2024年有馬記念(G1)特集

中山11R /芝2500m/(国際)(指)
2023有馬記念_ドウデュース

出走予定注目馬

牡5 栗東・友道康夫 厩舎
出走取消となりました
ドウデュース

紆余曲折を経て迎えた現役ラストシーズン、天皇賞(秋)、ジャパンカップをともに後方から撫で切り、現役最強を証明した。馬場が渋った際やハイペースなど不安材料はあるが、テイエムオペラオー、ゼンノロブロイ以来3頭目となる秋古馬三冠の偉業を達成し、有終の美を飾る可能性が高い。

9番人気の低評価を覆して世代の頂点に立ったダービー馬。秋初戦の菊花賞は道中で内に押し込まれ、ズルズルとポジションを下げながら直線はよく伸びて6着。結果はともかく内容は悪くなかった。デビューから一貫して手綱をとる横山典弘騎手は勝てば1996年サクラローレル以来28年ぶりの有馬制覇となる。

牡3 美浦・武井亮 厩舎
アーバンシック

春二冠は持ち前の爆発力を十全に発揮できず、不完全燃焼に終わったが、セントライト記念、菊花賞はこれまでになかった操縦性の高さを披露し、ソツのない内容で連勝を飾った。有馬記念と菊花賞は非常に強いリンクがあり、鞍上のルメール騎手込みで信頼度が高い。3連勝でグランプリ制覇を果たし、世代交代を高らかに告げても驚かない。

大阪杯覇者。天皇賞(秋)は夏負けの影響がありながら6着に踏ん張り、始動戦としては悪くない内容だった。評価が芳しくなかった現4歳世代はダービー馬・タスティエーラが天皇賞(秋)2着、香港C3着、皐月賞馬ソールオリエンスが宝塚記念2着、菊花賞馬ドゥレッツァがジャパンC2着と意地を見せており、同級生の活躍に続いてさらなる勲章をつかみたい。

天皇賞(秋)4着、ジャパンC5着はいずれも俊敏にトップギアへ入る能力が求められるスローからの上がり勝負で、エンジンのかかりが遅い同馬の土俵ではなかった。本質的に中山芝2500mが向くタイプではないが、昨年は道中最後方から猛然と追い込んでの僅差4着と力はある。少しでもペースが流れてほしい。

その他宝塚記念覇者ブローザホーン、二冠牝馬スターズオンアース、世界を股にかけて活躍するダービー馬・シャフリヤール、引退レースとなるスタニングローズ、3歳牝馬の身ながら果敢に挑戦してきたレガレイラと、10頭のG1ウィナーがエントリー。グランプリの名にふさわしい頂上決戦が繰り広げられる。

有馬記念(G1)出馬表

馬名性齢重量騎手
1ダノンデサイル牡356横山典弘
2ドウデュース牡558武豊
3アーバンシック牡356C.ルメール
4ブローザホーン牡558菅原明良
5ベラジオオペラ牡458横山和生
6ローシャムパーク牡558T.マーカンド
7スターズオンアース牝556川田将雅
8レガレイラ牝354戸崎圭太
9ディープボンド牡758幸英明
10プログノーシス牡658三浦皇成
11ジャスティンパレス牡558坂井瑠星
12シュトルーヴェセ558鮫島克駿
13スタニングローズ牝556R.ムーア
14ダノンベルーガ牡558松山弘平
15ハヤヤッコ牡858吉田豊
16シャフリヤール牡658C.デムーロ

前哨戦・重賞結果

2024.10.20 京都11R 芝3000m 18頭 晴 良
菊花賞

1着 アーバンシック (2人気)
2着 ヘデントール (4人気)
3着 アドマイヤテラ (7人気)
2024菊花賞_アーバンシック

2024.10.27 東京11R 芝2000m 15頭 晴 良
天皇賞(秋)

