2024年皐月賞(G1)特集

中山11R/芝2000m/(国際) 牡・牝 (指)
2023皐月賞_ソールオリエンス

出走予定注目馬

牝3 美浦・木村哲也 厩舎舎
レガレイラ

前走は牡馬相手のホープフルSへと勇猛果敢に挑戦し、ゲートで安目を売りながら直線で外差し一閃、一気の伸び脚でG1タイトルを獲得。阪神JFで1番人気に支持されながら敗れた母の無念を晴らした。1948年ヒデヒカリ以来76年ぶりの同レース牝馬制覇なるか。

凱旋門賞馬ソットサスの全弟にあたる世界的良血馬。現3歳世代で屈指のハイレベル戦だった京都2歳Sを制し、ホープフルS、弥生賞ではともに先行策から2着と高いレベルでパフォーマンスが安定しており、ここも大崩れはないだろう。打倒レガレイラの1番手として牡馬の意地を見せたい。

ゴールドシップ産駒の超新星。つばき賞の後半5F58.1秒で能力の片鱗は見せていたが、スプリングS回避から臨んだ毎日杯はまさしく衝撃的パフォーマンスだった。馬場の巧拙があるだけに着差と強さを同一視するのはまだ早いが、勢力図を強引に塗り替えてしまう可能性も。

昨年の朝日杯FSを制した2歳マイル王。前走の共同通信杯は前半3F37秒3の超が付くドスローで、道中の位置取りがそのまま勝ち馬との差、ノーカウントでよいだろう。中距離に対応できる配合だけに、脚力と立ち回りのうまさで上位進出のチャンスがある。

前走の弥生賞は道中ポジショニングを上げながら持続力勝負を制し、格上挑戦で初重賞タイトルを獲得。自ら動いていく形が実を結んだのは収穫で、長くいい脚を使う強みを最大限に生かしたいところ。7年前に同レースを制した父アルアインとの親子制覇もかかる。

その他京成杯勝ち馬ダノンデサイル、同2着アーバンシック、きさらぎ賞勝ち馬ビザンチンドリームらにも注目。アーバンシック、ビザンチンドリームはいかにもダービー向きだが、ここをあっさり突破するようなら本格的に二冠が見えてくる。

皐月賞(G1)出馬表

馬名性齢重量騎手
1サンライズジパング牡357菅原明良
2メイショウタバル牡357浜中俊
3エコロヴァルツ牡357武豊
4シリウスコルト牡357三浦皇成
5ミスタージーティー牡357藤岡佑介
6アレグロブリランテ牡357横山和生
7ルカランフィースト牡357松山弘平
8ジャンタルマンタル牡357川田将雅
9アーバンシック牡357横山武史
10レガレイラ牝355北村宏司
11ホウオウプロサンゲ牡357菱田裕二
12コスモキュランダ牡357J.モレイラ
13ジャスティンミラノ牡357戸崎圭太
14シンエンペラー牡357坂井瑠星
15サンライズアース牡357M.デムーロ
16ダノンデサイル牡357横山典弘
17ビザンチンドリーム牡357B.ムルザバエフ
18ウォーターリヒト牡357幸英明

