2025年宝塚記念(G1)特集

阪神11R/芝2200m/(国際)(指)
2024宝塚記念_ブローザホーン

関連最新ニュース

出走予定注目馬

牝4 美浦・木村哲也 厩舎
レガレイラ

ウインドインハーヘアの血を引く母ロカが送り出した女傑。牝馬としては異例のホープフルS挑戦、制覇から3歳牡馬クラシックに挑戦するも跳ね返され、秋はローズSからエリザベス女王杯で連続5着ともどかしい結果が続いていたおのの、暮れの有馬記念では鞍上の見事な先行策に応え、64年ぶりに3歳牝馬として同レースを制した。骨折休養明けとなる今回はグランプリ連覇がかかる。

抜群の操縦性とレースセンスが武器の優等生。前走の大阪杯は馬がコースを知っているかのごときそつのないレース運びを披露し、危なげなく連覇を達成した。昨年の宝塚記念はレース直線の豪雨で道悪となり、適性に優るブローザホーンとソールオリエンスに先着を許したが3着を確保しており、総合的に見て最も強い競馬だった。良馬場ならG1・3勝目が見えてくる。

牡4 美浦・武井亮 厩舎
アーバンシック

皐月賞4着、ダービー11着と春二冠は苦汁をなめたが、セントライト記念ではニュースタイルのイン差しを披露して重賞初制覇を飾り、続く菊花賞も勝って最後の一冠を手に入れた。ダノンデサイルがドバイシーマクラシック、ヘデントールが天皇賞(春)と同期のライバルが国内外のG1を制圧する中、4歳強しを証明すべく再び年長馬との戦いに挑む。

数々の素質馬を輩出してきたクロウキャニオンの最高傑作。前走の大阪杯は痛恨の出負けを喫したものの、腹をくくった鞍上のロスのない捌きで3着まで追い込んだ。7歳だからキャリア13戦と大事に使われていて馬がまだまだ若く、今年初戦の京都記念は稍重馬場を鋭く伸びたように道悪にも対応可能。目下の充実度なら悲願のG1獲りも夢ではない。

昨年暮れはデシエルトに2戦続けて千切られたものの、日経新春杯はハイペースをやり過ごしながら直線鋭く伸びて2分9秒8の好タイムで勝利、続く大阪杯ではイン有利のトラックバイアスを感じさせない大外一気で連対圏まで突っ込んできた。ここまで道悪の経験がなく未知数な部分を残すが、メキメキ力をつけており楽しみな存在。

その他おととしの菊花賞馬で、ジャパンC2着、ドバイシーマクラシック3着と世界の2400m路線でトップクラスに位置するドゥレッツァ、昨年の宝塚記念2着馬ソールオリエンス、昨年のブリーダーズカップターフ2着馬ローシャムパーク、古豪ジャスティンパレスなどが脇を固める好メンバー。今年から日程が1週前倒しされており、ローテーション面により気を配りたい春のグランプリだ。

宝塚記念(G1)出馬表

馬名性齢重量騎手
1ベラジオオペラ牡558横山和生
2ドゥレッツァ牡558横山武史
3ローシャムパーク牡658池添謙一
4プラダリア牡658高杉吏麒
5チャックネイトセ758D.レーン
6ボルドグフーシュ牡658内田博幸
7ジャスティンパレス牡658M.ディー
8シュヴァリエローズ牡758北村友一
9ヨーホーレイク牡758岩田望来
10リビアングラス牡558坂井瑠星
11ソールオリエンス牡558松山弘平
12メイショウタバル牡458武豊
13アーバンシック牡458C.ルメール
14ジューンテイク牡458藤岡佑介
15ロードデルレイ牡558川田将雅
16ショウナンラプンタ牡458幸英明
17レガレイラ牝456戸崎圭太

前哨戦・重賞結果

2024.12.22 中山11R 芝2500m 16頭 晴 良
有馬記念

1着 レガレイラ (5人気)
2着 シャフリヤール (10人気)
3着 ダノンデサイル (2人気)
2024有馬記念_レガレイラ

2025.03.29 中山11R 芝2500m 15頭 曇 稍重
日経賞

1着 マイネルエンペラー (2人気)
2着 チャックネイト (5人気)
3着 アーバンシック (1人気)
2025日経賞_イネルエンペラー

2025.04.06 阪神11R 芝2000m 15頭 晴 良
大阪杯

1着 ベラジオオペラ (2人気)
2着 ロードデルレイ (4人気)
3着 ヨーホーレイク (8人気)
2025大阪杯_ベラジオオペラ

2025.05.04 京都11R 芝3200m 15頭 晴 良
天皇賞(春)

