2025年ジャパンカップ(G1)特集

東京12R/芝2400m/(国際)(指)
2024ジャパンカップ_ドウデュース

出走予定注目馬

共同通信杯を完勝して挑んだ春二冠は皐月賞3着、日本ダービー2着と一歩届かず、父ドゥラメンテとの親子制覇はいずれもかなわなかったが、3歳牡馬最上位クラスの実力を証明。ビハインドザマスク牝系らしく東京コースは大得意で、初の古馬挑戦となった天皇賞(秋)ではドスローの展開を鋭く抜け出し、G1初制覇を飾った。2ハロン延長もマイナスではなく、引き続き有力視が必要。

新馬戦の衝撃的パフォーマンスから現3歳世代のトップを走り続け、皐月賞は先行馬総崩れの展開で早めに動く苦しい形となり2着に終わったが、日本ダービーは王道の横綱相撲で勝利、7950頭の頂点に立った。プランスドランジュ賞を叩いて臨んだ凱旋門賞では14着と大敗を喫したが、重馬場と外枠の二重苦でノーカウント。最低限のデキにあればこのメンバーでも着をまとめてくるだろう。

2024年クラシック世代のダービー馬。4歳シーズンはAJCCで始動し、余裕のレース運びで重賞3勝目を飾ると、初の海外遠征となったドバイシーマクラシックではダービーをなぞるような展開で世界の強豪を退け、中東の地でG1・2勝目を勝ち取った。インターナショナルステークスは61kgの斤量に泣く形で伸びきれずの5着、ホームグラウンド・府中2400で即巻き返しといきたい。

2年前の天皇賞(春)を制して以降、一貫して古馬王道路線を走り続けてきたディープインパクト産駒の古豪。2023年天皇賞(秋)を最後に馬券圏内がなかったものの、宝塚記念で久々に3着と好走すると、秋初戦となった天皇賞(秋)では近走で最高といえるゲートからポジションを取り、極限の上がり勝負にも対応して3歳勢2頭に続く3着を確保。ここも最大のカギはゲートになる。

凱旋門賞勝ち馬ソットサスの弟にあたる超良血。その血統背景を証明するように、2歳時から京都2歳S制覇、ホープフルSではのちに有馬記念を制するレガレイラの2着に健闘。3歳シーズンは得意の左回りでドウデュース相手にジャパンCで2着に入った。ドバイとアイルランドの大敗で人気を落としそうだが、こちらも府中2400はベストの舞台。展開利も得られそうで警戒が必要だ。

前述した日本勢5頭に加え、注目はフランスからやってくるカランダガン。セン馬のため凱旋門賞には出走資格がないが、ドバイシーマクラシックで展開不向きながら猛然と追い込んで2着、以降サンクルー大賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、英チャンピオンステークスと格高G1を3連勝して日本にやってくる。2005年のアルカセット以降19年間海外馬の勝利はないが、アルカセット以降のラインナップと比べれば格が3枚は違う。久々に国際色のあるジャパンカップとなりそうだ。
2025年ジャパンカップAI予想

ジャパンカップ(G1)出馬表

馬名性齢重量騎手
1ジャスティンパレス牡658C.デムーロ
2クロワデュノール牡356北村友一
3コスモキュランダ牡458丹内祐次
4ディープモンスター牡758松山弘平
5サンライズアース牡458池添謙一
6ホウオウビスケッツ牡558岩田康誠
7ダノンベルーガ牡658佐々木大輔
8カランダガンセ458M.バルザローナ
9セイウンハーデス牡658津村明秀
10シュトルーヴェセ658菅原明良
11アドマイヤテラ牡458川田将雅
12ヨーホーレイク牡758岩田望来
13ブレイディヴェーグ牝556T.マーカンド
14ダノンデサイル牡458戸崎圭太
15マスカレードボール牡356C.ルメール
16シンエンペラー牡458坂井瑠星
17ドゥレッツァ牡558A.プーシャン
18タスティエーラ牡558D.レーン

前哨戦・重賞結果

2025.10.05 京都11R 芝2400m 18頭 曇 稍重
京都大賞典

1着 ディープモンスター (5人気)
2着 サンライズアース (2人気)
3着 ヴェルミセル (15人気)
2025京都大賞典_ディープモンスター

2025.11.02 東京11R 芝2000m 14頭 曇 良
天皇賞(秋)