トライアル他結果

2023.12.28 中山11R 芝2000m 18頭 晴 良
ホープフルS

1着 レガレイラ (1人気)
2着 シンエンペラー (2人気)
3着 サンライズジパング (13人気)
2023ホープフルS_レガレイラ

2024.01.14 中山11R 芝2000m 15頭 晴 良
京成杯

1着 ダノンデサイル (5人気)
2着 アーバンシック (2人気)
3着 コスモブッドレア (10人気)
2024京成杯_ダノンデサイル

2024.02.04 京都11R 芝1800m 12頭 晴 良
きさらぎ賞

1着 ビザンチンドリーム (1人気)
2着 ウォーターリヒト (10人気)
3着 シヴァース (8人気)
2024きさらぎ賞_ビザンチンドリーム

2024.02.11 東京11R 芝1800m 10頭 曇 良
共同通信杯

1着 ジャスティンミラノ (4人気)
2着 ジャンタルマンタル (1人気)
3着 パワーホール (9人気)
2023共同通信杯_ジャスティンミラノ

2024.03.03 中山11R 芝2000m 11頭 晴 良
ディープインパクト記念3着以内優先出走

1着 コスモキュランダ (6人気)
2着 シンエンペラー (3人気)
3着 シリウスコルト (9人気)
2023ディープインパクト記念_コスモキュランダ

2024.03.16 阪神11R 芝2000m 10頭 晴 良
若葉SL2着以内優先出走

1着 ミスタージーティー (1人気)
2着 ホウオウプロサンゲ (6人気)
3着 キープカルム (2人気)
2024若葉S_ミスタージーティー

2024.03.17 中山11R 芝1800m 10頭 晴 良
スプリングS3着以内優先出走

2024.03.23 阪神11R 芝1800m 10頭 曇 重
毎日杯

1着 メイショウタバル (5人気)
2着 ノーブルロジャー (1人気)
3着 ベラジオボンド (4人気)
2024毎日杯_メイショウタバル

出走予定馬の「調教後の馬体重」

出走予定馬の「調教後の馬体重」は下記となります。

馬名馬体重計量日計量
場所
前走
馬体重
サンライズジパング5184/11(木)栗東516
メイショウタバル5024/10(水)栗東500
エコロヴァルツ4944/11(木)栗東496
シリウスコルト4784/11(木)美浦482
ミスタージーティー4624/11(木)栗東472
アレグロブリランテ4724/11(木)美浦470
ルカランフィースト4644/10(水)美浦462
ジャンタルマンタル4944/11(木)栗東492
アーバンシック5164/10(水)美浦516
レガレイラ4674/10(水)美浦454
ホウオウプロサンゲ4944/10(水)栗東484
コスモキュランダ5104/11(木)美浦504
ジャスティンミラノ5124/11(木)栗東502
シンエンペラー4844/10(水)栗東480
サンライズアース5384/11(木)栗東542
ダノンデサイル5124/10(水)栗東506
ビザンチンドリーム4524/11(木)栗東450
ウォーターリヒト4644/10(水)栗東462
  • 馬体重の数値は「kg」。
  • 開催場以外で計量した競走馬については、計量後に開催場へ「輸送」しています。
  • 馬体重は、「調教」「輸送」「飼付」「排糞」等により、常に大きく変動します。
  • 上記馬体重は、あくまでも計量時のデータであり、レース当日の馬体重とは異なります。
  • レース当日に発表する馬体重は、発走時刻の概ね70分前に計量しています。
  • 前走が海外の競馬であっても馬体重を計量している場合には、「前走馬体重」を表記しています。

詳細については、JRAのHPをご確認ください。

皐月賞プレレーティング

馬名2023年度
JPN
ランキング
2024年度
レーティング
最高値
2024年
レーティング該当レース
(2023年該当レース)
アレグロブリランテ106 MスプリングS2着
アーバンシック109 I京成杯2着
ウォーターリヒト108 Mきさらぎ賞2着
エコロヴァルツ112(朝日杯FS2着)
コスモキュランダ113 I弥生賞1着
サンライズアース108 LすみれS1着
サンライズジパング109109 I若駒S1着
(ホープフルS3着)
ジャスティンミラノ114 M共同通信杯1着
ジャンタルマンタル115111 M共同通信杯2着
(朝日杯FS1着)
シュバルツクーゲル108(東京スポーツ杯2歳S2着)
ジューンテイク111105 LすみれS2着
(朝日杯FS4着)
シリウスコルト107108 I弥生賞3着
(ホープフルS6着)
シンエンペラー113110 I弥生賞2着
(ホープフルS2着)
ダノンデサイル109111 I京成杯1着
(京都2歳S4着)
ビザンチンドリーム109 Mきさらぎ賞1着
ホウオウプロサンゲ106107 I若葉S2着
(アイビーS2着)
ミスタージーティー108108 I若葉S1着
(ホープフルS5着)
メイショウタバル113 M毎日杯1着
ルカランフィースト104 MスプリングS3着
レガレイラ113(ホープフルS1着)

【プレレーティング表の見かた】
(1)レーティングとは、競走馬の能力を示す客観的な指標となるもので、着差・負担重量・過去の勝馬との比較などをもとに、国際的に統一された基準により、数値化したものです。
(2)ここに示すプレレーティング表は、登録各馬が本年度のレースで獲得した最高値(原則として、G1・Jpn1競走は6着まで、その他の重賞・オープン競走は4着までが対象)と、昨年度のJPNサラブレッドランキングの数値を掲載しています。
(3)空欄の馬は、上記(2)の基準を満たしていない馬です。
(4)レーティングに付随するアルファベット(SMILE)は、そのレーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。
S 【Sprint】 1,000m-1,300m [1,000m-1,599m(CAN/USA)]
M 【Mile】 1,301m-1,899m [1,600m-1,899m(CAN/USA)]
I 【Intermediate】 1,900m-2,100m
L 【Long】 2,101m-2,700m
E 【Extended】 2,701m-
※詳細については、JRAのHPをご確認ください。