1着 ヘデントール (1人気)
2着 ビザンチンドリーム (6人気)
3着 ショウナンラプンタ (4人気)
2025天皇賞(春)_ヘデントール

出走予定馬の「調教後の馬体重」

出走予定馬の「調教後の馬体重」は下記となります。

馬名馬体重計量日計量
場所
前走
馬体重
ベラジオオペラ5206/12(木)栗東508
ドゥレッツァ4766/12(木)美浦海外
ローシャムパーク5086/11(水)栗東海外
プラダリア4786/12(木)栗東476
チャックネイト4946/12(木)栗東494
ボルドグフーシュ5146/12(木)栗東510
ジャスティンパレス4826/11(水)栗東474
シュヴァリエローズ4706/12(木)栗東468
ヨーホーレイク5346/11(水)栗東526
リビアングラス5106/12(木)栗東494
ソールオリエンス4806/12(木)美浦466
メイショウタバル5186/11(水)栗東海外
アーバンシック5226/11(水)美浦514
ジューンテイク4986/11(水)栗東488
ロードデルレイ4966/11(水)栗東486
ショウナンラプンタ5546/12(木)栗東542
レガレイラ4836/12(木)美浦468
  • 馬体重の数値は「kg」。
  • 開催場以外で計量した競走馬については、計量後に開催場へ「輸送」しています。
  • 馬体重は、「調教」「輸送」「飼付」「排糞」等により、常に大きく変動します。
  • 上記馬体重は、あくまでも計量時のデータであり、レース当日の馬体重とは異なります。
  • レース当日に発表する馬体重は、発走時刻の概ね65分前に計量しています。
  • 前走が海外の競馬であっても馬体重を計量している場合には、「前走馬体重」を表記しています。

詳細については、JRAのHPをご確認ください。

宝塚記念・馬体診断

宝塚記念プレレーティング

馬名2024年度
JPN
ランキング
2025年度
レーティング
最高値
2025年
レーティング該当レース
(2024年該当レース)
アーバンシック117 L,E115 L日経賞3着
(菊花賞1着
有馬記念6着)
ジャスティンパレス119 L113 I大阪杯6着
(ジャパンC5着)
シュヴァリエローズ112 L,E(京都大賞典1着
ステイヤーズS1着)
ジューンテイク112 L(神戸新聞杯2着)
ショウナンラプンタ113 E114 E天皇賞(春)3着
(菊花賞4着)
ソールオリエンス117 L(宝塚記念2着)
ダノンベルーガ118 M(ドバイターフ3着)
チャックネイト113 L111 L日経賞2着
(AJCC1着)
ドゥレッツァ123 L120 Lドバイシーマ3着
(ジャパンC2着)
プラダリア116 L(宝塚記念4着)
ベラジオオペラ118 L118 I大阪杯1着
(有馬記念4着)
ボルドグフーシュ103 I108 LAJCC4着
(チャレンジC4着)
メイショウタバル113 M,L115 Mドバイターフ5着
(毎日杯1着
神戸新聞杯1着)
ヨーホーレイク112 I114 I大阪杯3着
(鳴尾記念1着)
リビアングラス110 L京都記念2着
日経賞4着
レガレイラ118 L(有馬記念1着)
ローシャムパーク122 L113 IQエリザベスS6着
(BCターフ2着)
ロードデルレイ108 I116 I,L日経新春杯1着
大阪杯2着
(白富士S1着
中日新聞杯2着)

【プレレーティング表の見かた】
(1)レーティングとは、競走馬の能力を示す客観的な指標となるもので、着差・負担重量・過去の勝馬との比較などをもとに、国際的に統一された基準により、数値化したものです。
(2)ここに示すプレレーティング表は、登録各馬が本年度のレースで獲得した最高値(原則として、G1・Jpn1競走は6着まで、その他の重賞・オープン競走は4着までが対象)と、昨年度のJPNサラブレッドランキングの数値を掲載しています。
(3)空欄の馬は、上記(2)の基準を満たしていない馬です。
(4)レーティングに付随するアルファベット(SMILE)は、そのレーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。
S 【Sprint】 1,000m-1,300m [1,000m-1,599m(CAN/USA)]
M 【Mile】 1,301m-1,899m [1,600m-1,899m(CAN/USA)]
I 【Intermediate】 1,900m-2,100m
L 【Long】 2,101m-2,700m
E 【Extended】 2,701m-
※詳細については、JRAのHPをご確認ください。

宝塚記念ファン投票

投票期間
5月8日(木)~5月25日(日)
投票結果発表スケジュール
第1回中間発表:5月15日(木)
第2回中間発表:5月22日(木)
最終発表:5月29日(木)