1着 ドウデュース (2人気)
2着 タスティエーラ (9人気)
3着 ホウオウビスケッツ (8人気)
2024天皇賞(秋)_ドウデュース

2024.11.03 東京11R 芝2500m 16頭 晴 良
アルゼンチン共和国杯

1着 ハヤヤッコ (10人気)
2着 クロミナンス (1人気)
3着 タイセイフェリーク (6人気)
2024アルゼンチン共和国杯_ハヤヤッコ

2024.11.10 京都11R 芝2200m 17頭 曇 良
エリザベス女王杯

1着 スタニングローズ (3人気)
2着 ラヴェル (12人気)
3着 ホールネス (2人気)
2023エリザベス女王杯_ブレイディヴェーグ

2024.11.24 東京12R 芝2400m 14頭 晴 良
ジャパンカップ

1着 ドウデュース (1人気)
2着 シンエンペラー (8人気)
2着 ドゥレッツァ (7人気)
2024ジャパンカップ_ドウデュース

出走予定馬の「調教後の馬体重」

出走予定馬の「調教後の馬体重」は下記となります。

馬名馬体重計量日計量
場所
前走
馬体重
ダノンデサイル52412/18(水)栗東522
ドウデュース51812/19(木)栗東510
アーバンシック52112/18(水)美浦510
ブローザホーン43812/19(木)栗東430
ベラジオオペラ52012/19(木)栗東514
ローシャムパーク52412/19(木)美浦海外
スターズオンアース50012/19(木)美浦500
レガレイラ47612/18(水)美浦472
ディープボンド51612/19(木)栗東516
プログノーシス48612/19(木)栗東海外
ジャスティンパレス48212/18(水)栗東468
シュトルーヴェ48012/18(水)美浦478
スタニングローズ51012/19(木)栗東498
ダノンベルーガ50812/18(水)美浦492
ハヤヤッコ49412/19(木)美浦480
シャフリヤール46812/19(木)栗東海外
  • 馬体重の数値は「kg」。
  • 開催場以外で計量した競走馬については、計量後に開催場へ「輸送」しています。
  • 馬体重は、「調教」「輸送」「飼付」「排糞」等により、常に大きく変動します。
  • 上記馬体重は、あくまでも計量時のデータであり、レース当日の馬体重とは異なります。
  • レース当日に発表する馬体重は、発走時刻の概ね80分前に計量しています。
  • 前走が海外の競馬であっても馬体重を計量している場合には、「前走馬体重」を表記しています。

詳細については、JRAのHPをご確認ください。

有馬記念プレレーティング

馬名2024年度
レーティング
最高値
2024年
レーティング該当レース
アラタ110 I福島記念1着
アーバンシック118 E菊花賞1着
カラテ
ジャスティンパレス119 LジャパンC5着
シャフリヤール120 Lドバイシーマ2着
ブリーダーズCT3着
シュトルーヴェ114 L目黒記念1着
ショウナンラプンタ114 E菊花賞4着
スタニングローズ113 Lエリザベス女王杯1着
スターズオンアース
ダノンデサイル120 L東京優駿1着
ダノンベルーガ118 Mドバイターフ3着
ディープボンド114 E天皇賞(春)3着
ドウデュース125 LジャパンC1着
ニシノレヴナント
ハヤヤッコ113 Lアルゼンチン共和国杯1着
プログノーシス120 I金鯱賞1着
ブローザホーン121 L宝塚記念1着
ベラジオオペラ117 I大阪杯1着
ホウオウビスケッツ117 I天皇賞(秋)3着
メイショウタバル113 M,L毎日杯1着
神戸新聞杯1着
レガレイラ109 I,L皐月賞6着
東京優駿5着
ローシャムパーク122 LブリーダーズCT2着

【プレレーティング表の見かた】
(1)レーティングとは、競走馬の能力を示す客観的な指標となるもので、着差・負担重量・過去の勝馬との比較などをもとに、国際的に統一された基準により、数値化したものです。
(2)ここに示すプレレーティング表は、登録各馬が本年度のレースで獲得した最高値(原則として、G1・Jpn1競走は6着まで、その他の重賞・オープン競走は4着までが対象)を掲載しています。
(3)空欄の馬は、上記(2)の基準を満たしていない馬です。
(4)レーティングに付随するアルファベット(SMILE)は、そのレーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。
S 【Sprint】 1,000m-1,300m [1,000m-1,599m(CAN/USA)]
M 【Mile】 1,301m-1,899m [1,600m-1,899m(CAN/USA)]
I 【Intermediate】 1,900m-2,100m
L 【Long】 2,101m-2,700m
E 【Extended】 2,701m-
※詳細については、JRAのHPをご確認ください。

有馬記念ファン投票

投票期間
11月14日(木)~12月1日(日)
投票結果発表スケジュール
第1回中間発表:11月21日(木)
第2回中間発表:11月28日(木)
最終発表:12月5日(木)