皐月賞(G1)歴代優勝馬

2023.04.16 中山11R 芝2000m 18頭 晴 重
皐月賞

ソールオリエンス
単勝 5.2倍 (2人気)
2:00.6 (35.5)
横山武史騎手
牡3 美浦・手塚貴久厩舎
2023皐月賞_ソールオリエンス

2022.04.17 中山11R 芝2000m 18頭 曇 良
皐月賞

ジオグリフ
単勝 9.1倍 (5人気)
1:59.7 (34.3)
福永祐一騎手
牡3 美浦・木村哲也厩舎
2022皐月賞_ジオグリフ

2021.04.18 中山11R 芝2000m 16頭 晴 稍重
皐月賞

エフフォーリア
単勝 3.7倍 (2人気)
2:00.6 (36.7)
横山武史騎手
牡3 美浦・鹿戸雄一厩舎
2021皐月賞_エフフォーリア

2020.04.19 中山11R 芝2000m 18頭 晴 稍重
皐月賞

コントレイル
単勝 2.7倍 (1人気)
2:00.7 (34.9)
福永祐一騎手
牡3 栗東・矢作芳人厩舎
2020皐月賞_コントレイル

2019.04.14 中山11R 芝2000m 18頭 曇 良
皐月賞

サートゥルナーリア
単勝 1.7倍 (1人気)
1:58.1 (34.1)
C.ルメール騎手
牡3 栗東・角居勝彦厩舎
2019皐月賞_サートゥルナーリア

データ分析

脚質

脚質成績勝率連対率3着内率
逃げ0-1-1-110.0%7.7%15.4%
先行4-6-3-2610.3%25.6%33.3%
差し5-2-5-597.0%9.9%16.9%
追込1-1-1-472.0%4.0%6.0%

人気

人気成績勝率連対率3着内率
1番人気2-1-3-420.0%30.0%60.0%
2番人気3-1-0-630.0%40.0%40.0%
3番人気1-3-1-510.0%40.0%50.0%
4番人気0-2-1-70.0%20.0%30.0%
5番人気1-1-0-810.0%20.0%20.0%
6-9番人気3-2-4-317.5%12.5%22.5%
10番人気以下0-0-1-820.0%0.0%1.2%

枠番

枠番成績勝率連対率3着内率
1枠3-0-0-1615.8%15.8%15.8%
2枠1-1-2-165.0%10.0%20.0%
3枠0-1-0-190.0%5.0%5.0%
4枠2-3-2-1310.0%25.0%35.0%
5枠0-0-2-180.0%0.0%10.0%
6枠2-0-2-1610.0%10.0%20.0%
7枠1-3-0-233.7%14.8%14.8%
8枠1-2-2-223.7%11.1%18.5%

前走着順

前走着順成績勝率連対率3着内率
1着7-8-6-539.5%20.3%28.4%
2着3-1-2-308.3%11.1%16.7%
3着0-0-1-230.0%0.0%4.2%
4着0-1-0-100.0%9.1%9.1%
5着0-0-1-50.0%0.0%16.7%
6-9着0-0-0-160.0%0.0%0.0%
10着以下0-0-0-60.0%0.0%0.0%

ステップレース

レース成績勝率連対率3着内率
ホープフルS2-0-0-340.0%40.0%40.0%
京成杯1-0-1-416.7%16.7%33.3%
きさらぎ賞0-0-1-70.0%0.0%12.5%
共同通信杯5-0-3-1126.3%26.3%42.1%
弥生賞0-5-2-330.0%12.5%17.5%
若葉S0-1-1-170.0%5.3%10.5%
スプリングS1-1-2-332.7%5.4%10.8%
毎日杯1-0-0-614.3%14.3%14.3%
その他0-3-0-290.0%9.4%9.4%

所属

所属成績勝率連対率3着内率
関東馬6-4-3-539.1%15.2%19.7%
関西馬4-6-7-903.7%9.3%15.9%

騎手

順位騎手成績勝率連対率3着内率
1福永祐一2-1-0-622.2%33.3%33.3%
2横山武史2-0-0-166.7%66.7%66.7%
2蛯名正義2-0-0-166.7%66.7%66.7%
4ルメール1-1-2-511.1%22.2%44.4%
5M.デムーロ1-1-0-711.1%22.2%22.2%
6松山弘平1-1-0-225.0%50.0%50.0%
7戸崎圭太1-0-1-711.1%11.1%22.2%
8川田将雅0-3-0-30.0%50.0%50.0%
9田辺裕信0-1-1-80.0%10.0%20.0%
10藤岡佑介0-1-0-40.0%20.0%20.0%

調教師

順位調教師成績勝率連対率3着内率
1池江泰寿1-2-1-97.7%23.1%30.8%
2堀宣行1-2-0-611.1%33.3%33.3%
3木村哲也1-1-0-225.0%50.0%50.0%
4矢作芳人1-1-0-133.3%66.7%66.7%
5手塚貴久1-0-0-325.0%25.0%25.0%
6鹿戸雄一1-0-0-233.3%33.3%33.3%
6藤原英昭1-0-0-233.3%33.3%33.3%
8角居勝彦1-0-0-150.0%50.0%50.0%
9二ノ宮敬宇1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
9栗田博憲1-0-0-0100.0%100.0%100.0%

