2025年有馬記念(G1)特集

有馬記念
中山11R /芝2500m/(国際)(指)
2024有馬記念_レガレイラ

関連最新ニュース

ニュースは随時更新。

出走予定注目馬

レース開催1週前の火曜日公開予定。

有馬記念(G1)出馬表

出走馬は12月25日(木) 14時すぎに確定予定。
枠順(馬番号)は18時30分頃に公開抽選で確定予定。

前哨戦・重賞結果

2025.10.26 京都11R 芝3000m
菊花賞

2025.11.02 東京11R 芝2000m
天皇賞(秋)

2025.11.09 東京11R 芝2500m
アルゼンチン共和国杯

2025.11.16 京都11R 芝2200m
エリザベス女王杯

2025.11.30 東京12R 芝2400m
ジャパンカップ

出走予定馬の「調教後の馬体重」

レース開催週の木曜日18時~発表予定。

有馬記念プレレーティング

レース開催週の月曜日発表予定。

有馬記念ファン投票

2025年11月下旬開始予定。

有馬記念(G1)歴代優勝馬

2024.12.22 中山11R 芝2500m 16頭 晴 良
有馬記念

レガレイラ
単勝 10.9倍 (5人気)
2:31.8 (34.9)
戸崎圭太騎手
牝3 美浦・木村哲也厩舎
2024有馬記念_レガレイラ

2023.12.24 中山11R 芝2500m 16頭 晴 良
有馬記念

ドウデュース
単勝 5.2倍 (2人気)
2:30.9 (34.3)
武豊騎手
牡4 栗東・友道康夫厩舎
2023有馬記念_ドウデュース

2022.12.25 中山11R 芝2500m 16頭 晴 良
有馬記念

イクイノックス
単勝 2.3倍 (1人気)
2:32.4 (35.4)
C.ルメール騎手
牡3 美浦・木村哲也厩舎
2022有馬記念_イクイノックス

2021.12.26 中山11R 芝2500m 16頭 晴 良
有馬記念

エフフォーリア
単勝 2.1倍 (1人気)
2:32.0 (35.9)
横山武史騎手
牡3 美浦・鹿戸雄一厩舎
2021有馬記念_エフフォーリア

2020.12.27 中山11R 芝2500m 16頭 晴 良
有馬記念

クロノジェネシス
単勝 2.5倍 (1人気)
2:35.0 (36.2)
北村友一騎手
牝4 栗東・斉藤崇史厩舎
2020有馬記念_クロノジェネシス

データ分析

脚質

脚質成績勝率連対率3着内率
逃げ1-0-3-610.0%10.0%40.0%
先行7-3-2-2419.4%27.8%33.3%
差し2-6-3-523.2%12.7%17.5%
追込0-1-2-460.0%2.0%6.1%

人気

人気成績勝率連対率3着内率
1番人気5-1-0-450.0%60.0%60.0%
2番人気2-1-3-420.0%30.0%60.0%
3番人気1-1-3-510.0%20.0%50.0%
4番人気0-0-2-80.0%0.0%20.0%
5番人気1-2-0-710.0%30.0%30.0%
6-9番人気1-3-2-342.5%10.0%15.0%
10番人気以下0-2-0-670.0%2.9%2.9%

枠番

枠番成績勝率連対率3着内率
1枠1-1-2-155.3%10.5%21.1%
2枠0-2-1-170.0%10.0%15.0%
3枠2-1-1-1610.0%15.0%20.0%
4枠3-0-2-1515.0%15.0%25.0%
5枠3-2-1-1415.0%25.0%30.0%
6枠1-1-1-175.0%10.0%15.0%
7枠0-1-1-180.0%5.0%10.0%
8枠0-2-1-170.0%10.0%15.0%

前走着順

前走着順成績勝率連対率3着内率
1着5-2-4-2812.8%17.9%28.2%
2着0-2-1-100.0%15.4%23.1%
3着2-2-0-179.5%19.0%19.0%
4着2-0-2-522.2%22.2%44.4%
5着1-1-1-512.5%25.0%37.5%
6-9着0-2-2-300.0%5.9%11.8%
10着以下0-1-0-340.0%2.9%2.9%

ステップレース

レース成績勝率連対率3着内率
菊花賞2-1-3-1012.5%18.8%37.5%
天皇賞(秋) 3-2-1-1216.7%27.8%33.3%
エリザベス女王杯1-2-1-214.0%12.0%16.0%
アルゼンチン杯1-0-0-811.1%11.1%11.1%
ジャパンC2-3-4-414.0%10.0%18.0%
ステイヤーズS0-0-0-60.0%0.0%0.0%
海外1-2-1-79.1%27.3%36.4%
その他0-0-0-240.0%0.0%0.0%

年齢

年齢成績勝率連対率3着内率
3歳馬5-2-3-1619.2%26.9%38.5%
4歳馬3-5-1-347.0%18.6%20.9%
5歳馬2-2-5-443.8%7.5%17.0%
6歳馬0-1-1-200.0%4.5%9.1%
7歳上0-0-0-150.0%0.0%0.0%

所属

所属成績勝率連対率3着内率
関東馬5-2-3-439.4%13.2%18.9%
関西馬5-8-7-864.7%12.3%18.9%

性別

性別成績勝率連対率3着内率
牡馬・セン馬7-7-8-985.8%11.7%18.3%
牝馬3-3-2-317.7%15.4%20.5%

騎手

順位騎手成績勝率連対率3着内率
1ルメール2-3-2-320.0%50.0%70.0%
2武豊2-1-1-425.0%37.5%50.0%
3吉田隼人1-0-1-133.3%33.3%66.7%
4池添謙一1-0-0-614.3%14.3%14.3%
4戸崎圭太1-0-0-614.3%14.3%14.3%
6横山武史1-0-0-325.0%25.0%25.0%
7レーン1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
7北村友一1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
9C.デムーロ0-1-1-30.0%20.0%40.0%
10M.デムーロ0-1-0-50.0%16.7%16.7%
10福永祐一0-1-0-50.0%16.7%16.7%
10松山弘平0-1-0-50.0%16.7%16.7%

