.0 (34.5)
川田将雅騎手
牝4 栗東・池江泰寿厩舎
2023スプリンターズS_ママコチャ

2022.10.02 中山11R 芝1200m 16頭 晴 良
スプリンターズS

ジャンダルム
単勝 20.3倍 (8人気)
1:07.8 (34.6)
荻野極騎手
牡7 栗東・池江泰寿厩舎
2022スプリンターズS_ジャンダルム

2021.10.03 中山11R 芝1200m 16頭 晴 良
スプリンターズS

ピクシーナイト
単勝 5.3倍 (3人気)
1:07.1 (33.4)
福永祐一騎手
牡3 栗東・音無秀孝厩舎
2021スプリンターズS_ピクシーナイト

データ分析

脚質

脚質成績勝率連対率3着内率
逃げ0-3-1-60.0%30.0%40.0%
先行5-4-2-2414.3%25.7%31.4%
差し4-3-4-506.6%11.5%18.0%
追込1-0-3-491.9%1.9%7.5%

人気

人気成績勝率連対率3着内率
1番人気3-0-2-530.0%30.0%50.0%
2番人気1-2-1-610.0%30.0%40.0%
3番人気3-2-0-530.0%50.0%50.0%
4番人気0-0-1-90.0%0.0%10.0%
5番人気0-2-1-70.0%20.0%30.0%
6-9番人気2-3-2-335.0%12.5%17.5%
10番人気以下1-1-3-651.4%2.9%7.1%

枠番

枠番成績勝率連対率3着内率
1枠1-2-4-135.0%15.0%35.0%
2枠1-1-1-175.0%10.0%15.0%
3枠1-0-4-155.0%5.0%25.0%
4枠3-2-0-1515.0%25.0%25.0%
5枠1-2-0-175.0%15.0%15.0%
6枠0-1-0-190.0%5.0%5.0%
7枠2-1-0-1710.0%15.0%15.0%
8枠1-1-1-175.0%10.0%15.0%

前走着順

前走着順成績勝率連対率3着内率
1着4-3-3-2212.5%21.9%31.3%
2着2-4-0-256.5%19.4%19.4%
3着1-0-1-127.1%7.1%14.3%
4着0-1-1-50.0%14.3%28.6%
5着1-0-3-412.5%12.5%50.0%
6-9着0-1-2-320.0%2.9%8.6%
10着以下2-1-0-306.1%9.1%9.1%

ステップレース

レース成績勝率連対率3着内率
高松宮記念1-1-0-225.0%50.0%50.0%
安田記念2-0-1-428.6%28.6%42.9%
函館スプリントS0-0-1-40.0%0.0%20.0%
北九州記念2-1-1-179.5%14.3%19.0%
アイビスSD0-0-0-40.0%0.0%0.0%
CBC賞1-2-0-220.0%60.0%60.0%
キーンランドC1-1-4-352.4%4.9%14.6%
セントウルS3-4-1-445.8%13.5%15.4%
海外0-0-0-110.0%0.0%0.0%
その他0-1-2-70.0%10.0%30.0%

年齢

年齢成績勝率連対率3着内率
3歳馬1-2-1-155.3%15.8%21.1%
4歳馬4-4-4-2610.5%21.1%31.6%
5歳馬2-4-1-374.5%13.6%15.9%
6歳馬1-0-3-283.1%3.1%12.5%
7歳上2-0-1-247.4%7.4%11.1%

所属

所属成績勝率連対率3着内率
関東馬5-2-2-2713.9%19.4%25.0%
関西馬5-8-8-984.2%10.9%17.6%
外国馬0-0-0-50.0%0.0%0.0%

性別

性別成績勝率連対率3着内率
牡馬・セン馬8-5-4-857.8%12.7%16.7%
牝馬2-5-6-453.4%12.1%22.4%

騎手

順位騎手成績勝率連対率3着内率
1川田将雅2-1-1-425.0%37.5%50.0%
2ルメール2-1-1-233.3%50.0%66.7%
3M.デムーロ2-0-0-166.7%66.7%66.7%
4福永祐一1-0-0-516.7%16.7%16.7%
5三浦皇成1-0-0-420.0%20.0%20.0%
6西村淳也1-0-0-233.3%33.3%33.3%
7荻野極1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
8松山弘平0-2-1-30.0%33.3%50.0%
9武豊0-1-1-50.0%14.3%28.6%
10岩田康誠0-1-0-50.0%16.7%16.7%