最終発表:5月29日(木)
有効投票数 3,009,616票

順位馬名得票数性齢調教師
1ベラジオオペラ228,950牡5上村洋行
2レガレイラ211,634牝4木村哲也
3アーバンシック185,411牡4武井亮
4ブローザホーン160,027牡6吉岡辰弥
5ダノンデサイル157,046牡4安田翔伍
6チェルヴィニア153,288牝4木村哲也
7ジャスティンパレス143,287牡6杉山晴紀
8ヘデントール127,054牡4木村哲也
9クロワデュノール114,557牡3斉藤崇史
10ソールオリエンス96,224牡5手塚貴久
11ドゥレッツァ90,912牡5尾関知人
12ソウルラッシュ88,124牡7池江泰寿
13ミュージアムマイル80,789牡3高柳大輔
14テーオーロイヤル63,546牡7岡田稲男
15アルマヴェローチェ62,147牝3上村洋行
16タスティエーラ51,963牡5堀宣行
17シンエンペラー48,797牡4矢作芳人
18サトノレーヴ47,475牡6堀宣行
19アドマイヤズーム47,320牡3友道康夫
20エンブロイダリー41,725牝3森一誠

特別登録馬のうちファン投票上位10頭は優先して出走できます。
※21位以下などの詳細については、JRAのHPをご確認ください。

第2回中間発表:5月22日(木)
有効投票数 2,019,199票

順位馬名得票数性齢調教師
1ベラジオオペラ154,692牡5上村洋行
2レガレイラ141,194牝4木村哲也
3アーバンシック123,782牡4武井亮
4ダノンデサイル109,251牡4安田翔伍
5ブローザホーン103,632牡6吉岡辰弥
6チェルヴィニア102,691牝4木村哲也
7ジャスティンパレス95,982牡6杉山晴紀
8ヘデントール79,038牡4木村哲也
9クロワデュノール77,353牡3斉藤崇史
10ソールオリエンス65,630牡5手塚貴久
11ドゥレッツァ61,834牡5尾関知人
12ソウルラッシュ59,185牡7池江泰寿
13ミュージアムマイル55,314牡3高柳大輔
14テーオーロイヤル43,060牡7岡田稲男
15アルマヴェローチェ39,612牝3上村洋行
16タスティエーラ34,915牡5堀宣行
17シンエンペラー32,052牡4矢作芳人
18サトノレーヴ31,741牡6堀宣行
19アドマイヤズーム31,597牡3友道康夫
20エンブロイダリー27,910牝3森一誠

※21位以下などの詳細については、JRAのHPをご確認ください。

第1回中間発表:5月15日(木)
有効投票数 1,194,691票

順位馬名得票数性齢調教師
1ベラジオオペラ91,593牡5上村洋行
2レガレイラ82,841牝4木村哲也
3アーバンシック72,751牡4武井亮
4ダノンデサイル66,920牡4安田翔伍
5チェルヴィニア60,275牝4木村哲也
6ブローザホーン58,337牡6吉岡辰弥
7ジャスティンパレス56,086牡6杉山晴紀
8クロワデュノール45,790牡3斉藤崇史
9ソールオリエンス38,962牡5手塚貴久
10ヘデントール37,785牡4木村哲也
11ドゥレッツァ37,573牡5尾関知人
12ソウルラッシュ35,490牡7池江泰寿
13ミュージアムマイル33,078牡3高柳大輔
14テーオーロイヤル25,542牡7岡田稲男
15アルマヴェローチェ23,500牝3上村洋行
16タスティエーラ20,550牡5堀宣行
17サトノレーヴ19,067牡6堀宣行
18シンエンペラー19,034牡4矢作芳人
19アドマイヤズーム18,655牡3友道康夫
20エンブロイダリー16,992牝3森一誠