2025.11.09 東京11R 芝2500m 18頭 曇 良
アルゼンチン共和国杯

出走予定馬の「調教後の馬体重」

出走予定馬の「調教後の馬体重」は下記となります。

馬名馬体重計量日計量
場所
前走
馬体重
ジャスティンパレス48211/26(水)栗東470
クロワデュノール51411/26(水)栗東海外
コスモキュランダ52411/26(水)美浦520
ディープモンスター47811/27(木)栗東466
サンライズアース54811/27(木)栗東534
ホウオウビスケッツ51811/27(木)美浦504
ダノンベルーガ50711/26(水)美浦508
カランダガン45011/27(木)東京海外
セイウンハーデス48611/27(木)栗東472
シュトルーヴェ48411/26(水)美浦480
アドマイヤテラ50811/27(木)栗東496
ヨーホーレイク54011/27(木)栗東520
ブレイディヴェーグ47811/26(水)美浦474
ダノンデサイル52211/26(水)栗東海外
マスカレードボール47611/27(木)美浦470
シンエンペラー51011/27(木)栗東海外
ドゥレッツァ47811/27(木)美浦478
タスティエーラ50411/26(水)美浦508
  • 馬体重の数値は「kg」。
  • 開催場以外で計量した競走馬については、計量後に開催場へ「輸送」しています。
  • 馬体重は、「調教」「輸送」「飼付」「排糞」等により、常に大きく変動します。
  • 上記馬体重は、あくまでも計量時のデータであり、レース当日の馬体重とは異なります。
  • レース当日に発表する馬体重は、発走時刻の概ね70分前に計量しています。
  • 前走が海外の競馬であっても馬体重を計量している場合には、「前走馬体重」を表記しています。

詳細については、JRAのHPをご確認ください。

特別登録 日本馬のレーティング順位

レーティング順位の上位5頭は他の日本馬より優先して出走できます。

順位馬名レーティング備考
1ダノンデサイル125
2ドゥレッツァ123
3シンエンペラー123
4マスカレードボール121
5クロワデュノール120
6タスティエーラ120
7ジャスティンパレス119
8サンライズアース116
9ホウオウビスケッツ116
10ブレイディヴェーグ111牝馬
11アドマイヤテラ114
12ディープモンスター114
13ヨーホーレイク114
14コスモキュランダ114
15セイウンハーデス111
  • 11/17(月)JRA発表。
    11/25(火)までに他のレースに出走した場合、レーティング順位は変更となる場合があります。詳細については、JRAのHPをご確認ください。

ジャパンカッププレレーティング

馬名2025年度
レーティング
最高値
2025年
レーティング該当レース
アドマイヤテラ114 L目黒記念1着
京都大賞典4着
クロワデュノール120 L東京優駿1着
コスモキュランダ114 LAJCC3着
サンストックトン
サンライズアース116E阪神大賞典1着
ジャスティンパレス118 I天皇賞(秋)3着
シュトルーヴェ
シンエンペラー118 IネオムターフC1着
セイウンハーデス111 MエプソムC1着
タスティエーラ120 IQエリザベス2世C1着
ダノンデサイル125 Lドバイシーマ1着
ダノンベルーガ
ディープモンスター114 L京都大賞典1着
ドゥレッツァ120 Lドバイシーマ3着
ブレイディヴェーグ111 M安田記念4着
ホウオウビスケッツ116 I金鯱賞2着
マスカレードボール121 I天皇賞(秋)1着
ヨーホーレイク114 I大阪杯3着

外国馬
馬名2025年度
レーティング
最高値
2025年度
レーティング該当レース
カランダガン130 IチャンピオンS1着

【プレレーティング表の見かた】
(1)レーティングとは、競走馬の能力を示す客観的な指標となるもので、着差・負担重量・過去の勝馬との比較などをもとに、国際的に統一された基準により、数値化したものです。
(2)ここに示すプレレーティング表は、登録各馬が本年度のレースで獲得した最高値(原則として、GⅠ・JpnⅠ競走は6着まで、その他の重賞・オープン競走は4着までが対象)を掲載しています。
(3)空欄の馬は、上記(2)の基準を満たしていない馬です。
(4)レーティングに付随するアルファベット(SMILE)は、そのレーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。
S 【Sprint】 1,000m-1,300m [1,000m-1,599m(CAN/USA)]
M 【Mile】 1,301m-1,899m [1,600m-1,899m(CAN/USA)]
I 【Intermediate】 1,900m-2,100m
L 【Long】 2,101m-2,700m
E 【Extended】 2,701m-
※詳細については、JRAのHPをご確認ください。