調教師

順位調教師成績勝率連対率3着内率
1池江泰寿2-0-0-340.0%40.0%40.0%
2尾関知人2-0-0-250.0%50.0%50.0%
3藤沢和雄2-0-0-166.7%66.7%66.7%
4音無秀孝1-2-0-512.5%37.5%37.5%
5高橋義忠1-0-0-150.0%50.0%50.0%
5杉山晴紀1-0-0-150.0%50.0%50.0%
7鹿戸雄一1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
8安田隆行0-1-1-60.0%12.5%25.0%
9森田直行0-1-0-60.0%14.3%14.3%
10梅田智之0-1-0-50.0%16.7%16.7%

馬主

順位馬主成績勝率連対率3着内率
1ゴドルフィン2-0-0-433.3%33.3%33.3%
2東京HR2-0-0-340.0%40.0%40.0%
3サンデーR1-1-0-320.0%40.0%40.0%
3ウイン1-1-0-320.0%40.0%40.0%
5シルクR1-0-0-420.0%20.0%20.0%
6金子真人HD1-0-0-325.0%25.0%25.0%
6前田幸治1-0-0-325.0%25.0%25.0%
8江馬由将1-0-0-150.0%50.0%50.0%
9ダノックス0-1-1-30.0%20.0%40.0%
10廣崎利洋HD0-1-0-40.0%20.0%20.0%
10キャピタルS0-1-0-40.0%20.0%20.0%

生産者

順位生産者成績勝率連対率3着内率
1ノーザンF3-2-1-2011.5%19.2%23.1%
2社台F2-0-0-528.6%28.6%28.6%
3ダーレーJF2-0-0-433.3%33.3%33.3%
4コスモヴューF1-1-0-320.0%40.0%40.0%
5三嶋牧場1-0-0-420.0%20.0%20.0%
6North Hills1-0-0-150.0%50.0%50.0%
7ケイアイF0-1-1-30.0%20.0%40.0%
8奥山博0-1-0-30.0%25.0%25.0%
8清水牧場0-1-0-30.0%25.0%25.0%
10Alpha Delta Stables0-1-0-20.0%33.3%33.3%

種牡馬

順位種牡馬成績勝率連対率3着内率
1スウェプトオーヴァーボード2-0-1-150.0%50.0%75.0%
2ディープインパクト1-1-0-514.3%28.6%28.6%
3アドマイヤムーン1-0-1-612.5%12.5%25.0%
4スクリーンヒーロー1-0-0-325.0%25.0%25.0%
5クロフネ1-0-0-233.3%33.3%33.3%
5モーリス1-0-0-233.3%33.3%33.3%
7ドゥラメンテ1-0-0-150.0%50.0%50.0%
7Kitten’s Joy1-0-0-150.0%50.0%50.0%
9Raven’s Pass1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
10ロードカナロア0-1-1-130.0%6.7%13.3%

※過去10年のスプリンターズS集計

レースガイド

■秋季G1の開幕を告げる電撃の6ハロン戦

日本競馬で初となる短距離重賞「スプリンターズステークス」(中山・芝1200m)として1967年に創設。第1~2回はハンデキャップ競走として施行。第3回以降の1969年より別定重量に変更されると、施行時期が主に10月となる秋季へ移行。以後1981~1983年まで2月末に施行された。

そして1984年のグレード制導に伴いG3に格付けと同時に、京王杯スプリングCや安田記念などのステップとして3月に施行時期を変更された。その後1987年のG2への格上を経て、1990年・第24回にてG1へ昇格し暮れのスプリント戦(別定重量)として12月の施行となった。本競走も他の重賞と同様に1994年より国際競走となり外国調教馬が、翌1995年には指定競走となり地方所属馬にも出走可能となった。

2000年の距離体系整備に伴い第34回より施行時期が現在の秋季初めに移行し、秋G1の開幕戦となっている。なお、2005年より世界各国のスプリント戦をまたにかけて争われる「グローバルスプリントチャレンジ」に組み込まれ(2010年までは第6戦、2011年は第7戦、2012年からは第8戦)現在に至っている。

また、上記シリーズの一戦となったこともあり外国馬の挑戦も多く、2005年サイレントウィットネス(香港)、2006年テイクオーバーターゲット(オーストラリア)、2010年ウルトラファンタジー(香港)などが優勝を飾っているのも特徴である。

能力の高い馬が全盛を極める期間が比較的長いとされる中長距離と違い、スプリント戦はスタートを含めて一瞬の駆け引きと判断が要求されるため、全盛期が短いとされる。それを示すようにG1昇格後に本競走を連覇した馬は1993年・1994年のサクラバクシンオーと、2012年・2013年のロードカナロア、2016年・2017年のレッドファルクスの3頭のみ。いずれも歴史に名を残すスプリンターであり、逆に取るとそれ程過酷なレースがこのスプリンターズステークスであると言える。

電撃の6ハロン戦と称される本競走は、秋のG1開幕を告げるのにおあつらえむき。スタートからゴールまで刹那の60秒間は固唾を呑んで見守りたい。