※21位以下などの詳細については、JRAのHPをご確認ください。

宝塚記念(G1)歴代優勝馬

2024.06.23 京都11R 芝2200m 13頭 曇 重
宝塚記念

ブローザホーン
単勝 7.5倍 (3人気)
2:12.0 (34.0)
菅原明良騎手
牡5 栗東・吉岡辰弥厩舎
2023宝塚記念_ブローザホーン

2023.06.25 阪神11R 芝2200m 17頭 曇 良
宝塚記念

イクイノックス
単勝 1.3倍 (1人気)
2:11.2 (34.8)
C.ルメール騎手
牡4 美浦・木村哲也厩舎
2023宝塚記念_イクイノックス

2022.06.26 阪神11R 芝2200m 18頭 晴 良
宝塚記念

タイトルホルダー
単勝 4.2倍 (2人気)
R2:09.7 (36.1)
横山和生騎手
牡4 美浦・栗田徹厩舎
2022宝塚記念_タイトルホルダー

2021.06.27 阪神11R 芝2200m 13頭 晴 良
宝塚記念

クロノジェネシス
単勝 1.8倍 (1人気)
2:10.9 (34.4)
C.ルメール騎手
牝5 栗東・斉藤崇史厩舎
2021宝塚記念_クロノジェネシス

2020.06.28 阪神11R 芝2200m 18頭 曇 稍重
宝塚記念

クロノジェネシス
単勝 4.1倍 (2人気)
2:13.5 (36.3)
北村友一騎手
牝4 栗東・斉藤崇史厩舎
2020宝塚記念_クロノジェネシス

データ分析

脚質

脚質成績勝率連対率3着内率
逃げ0-2-1-70.0%20.0%30.0%
先行6-1-3-2915.4%17.9%25.6%
差し4-3-5-457.0%12.3%21.1%
追込0-4-1-390.0%9.1%11.4%

人気

人気成績勝率連対率3着内率
1番人気2-2-0-620.0%40.0%40.0%
2番人気2-0-3-520.0%20.0%50.0%
3番人気3-0-0-730.0%30.0%30.0%
4番人気0-0-2-80.0%0.0%20.0%
5番人気0-2-1-70.0%20.0%30.0%
6-9番人気3-3-1-337.5%15.0%17.5%
10番人気以下0-3-3-540.0%5.0%10.0%

枠番

枠番成績勝率連対率3着内率
1枠0-2-2-110.0%13.3%26.7%
2枠1-1-2-126.3%12.5%25.0%
3枠2-2-1-1112.5%25.0%31.3%
4枠0-0-1-170.0%0.0%5.6%
5枠1-2-1-155.3%15.8%21.1%
6枠0-1-1-180.0%5.0%10.0%
7枠0-2-1-190.0%9.1%13.6%
8枠6-0-1-1725.0%25.0%29.2%

前走着順

前走着順成績勝率連対率3着内率
1着3-2-4-1811.1%18.5%33.3%
2着4-2-1-1023.5%35.3%41.2%
3着1-0-1-127.1%7.1%14.3%
4着1-1-0-127.1%14.3%14.3%
5着0-0-0-140.0%0.0%0.0%
6-9着1-4-4-362.2%11.1%20.0%
10着以下0-1-0-180.0%5.3%5.3%

ステップレース

レース成績勝率連対率3着内率
海外3-2-1-2111.1%18.5%22.2%
大阪杯2-3-2-217.1%17.9%25.0%
天皇賞(春)3-3-3-307.7%15.4%23.1%
ヴィクトリアM0-0-3-20.0%0.0%60.0%
目黒記念1-0-1-155.9%5.9%11.8%
鳴尾記念1-1-0-165.6%11.1%11.1%
その他0-1-0-150.0%6.3%6.3%

年齢

年齢成績勝率連対率3着内率
3歳馬0-0-0-10.0%0.0%0.0%
4歳馬3-2-6-277.9%13.2%28.9%
5歳馬7-4-4-4212.3%19.3%26.3%
6歳馬0-3-0-230.0%11.5%11.5%
7歳上0-1-0-270.0%3.6%3.6%

所属

所属成績勝率連対率3着内率
関東馬4-5-0-2412.1%27.3%27.3%
関西馬6-4-10-965.2%8.6%17.2%
外国馬0-1-0-00.0%100.0%100.0%

性別

性別成績勝率連対率3着内率
牡馬・セン馬6-8-6-1054.8%11.2%16.0%
牝馬4-2-4-1516.0%24.0%40.0%

騎手

順位騎手成績勝率連対率3着内率
1ルメール2-0-0-722.2%22.2%22.2%
2川田将雅1-1-1-611.1%22.2%33.3%
3M.デムーロ1-1-1-512.5%25.0%37.5%
4レーン1-1-0-225.0%50.0%50.0%
5横山和生1-0-1-133.3%33.3%66.7%
6和田竜二1-0-0-712.5%12.5%12.5%
7北村友一1-0-0-233.3%33.3%33.3%
8菅原明良1-0-0-150.0%50.0%50.0%
8蛯名正義1-0-0-150.0%50.0%50.0%
10池添謙一0-1-2-40.0%14.3%42.9%