最終発表:12月5日(木)
有効投票数 5,021,272票

順位馬名得票数性齢調教師
1ドウデュース478,415牡5友道康夫
2ダノンデサイル282,521牡3安田翔伍
3ベラジオオペラ262,107牡4上村洋行
4テーオーロイヤル252,606牡6岡田稲男
5ブローザホーン247,856牡5吉岡辰弥
6チェルヴィニア241,625牝3木村哲也
7アーバンシック234,503牡3武井亮
8ディープボンド220,101牡7大久保龍志
9スタニングローズ219,306牝5高野友和
10ジャスティンパレス218,825牡5杉山晴紀
11リバティアイランド218,814牝4中内田充正
12ソールオリエンス185,204牡4手塚貴久
13レガレイラ183,502牝3木村哲也
14ドゥレッツァ156,419牡4尾関知人
15タスティエーラ127,830牡4堀宣行
16ジャンタルマンタル126,399牡3高野友和
17ステレンボッシュ125,523牝3国枝栄
18テンハッピーローズ89,255牝6高柳大輔
19スターズオンアース87,843牝5高柳瑞樹
20マッドクール57,457牡5池添学

特別登録馬のうちファン投票上位10頭は優先して出走できます。
※21位以下などの詳細については、JRAのHPをご確認ください。

第2回中間発表:11月28日(木)
有効投票数 3,580,763票

順位馬名得票数性齢調教師
1ドウデュース338,702牡5友道康夫
2ダノンデサイル201,330牡3安田翔伍
3ベラジオオペラ189,678牡4上村洋行
4テーオーロイヤル183,866牡6岡田稲男
5ブローザホーン181,076牡5吉岡辰弥
6チェルヴィニア173,124牝3木村哲也
7アーバンシック168,886牡3武井亮
8リバティアイランド159,537牝4中内田充正
9ディープボンド158,425牡7大久保龍志
10スタニングローズ158,051牝5高野友和
11ジャスティンパレス155,130牡5杉山晴紀
12ソールオリエンス138,093牡4手塚貴久
13レガレイラ129,169牝3木村哲也
14タスティエーラ93,598牡4堀宣行
15ドゥレッツァ92,608牡4尾関知人
16ジャンタルマンタル91,037牡3高野友和
17ステレンボッシュ90,937牝3国枝栄
18テンハッピーローズ63,469牝6高柳大輔
19スターズオンアース57,094牝5高柳瑞樹
20ジャスティンミラノ45,499牡3友道康夫

※21位以下などの詳細については、JRAのHPをご確認ください。

第1回中間発表:11月21日(木)
有効投票数 2,032,887票

順位馬名得票数性齢調教師
1ドウデュース192,578牡5友道康夫
2ダノンデサイル113,628牡3安田翔伍
3ベラジオオペラ108,250牡4上村洋行
4テーオーロイヤル105,691牡6岡田稲男
5ブローザホーン103,869牡5吉岡辰弥
6アーバンシック94,581牡3武井亮
7チェルヴィニア94,101牝3木村哲也
8リバティアイランド90,165牝4中内田充正
9ディープボンド89,524牡7大久保龍志
10スタニングローズ88,450牝5高野友和
11ジャスティンパレス83,553牡5杉山晴紀
12ソールオリエンス79,199牡4手塚貴久
13レガレイラ73,570牝3木村哲也
14タスティエーラ53,068牡4堀宣行
15ジャンタルマンタル52,048牡3高野友和
16ステレンボッシュ51,636牝3国枝栄
17ドゥレッツァ47,336牡4尾関知人
18ジャスティンミラノ45,607牡3友道康夫
19テンハッピーローズ36,639牝6高柳大輔
20スターズオンアース28,589牝5高柳瑞樹

※21位以下などの詳細については、JRAのHPをご確認ください。

有馬記念(G1)歴代優勝馬

2023.12.24 中山11R 芝2500m 16頭 晴 良
有馬記念

ドウデュース
単勝 5.2倍 (2人気)
2:30.9 (34.3)
武豊騎手
牡4 栗東・友道康夫厩舎
2023有馬記念_ドウデュース

2022.12.25 中山11R 芝2500m 16頭 晴 良
有馬記念

イクイノックス
単勝 2.3倍 (1人気)
2:32.4 (35.4)
C.ルメール騎手
牡3 美浦・木村哲也厩舎
2022有馬記念_イクイノックス

2021.12.26 中山11R 芝2500m 16頭 晴 良
有馬記念

エフフォーリア
単勝 2.1倍 (1人気)
2:32.0 (35.9)
横山武史騎手
牡3 美浦・鹿戸雄一厩舎
2021有馬記念_エフフォーリア

2020.12.27 中山11R 芝2500m 16頭 晴 良
有馬記念

クロノジェネシス
単勝 2.5倍 (1人気)
2:35.0 (36.2)
北村友一騎手
牝4 栗東・斉藤崇史厩舎
2020有馬記念_クロノジェネシス

2019.12.22 中山11R 芝2500m 16頭 曇 良
有馬記念

リスグラシュー
単勝 6.7倍 (2人気)
2:30.5 (34.7)
D.レーン騎手
牝5 栗東・矢作芳人厩舎
2019有馬記念_リスグラシュー

データ分析

脚質

脚質成績勝率連対率3着内率
逃げ1-0-2-710.0%10.0%30.0%
先行7-3-2-2419.4%27.8%33.3%
差し2-6-4-503.2%12.9%19.4%
追込0-1-2-480.0%2.0%5.9%