ジャパンカップ(G1)歴代優勝馬

2024.11.24 東京12R 芝2400m 14頭 晴 良
ジャパンカップ

ドウデュース
単勝 2.3倍 (1人気)
2:25.5 (32.7)
武豊騎手
牡5 栗東・友道康夫厩舎
2024ジャパンカップ_ドウデュース

2023.11.26 東京12R 芝2400m 18頭 曇 良
ジャパンカップ

イクイノックス
単勝 1.3倍 (1人気)
2:21.8 (33.5)
C.ルメール騎手
牡4 美浦・木村哲也厩舎
2023ジャパンカップ_イクイノックス

2022.11.27 東京12R 芝2400m 18頭 晴 良
ジャパンカップ

ヴェラアズール
単勝 4.5倍 (3人気)
2:23.7 (33.7)
R.ムーア騎手
牡5 栗東・渡辺薫彦厩舎
2022ジャパンカップ_ヴェラアズール

2021.11.28 東京12R 芝2400m 18頭 晴 良
ジャパンカップ

コントレイル
単勝 1.6倍 (1人気)
2:24.7 (33.7)
福永祐一騎手
牡4 栗東・矢作芳人厩舎
2021ジャパンカップ_コントレイル

2020.11.29 東京12R 芝2400m 15頭 曇 良
ジャパンカップ

アーモンドアイ
単勝 2.2倍 (1人気)
2:23.0 (34.7)
C.ルメール騎手
牝5 美浦・国枝栄厩舎
2020ジャパンカップ_アーモンドアイ

データ分析

脚質

脚質成績勝率連対率3着内率
逃げ1-3-1-78.3%33.3%41.7%
先行4-3-3-2710.8%18.9%27.0%
差し5-5-5-567.0%14.1%21.1%
追込0-0-0-440.0%0.0%0.0%

人気

人気成績勝率連対率3着内率
1番人気6-1-2-160.0%70.0%90.0%
2番人気0-3-3-40.0%30.0%60.0%
3番人気2-1-1-620.0%30.0%40.0%
4番人気1-1-1-710.0%20.0%30.0%
5番人気1-2-1-610.0%30.0%40.0%
6-9番人気0-3-1-360.0%7.5%10.0%
10番人気以下0-0-0-740.0%0.0%0.0%

枠番

枠番成績勝率連対率3着内率
1枠5-3-1-731.3%50.0%56.3%
2枠1-0-4-135.6%5.6%27.8%
3枠3-1-1-1515.0%20.0%25.0%
4枠0-2-0-180.0%10.0%10.0%
5枠0-2-0-180.0%10.0%10.0%
6枠0-2-0-180.0%10.0%10.0%
7枠1-1-1-214.2%8.3%12.5%
8枠0-0-2-240.0%0.0%7.7%

前走着順

前走着順成績勝率連対率3着内率
1着6-4-4-2316.2%27.0%37.8%
2着1-1-0-194.8%9.5%9.5%
3着1-1-1-611.1%22.2%33.3%
4着1-1-1-175.0%10.0%15.0%
5着0-2-1-90.0%16.7%25.0%
6-9着1-0-1-283.3%3.3%6.7%
10着以下0-2-1-320.0%5.7%8.6%

ステップレース

レース成績勝率連対率3着内率
オールカマー0-0-1-70.0%0.0%12.5%
凱旋門賞0-1-0-50.0%16.7%16.7%
京都大賞典3-1-0-1913.0%17.4%17.4%
秋華賞1-2-1-412.5%37.5%50.0%
菊花賞0-1-0-30.0%25.0%25.0%
天皇賞(秋)6-3-4-3014.0%20.9%30.2%
アルゼンチン共和国杯0-1-1-130.0%6.7%13.3%
その他0-2-2-530.0%3.5%7.0%

年齢

年齢成績勝率連対率3着内率
3歳馬1-5-2-154.3%26.1%34.8%
4歳馬4-4-4-378.2%16.3%24.5%
5歳馬5-2-3-3211.9%16.7%23.8%
6歳馬0-0-0-300.0%0.0%0.0%
7歳上0-0-0-200.0%0.0%0.0%

所属

所属成績勝率連対率3着内率
関東馬3-4-1-406.3%14.6%16.7%
関西馬7-7-8-658.0%16.1%25.3%
地方馬0-0-0-40.0%0.0%0.0%
外国馬0-0-0-250.0%0.0%0.0%

性別

性別成績勝率連対率3着内率
牡馬・セン馬7-9-7-1175.0%11.4%16.4%
牝馬3-2-2-1712.5%20.8%29.2%

騎手

順位騎手成績勝率連対率3着内率
1ルメール3-2-0-530.0%50.0%50.0%
2武豊2-0-1-428.6%28.6%42.9%
3福永祐一1-1-1-125.0%50.0%75.0%
4ムーア1-1-0-612.5%25.0%25.0%
5池添謙一1-0-0-233.3%33.3%33.3%
6マーフィ1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
6ボウマン1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
8川田将雅0-2-3-40.0%22.2%55.6%
9M.デムーロ0-1-1-70.0%11.1%22.2%
10ビュイック0-1-1-20.0%25.0%50.0%