調教師

順位調教師成績勝率連対率3着内率
1木村哲也2-0-0-166.7%66.7%66.7%
2清水久詞1-1-1-033.3%66.7%100.0%
3友道康夫1-0-3-116.7%6.7%26.7%
4斉藤崇史1-0-2-033.3%33.3%100.0%
5中川公成1-0-1-050.0%50.0%100.0%
6池江泰寿1-0-0-127.7%7.7%7.7%
7大竹正博1-0-0-325.0%25.0%25.0%
8矢作芳人1-0-0-233.3%33.3%33.3%
9鹿戸雄一1-0-0-150.0%50.0%50.0%
10角居勝彦0-1-0-50.0%16.7%16.7%

馬主

順位馬主成績勝率連対率3着内率
1キャロット2-2-0-1014.3%28.6%28.6%
2サンデーR2-1-3-814.3%21.4%42.9%
3シルクR2-1-0-622.2%33.3%33.3%
4大野商事1-1-1-033.3%66.7%100.0%
5里見治1-0-0-150.0%50.0%50.0%
6キーファーズ1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
6居城要1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
8社台RH0-2-0-70.0%22.2%22.2%
9前田晋二0-1-0-50.0%16.7%16.7%
10吉田照哉0-1-0-30.0%25.0%25.0%

生産者

順位生産者成績勝率連対率3着内率
1ノーザンF8-4-6-639.9%14.8%22.2%
2ヤナガワ牧場1-1-1-033.3%66.7%100.0%
3北勝F1-0-1-050.0%50.0%100.0%
4社台F0-4-1-140.0%21.1%26.3%
5村田牧場0-1-0-50.0%16.7%16.7%
6岡田スタツド0-0-1-50.0%0.0%16.7%

種牡馬

順位種牡馬成績勝率連対率3着内率
1ハーツクライ2-0-2-1014.3%14.3%28.6%
2ディープインパクト1-2-2-233.6%10.7%17.9%
3スクリーンヒーロー1-1-1-125.0%50.0%75.0%
4ブラックタイド1-1-1-033.3%66.7%100.0%
5エピファネイア1-0-1-514.3%14.3%28.6%
6バゴ1-0-1-133.3%33.3%66.7%
7ハービンジャー1-0-0-516.7%16.7%16.7%
8キタサンブラック1-0-0-150.0%50.0%50.0%
8スワーヴリチャード1-0-0-150.0%50.0%50.0%
10ドゥラメンテ0-1-1-30.0%20.0%40.0%

※過去10年の有馬記念集計

レースガイド

■競馬界1年の総決算G1

年末の風物詩として中央競馬の最終G1となるのがこの有馬記念であり、その歴史は深い。競馬ファンのみならず普段は競馬と接しない人々もこのレース名を一度は耳にしたことがあるほどの認知度を誇る。

1955年当時の日本中央競馬会理事長であった有馬頼寧により「暮れの中山競馬場で日本ダービーに匹敵する大レースを」とのスローガンのもと、1956年に「中山グランプリ・芝内回り芝2600m」が創設された。しかし、その翌年に有馬理事長が急逝、これまで日本競馬の発展に尽力した同氏の功績を称えて、その名前をとり第2回より「有馬記念」と改称された。その後1960年に芝外回りへ変更、1966年に現在と同様の芝内回りの2500mに変更され、以後はこの条件で施行されてきている。

1984年のグレード制施行によりG1に格付、1995年に特別指定競走に指定され地方馬が出走可能となった。外国調教馬は2000年から2006年までは同年のジャパンカップ優勝馬のみに出走権が与えられていたが、2007年に国際G1競走に認定されたことにより現在は6頭まで出走可能となっている。

出走馬の選出方法は創始者有馬頼寧の理念のもと、第1回から出走にふさわしい馬を実際の競馬ファンに選んでもらい、そのファン投票の結果で出走馬を選出する方式がとられている。その年の最後を飾るG1らしく、3歳以上の牡馬・牝馬・セン馬の全ての馬が出走可能であり、様々なカテゴリーの競走馬が集結することから、真の実力馬を決定するレースと言える。また、馬券の売上も中央競馬の他のG1を大きく上回っており、日本で最も売り上げのあるレースであることは言うまでもなく、世界的にもその売り上げはギネスに認定されている世界一のレースである。

施行されるのは中山競馬場の芝2500mで、外回りコースの3コーナー付近からのスタート。スタート後すぐに4コーナーをむかえることから、外枠の不利は否めず、実際に外枠で好成績を残している馬は当日の単勝1番人気の馬が多く、実力が伴わない馬にとっては内枠を引くことが好走の絶対条件とも言える。また、この芝2500mは年間でも10レース前後しか行なわれず、日経賞が唯一の重賞であるが、その他は条件戦しかなく、なかなか傾向をつかむのが難しいコースでもある。

上記のような傾向の中、何頭もの実力馬がこのコースで持ち味を消されて結果を出せなかった例も数多くあり、あのディープインパクトでさえ2005年第50回のレースでは勝馬ハーツクライを捉えきれずに苦渋をなめている。逆に人気薄の逃げや、器用さはあるが実績の少ない馬がアッと言わせることも良く起こり、波乱を演出する。また、このレースの最大の魅力は、「それまで栄華を誇った馬が不振に陥り、その後何かに導かれるように有馬記念で復活を遂げる」という日本人が好きなドラマのようなことが実際に起こることであろう。