人気

人気成績勝率連対率3着内率
1番人気5-1-1-350.0%60.0%70.0%
2番人気2-1-2-520.0%30.0%50.0%
3番人気1-1-3-510.0%20.0%50.0%
4番人気1-0-2-710.0%10.0%30.0%
5番人気0-2-0-80.0%20.0%20.0%
6-9番人気1-4-2-332.5%12.5%17.5%
10番人気以下0-1-0-690.0%1.4%1.4%

枠番

枠番成績勝率連対率3着内率
1枠1-1-1-175.0%10.0%15.0%
2枠1-2-1-165.0%15.0%20.0%
3枠2-2-1-1510.0%20.0%25.0%
4枠2-0-2-1610.0%10.0%20.0%
5枠3-2-1-1415.0%25.0%30.0%
6枠1-1-1-175.0%10.0%15.0%
7枠0-1-2-170.0%5.0%15.0%
8枠0-1-1-180.0%5.0%10.0%

前走着順

前走着順成績勝率連対率3着内率
1着5-2-4-2812.8%17.9%28.2%
2着0-2-1-90.0%16.7%25.0%
3着2-1-0-1710.0%15.0%15.0%
4着3-0-2-627.3%27.3%45.5%
5着0-1-1-40.0%16.7%33.3%
6-9着0-2-1-290.0%6.3%9.4%
10着以下0-2-1-370.0%5.0%7.5%

ステップレース

レース成績勝率連対率3着内率
菊花賞2-2-2-913.3%26.7%40.0%
天皇賞(秋) 3-2-1-1117.6%29.4%35.3%
エリザベス女王杯0-2-1-230.0%7.7%11.5%
アルゼンチン杯1-0-0-712.5%12.5%12.5%
ジャパンC3-3-4-415.9%11.8%19.6%
ステイヤーズS0-0-0-60.0%0.0%0.0%
海外1-1-2-511.1%22.2%44.4%
その他0-0-0-280.0%0.0%0.0%

年齢

年齢成績勝率連対率3着内率
3歳馬4-3-2-1616.0%28.0%36.0%
4歳馬3-5-1-396.3%16.7%18.8%
5歳馬3-2-6-405.9%9.8%21.6%
6歳馬0-0-1-220.0%0.0%4.3%
7歳上0-0-0-130.0%0.0%0.0%

所属

所属成績勝率連対率3着内率
関東馬4-2-3-388.5%12.8%19.1%
関西馬6-8-7-925.3%12.4%18.6%

性別

性別成績勝率連対率3着内率
牡馬・セン馬7-7-8-975.9%11.8%18.5%
牝馬3-3-2-337.3%14.6%19.5%

騎手

順位騎手成績勝率連対率3着内率
1ルメール2-3-2-222.2%55.6%77.8%
2武豊2-1-1-522.2%33.3%44.4%
3吉田隼人1-0-1-133.3%33.3%66.7%
4池添謙一1-0-0-712.5%12.5%12.5%
5戸崎圭太1-0-0-614.3%14.3%14.3%
6横山武史1-0-0-325.0%25.0%25.0%
7レーン1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
7北村友一1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
9福永祐一0-1-0-60.0%14.3%14.3%
10M.デムーロ0-1-0-50.0%16.7%16.7%

調教師

順位調教師成績勝率連対率3着内率
1清水久詞1-1-1-033.3%66.7%100.0%
2池江泰寿1-1-0-146.3%12.5%12.5%
3友道康夫1-0-3-126.3%6.3%25.0%
4斉藤崇史1-0-2-033.3%33.3%100.0%
5中川公成1-0-1-050.0%50.0%100.0%
6大竹正博1-0-0-325.0%25.0%25.0%
7矢作芳人1-0-0-233.3%33.3%33.3%
8鹿戸雄一1-0-0-150.0%50.0%50.0%
8木村哲也1-0-0-150.0%50.0%50.0%
10石坂正1-0-0-0100.0%100.0%100.0%