調教師

順位調教師成績勝率連対率3着内率
1国枝栄2-1-0-240.0%60.0%60.0%
2友道康夫2-0-2-1311.8%11.8%23.5%
3矢作芳人1-2-0-414.3%42.9%42.9%
4木村哲也1-1-0-133.3%66.7%66.7%
5庄野靖志1-0-1-050.0%50.0%100.0%
5清水久詞1-0-1-050.0%50.0%100.0%
7渡辺薫彦1-0-0-150.0%50.0%50.0%
8高野友和1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
9藤原英昭0-1-1-30.0%20.0%40.0%
10藤沢和雄0-1-0-50.0%16.7%16.7%

馬主

順位馬主成績勝率連対率3着内率
1シルクR3-2-0-433.3%55.6%55.6%
2キャロット1-2-0-316.7%50.0%50.0%
3前田晋二1-1-0-320.0%40.0%40.0%
4佐々木主浩1-0-1-225.0%25.0%50.0%
5NICKS1-0-1-050.0%50.0%100.0%
5大野商事1-0-1-050.0%50.0%100.0%
7国本哲秀1-0-0-233.3%33.3%33.3%
8キーファーズ1-0-0-150.0%50.0%50.0%
9サンデーR0-2-2-50.0%22.2%44.4%
10吉田照哉0-1-0-30.0%25.0%25.0%

生産者

順位生産者成績勝率連対率3着内率
1ノーザンF6-5-6-469.5%17.5%27.0%
2社台C白老F2-1-0-428.6%42.9%42.9%
3ノースヒルズ1-1-0-320.0%40.0%40.0%
4ヤナガワ牧場1-0-1-133.3%33.3%66.7%
5社台F0-2-1-130.0%12.5%18.8%
6下河辺牧場0-1-0-30.0%25.0%25.0%
7Ecurie Des Monceaux0-1-0-00.0%100.0%100.0%
8長谷川牧場0-0-1-10.0%0.0%50.0%

種牡馬

順位種牡馬成績勝率連対率3着内率
1ハーツクライ3-0-2-1813.0%13.0%21.7%
2ディープインパクト2-4-2-187.7%23.1%30.8%
3ロードカナロア2-0-0-166.7%66.7%66.7%
4ブラックタイド1-0-1-050.0%50.0%100.0%
5キタサンブラック1-0-0-150.0%50.0%50.0%
5エイシンフラッシュ1-0-0-150.0%50.0%50.0%
7ドゥラメンテ0-2-1-20.0%40.0%60.0%
8キングカメハメハ0-1-1-100.0%8.3%16.7%
9ルーラーシップ0-1-0-50.0%16.7%16.7%
10ネオユニヴァース0-1-0-30.0%25.0%25.0%

※過去10年のジャパンカップ集計

レースガイド

■日本VS世界!中央競馬最高峰レース!

1970年代後半より「世界に通用する強い馬作り」の気運が高まり、1981年に日本初の国際招待競走「ジャパンカップ(東京・芝2400m)」として創設された。1993年に地方競馬所属も招待対象となり、1984年グレード制施行によりG1に格付、1992年に国際G1に認定された。その後、2008年に創設の「ジャパン・オータムインターナショナル」に指定されている。なお2023年から1着賞金は5億円となり、これは中央競馬では最高額の賞金である。

創設後、第1~3回まで外国馬が制覇。日本馬初の勝利となったのは1994年第4回のカツラギエースで、当時ミスターシービーとシンボリルドルフの三冠馬対決が注目される中、見事に逃げ切り勝ちを納めた。翌年1985年第5回はシンボリルドルフがリベンジを果たして本競走で6冠を達成。その後は、芦毛の怪物オグリキャップとの接戦で世界レコードを記録したホーリックス(1989年)、本競走で勝利し日本で種牡馬入りしたゴールデンフェザント(1991年)など第6~11回まで外国馬が勝利しており、日本馬の劣勢は否めない時代が続いていた。

しかし、1992年第12回でトウカイテイオーが本競走を制し、父シンボリルドルフ以来の日本馬の勝利を飾ると、レガシーワールド(1993年)、マーベラスクラウン(1994年)が立て続けに勝利し、日本馬が世界レベルに近づいていることが証明された。

さらに近年では日本馬のレベルアップが顕著であり、2006年第26回の英雄ディープインパクトの勝利からは日本馬が連続で本競走を制している。世界というよりは日本馬の敵は日本馬にあると言える時代になりつつある。逆に日本馬の実力が上っている為、招待レースとは言え、海外有力馬にもリスクが大きく、凱旋門賞やブリダーズカップなどのビッグレースからの参戦は減少しているとも取れる。