調教師

順位調教師成績勝率連対率3着内率
1斉藤崇史2-0-0-250.0%50.0%50.0%
2堀宣行1-2-0-414.3%42.9%42.9%
3矢作芳人1-1-0-320.0%40.0%40.0%
4池江泰寿1-0-1-108.3%8.3%16.7%
5音無秀孝1-0-0-910.0%10.0%10.0%
6木村哲也1-0-0-233.3%33.3%33.3%
7吉岡辰弥1-0-0-150.0%50.0%50.0%
8栗田徹1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
8久保田貴士1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
10角居勝彦0-3-0-70.0%30.0%30.0%

馬主

順位馬主成績勝率連対率3着内率
1キャロット2-1-1-718.2%27.3%36.4%
2サンデーR2-1-0-1015.4%23.1%23.1%
3金子真人HD1-1-0-711.1%22.2%22.2%
4野田みづき1-0-1-133.3%33.3%66.7%
5シルクR1-0-0-614.3%14.3%14.3%
6岡田牧雄1-0-0-233.3%33.3%33.3%
6里見治1-0-0-233.3%33.3%33.3%
8山田弘1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
9石川達絵0-2-0-20.0%50.0%50.0%
10社台RH0-1-0-50.0%16.7%16.7%

生産者

順位生産者成績勝率連対率3着内率
1ノーザンF8-4-4-5211.8%17.6%23.5%
2岡田スタツド2-0-0-340.0%40.0%40.0%
3下河辺牧場0-2-0-20.0%50.0%50.0%
4社台F0-1-1-130.0%6.7%13.3%
5Desert Star0-1-0-10.0%50.0%50.0%
6北勝F0-1-0-00.0%100.0%100.0%
7村田牧場0-0-1-50.0%0.0%16.7%
8社台C白老F0-0-1-40.0%0.0%20.0%
9ヤナガワ牧場0-0-1-30.0%0.0%25.0%
10タガミF0-0-1-10.0%0.0%50.0%

種牡馬

順位種牡馬成績勝率連対率3着内率
1キングカメハメハ2-1-0-1610.5%15.8%15.8%
2バゴ2-0-0-0100.0%100.0%100.0%
3ディープインパクト1-1-4-282.9%5.9%17.6%
4ハーツクライ1-1-1-117.1%14.3%21.4%
5キタサンブラック1-1-0-050.0%100.0%100.0%
6エピファネイア1-0-1-225.0%25.0%50.0%
7Marju1-0-0-233.3%33.3%33.3%
7ドゥラメンテ1-0-0-233.3%33.3%33.3%
9ルーラーシップ0-2-0-40.0%33.3%33.3%
10スクリーンヒーロー0-1-0-10.0%50.0%50.0%
10No Nay Never0-1-0-10.0%50.0%50.0%

※過去10年の宝塚記念集計

レースガイド

■海外遠征ステップを兼ねるグランプリレース

年末のグランプリ有馬記念と同様にファン投票の上位10頭に優先出走が認められているレース。上半期の総決算として1960年に創設された(阪神・芝1800m)。翌年1961年に距離が2000mに変更され、1996年の阪神競馬場の改修の代替として京都競馬場外回り2200mにて施行されると、以後は2200mに固定された。1984年にグレード制導入によりG1に格付けされた後、1995年には地方所属馬が、1997年からは外国産馬の出走が可能となった。そして2001年には国際G1競走に認定され現在に至る。

競馬番組上は夏競馬に属しており、この時期を休養に充てる馬も多いことから、なかなか投票上位の有力馬が集結することが少ない。フルゲートになったのは近年では2007年の一回のみであり(同年ダービー馬ウオッカ、2着馬アサクサキングス出走)、出走頭数の少なさも有馬記念に比べて本レースの認知度が上がらない理由かもしれない。そんな中、過去の関西テレビ競馬中継で当時の実況担当である杉本清アナウンサーの「今年もあなたの、そして私の夢が走ります」という名フレーズは競馬ファンと宝塚記念を繋ぐことに一役買っていたに違いない。

また、近年はここをステップに海外遠征を行う馬も増加しており、2010年の勝馬ナカヤマフェスタ、2012年の覇者オルフェーヴルは、その後の凱旋門賞で僅差の2着と健闘している。2014年はゴールドシップが本競走を制した後、札幌記念を挟み凱旋門賞へ挑戦しており、海外レースのステップとしての位置づけが徐々に確立されてきたと言える。

なお、2011年からはブリーダーズカップ・チャレンジレースに指定されており、本競走の優勝馬にはBCターフへの優先出走権ならび登録料などの免除の優遇を受けることが出来るようになった。このことも、海外を目指す馬のステップレースとなる傾向を一層加速させる要因になり得るだろう。