馬主

順位馬主成績勝率連対率3着内率
1キャロット2-3-0-1112.5%31.3%31.3%
2シルクR2-1-0-622.2%33.3%33.3%
3サンデーR2-0-3-716.7%16.7%41.7%
4大野商事1-1-1-033.3%66.7%100.0%
5里見治1-0-0-233.3%33.3%33.3%
6居城要1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
6キーファーズ1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
8社台RH0-2-0-50.0%28.6%28.6%
9前田晋二0-1-0-40.0%20.0%20.0%
10吉田照哉0-1-0-30.0%25.0%25.0%

生産者

順位生産者成績勝率連対率3着内率
1ノーザンF8-4-6-6210.0%15.0%22.5%
2ヤナガワ牧場1-1-1-033.3%66.7%100.0%
3北勝F1-0-1-050.0%50.0%100.0%
4社台F0-4-0-130.0%23.5%23.5%
5村田牧場0-1-0-40.0%20.0%20.0%
6岡田スタツド0-0-1-40.0%0.0%20.0%
7出口牧場0-0-1-10.0%0.0%50.0%

種牡馬

順位種牡馬成績勝率連対率3着内率
1ディープインパクト2-1-2-276.3%9.4%15.6%
2ハーツクライ2-0-2-1212.5%12.5%25.0%
3スクリーンヒーロー1-1-1-125.0%50.0%75.0%
4ブラックタイド1-1-1-033.3%66.7%100.0%
5バゴ1-0-1-133.3%33.3%66.7%
6エピファネイア1-0-0-420.0%20.0%20.0%
6ハービンジャー1-0-0-420.0%20.0%20.0%
8キタサンブラック1-0-0-150.0%50.0%50.0%
9キングカメハメハ0-2-0-140.0%12.5%12.5%
10ドゥラメンテ0-1-1-20.0%25.0%50.0%

※過去10年の有馬記念集計

レースガイド

■競馬界1年の総決算G1

年末の風物詩として中央競馬の最終G1となるのがこの有馬記念であり、その歴史は深い。競馬ファンのみならず普段は競馬と接しない人々もこのレース名を一度は耳にしたことがあるほどの認知度を誇る。

1955年当時の日本中央競馬会理事長であった有馬頼寧により「暮れの中山競馬場で日本ダービーに匹敵する大レースを」とのスローガンのもと、1956年に「中山グランプリ・芝内回り芝2600m」が創設された。しかし、その翌年に有馬理事長が急逝、これまで日本競馬の発展に尽力した同氏の功績を称えて、その名前をとり第2回より「有馬記念」と改称された。その後1960年に芝外回りへ変更、1966年に現在と同様の芝内回りの2500mに変更され、以後はこの条件で施行されてきている。

1984年のグレード制施行によりG1に格付、1995年に特別指定競走に指定され地方馬が出走可能となった。外国調教馬は2000年から2006年までは同年のジャパンカップ優勝馬のみに出走権が与えられていたが、2007年に国際G1競走に認定されたことにより現在は6頭まで出走可能となっている。

出走馬の選出方法は創始者有馬頼寧の理念のもと、第1回から出走にふさわしい馬を実際の競馬ファンに選んでもらい、そのファン投票の結果で出走馬を選出する方式がとられている。その年の最後を飾るG1らしく、3歳以上の牡馬・牝馬・セン馬の全ての馬が出走可能であり、様々なカテゴリーの競走馬が集結することから、真の実力馬を決定するレースと言える。また、馬券の売上も中央競馬の他のG1を大きく上回っており、日本で最も売り上げのあるレースであることは言うまでもなく、世界的にもその売り上げはギネスに認定されている世界一のレースである。

施行されるのは中山競馬場の芝2500mで、外回りコースの3コーナー付近からのスタート。スタート後すぐに4コーナーをむかえることから、外枠の不利は否めず、実際に外枠で好成績を残している馬は当日の単勝1番人気の馬が多く、実力が伴わない馬にとっては内枠を引くことが好走の絶対条件とも言える。また、この芝2500mは年間でも10レース前後しか行なわれず、日経賞が唯一の重賞であるが、その他は条件戦しかなく、なかなか傾向をつかむのが難しいコースでもある。

上記のような傾向の中、何頭もの実力馬がこのコースで持ち味を消されて結果を出せなかった例も数多くあり、あのディープインパクトでさえ2005年第50回のレースでは勝馬ハーツクライを捉えきれずに苦渋をなめている。逆に人気薄の逃げや、器用さはあるが実績の少ない馬がアッと言わせることも良く起こり、波乱を演出する。また、このレースの最大の魅力は、「それまで栄華を誇った馬が不振に陥り、その後何かに導かれるように有馬記念で復活を遂げる」という日本人が好きなドラマのようなことが実際に起こることであろう。