馬主

順位馬主成績勝率連対率3着内率
1サンデーR3-1-1-627.3%36.4%45.5%
2キャロット2-2-0-1014.3%28.6%28.6%
3社台RH2-0-0-433.3%33.3%33.3%
4前田晋二1-0-0-150.0%50.0%50.0%
4ヒダカBU1-0-0-150.0%50.0%50.0%
6嶋田賢1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
7金子真人HD0-2-0-80.0%20.0%20.0%
8シルクR0-2-0-20.0%50.0%50.0%
9G1レーシング0-1-0-10.0%50.0%50.0%
10幅田京子0-1-0-00.0%100.0%100.0%
10山田弘0-1-0-00.0%100.0%100.0%

生産者

順位生産者成績勝率連対率3着内率
1ノーザンF5-7-4-517.5%17.9%23.9%
2社台F1-0-0-156.3%6.3%6.3%
3社台C白老F1-0-0-516.7%16.7%16.7%
4ノースヒルズ1-0-0-325.0%25.0%25.0%
5田上徹1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
5服部牧場1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
7岡田スタツド0-1-0-10.0%50.0%50.0%
7追分F0-1-0-10.0%50.0%50.0%
9斉藤安行0-1-0-00.0%100.0%100.0%
10谷川牧場0-0-1-30.0%0.0%25.0%

種牡馬

順位種牡馬成績勝率連対率3着内率
1ディープインパクト3-2-2-259.4%15.6%21.9%
2キングカメハメハ1-1-0-108.3%16.7%16.7%
3キタサンブラック1-1-0-050.0%100.0%100.0%
4ロードカナロア1-0-0-614.3%14.3%14.3%
5エピファネイア1-0-0-325.0%25.0%25.0%
5オルフェーヴル1-0-0-325.0%25.0%25.0%
7ドレフォン1-0-0-150.0%50.0%50.0%
7フジキセキ1-0-0-150.0%50.0%50.0%
9ハーツクライ0-1-1-150.0%5.9%11.8%
10ハービンジャー0-1-1-60.0%12.5%25.0%

※過去10年の皐月賞集計

レースガイド

■「最もはやい馬が勝つ」クラシック三冠レース第一弾!

繁殖馬選定レースとしての意味合いを持つイギリスのクラシック競走の中で、3歳牡馬・牝馬限定戦の2000ギニー(ニューマーケット・直線1マイル)を模範として1939年に「横浜農林省賞典四歳呼馬」(芝1850m・横浜競馬場)の名で創設。1932年創設の「東京優駿競走(現在の日本ダービー)」および1938年創設の「京都農林省賞典四歳呼馬(現在の菊花賞)」と併せて日本のクラシック三冠が形成された。その後、1943~47年にレース名・距離・競馬場が時代背景と共に変更され、1949年に中山競馬場に開催場を移し、1950年に距離を芝2000mなって基盤が作られた。

また、1984年グレード制施行によりG1に格付けされ、1995年に地方馬、2002年からは外国馬の出走が可能となり、2010年に国際G1競走に認定されて現在に至る。三冠レース中で距離が一番短く、第一弾として施行されることから高いスピード値が必須とされ、日本ダービーの「運のある馬」、菊花賞の「強い馬」に対し「最もはやい馬が勝つ」と言われている。

1990年代前半~後半までは芝の保護を目的として前開催までを仮柵Bコースで施行し、皐月賞の開催で仮柵のないAコースに戻すという施策が行われていた。結果内ラチ3メートルまでは全く荒れていないグリーンベルトが出現し、内を通った馬が伸び、3メートルより外(Bコースでのレースで馬場が最も荒れている箇所)を通った馬が伸びないという現象が起きていた。サンデーサイレンス初期産駒で、ブエナビスタの父でも知られるスペシャルウィークはこのグリーンベルトの為、逃げたセイウンスカイを捕まえられなかったと言われている。なお、1999年以降は本競走もBコースに変更されたことにより、内外の差はほとんどなくなり、実力を発揮しやすいコースとなった。

過去に本競走を制し、後の三冠馬となった馬は日本競馬史上で僅か8頭(1941年セントライト、1964年シンザン、1983年ミスターシービー、1984年シンボリルドルフ、1994年ナリタブライアン、2005年ディープインパクト、2011年オルフェーヴル、2020年コントレイル)。兎にも角にもこの皐月賞を勝たなければ三冠馬への道はなく、勝った馬にその唯一の挑戦権が与えられる。距離体系の整備や競馬番組の拡充に伴い、近年は皐月賞をパスしNHKマイルCから日本ダービーなどのローテーションを取る馬も多いが、やはりいつの時代も競馬ファンは三冠馬の存在を望んでおり、本競走がまさにその開幕レースなのである。