2024年フェブラリーS(G1)特集

東京11R/ダ1600m/(国際)(指)
2023フェブラリーS_レモンポップ

出走予定注目馬

キタサンブラックが送り出した砂の新星。昨年は名古屋、盛岡、金沢でJpn3を3連勝し、暮れのチャンピオンズCと東京大賞典ではともに2着まで食い込んだ。若武者・原優介騎手の好騎乗もさることながら馬自身が地力をつけており、後方一気、逃げと正反対のレースプランで結果を出した点も大きい。国内最強格が不在のここは初G1タイトルの大チャンスだろう。

牡4 栗東・池添学 厩舎
ドゥラエレーデ

芝G1・ホープフルS覇者ながら肩書きにとらわれないローテーションを進む個性派。昨年末、チャンピオンズCと東京大賞典で3着に好走したことで砂のマイル王決定戦に駒を進めてきた。1600m以下の距離経験がなく、レースの流れに対応できるかがポイント。地力勝負ならメンバー随一といえそうで、少しでもタフなレース展開に持ち込みたいところ。

牡8 栗東・安田隆行 厩舎
レッドルゼル

ロードカナロアに初のJRAダート重賞を贈った、一昨年のJBCスプリント覇者。フェブラリーSには3回参戦して4着、6着、2着、適性から若干外れたレース設定ながら大敗はしておらず、レベルが低調だった昨年は連対圏を確保した。8歳馬と大ベテランの域に達しつつあるが、昨年同様のメンバー構成といえる今年も軽視は禁物。

600kgに迫る馬体から繰り出すパワフルな走りで重賞戦線を沸かせる巨漢馬。先行押し切りのレーススタイルを確立した昨年は東京盃とプロキオンSのタイトルを獲得した。マイル戦は2年前のアーリントンカップ(12着)以来とあって一抹の不安は残るが、馬場が渋るなど1400m質のレースになれば上位進出が見えてくるだろう。

芦毛がトレードマークのキタサンブラック産駒。昨年は馬券内への好走こそマイラーズC2着のみにとどまったが、ソングラインから0秒2差に迫った安田記念、1分56秒2で走破した天皇賞(秋)など実力は折り紙付き。母ナターレは戸塚記念など南関東重賞3勝、半弟のインナースティールは川崎で順調にキャリアを積んでおり、ダートをこなせる素地はある。

地方勢からは2年連続NAR年度代表馬、昨年のJBCスプリント覇者イグナイター、南関東の無敗三冠馬ミックファイア、昨年のフェブラリーSで6着に健闘したスピーディキックの3頭が参戦する。1999年メイセイオペラ以来四半世紀ぶりの地方馬Vを期待できる布陣だ。

フェブラリーS(G1)出馬表

馬名性齢重量騎手
1イグナイター牡658西村淳也
2シャンパンカラー牡458内田博幸
3ミックファイア牡458矢野貴之
4ドゥラエレーデ牡458B.ムルザバエフ
5オメガギネス牡458C.ルメール
6カラテ牡858菅原明良
7ガイアフォース牡558長岡禎仁
8セキフウ牡558武豊
9ペプチドナイル牡658藤岡佑介
10タガノビューティー牡758石橋脩
11キングズソード牡558岩田望来
12スピーディキック牝556御神本訓史
13レッドルゼル牡858北村友一
14ウィルソンテソーロ牡558松山弘平
15ドンフランキー牡558池添謙一
16アルファマム牝556R.キング

前哨戦・重賞結果

2023.12.03 中京11R ダ1800m 15頭 晴 良
チャンピオンズC

1着 レモンポップ (1人気)
2着 ウィルソンテソーロ (12人気)
3着 ドゥラエレーデ (9人気)
2023チャンピオンズC_レモンポップ

2023.12.29 大井11R ダ2000m 9頭 晴 良
東京大賞典

1着 ウシュバテソーロ (1人気)
2着 ウィルソンテソーロ (6人気)
3着 ドゥラエレーデ (4人気)

2024.01.21 京都11R ダ1800m 16頭 曇 重
東海S1着優先出走

1着 ウィリアムバローズ (2人気)
2着 オメガギネス (1人気)
3着 ヴィクティファルス (4人気)
2023東海S_ウィリアムバローズ

2024.01.28 東京11R ダ1400m 16頭 曇 良
根岸S1着優先出走

1着 エンペラーワケア (1人気)
2着 アームズレイン (6人気)
3着 サンライズフレイム (2人気)
2024根岸S_エンペラーワケア

出走予定馬の「調教後の馬体重」

出走予定馬の「調教後の馬体重」は下記となります。

馬名馬体重計量日計量
場所
前走
馬体重
アルファマム4702/14(水)栗東466
イグナイター5302/14(水)園田503
ウィルソンテソーロ4902/14(水)美浦487
オメガギネス5002/15(木)美浦494
ガイアフォース5002/14(水)栗東500
カラテ5522/15(木)栗東540
キングズソード5262/15(木)栗東510
シャンパンカラー5152/15(木)美浦504
スピーディキック4912/14(水)野田487
セキフウ5002/14(水)栗東499
タガノビューティー5422/15(木)栗東520
ドゥラエレーデ5322/15(木)栗東510
ドンフランキー6022/14(水)栗東588
ペプチドナイル5382/14(水)栗東534
ミックファイア4952/14(水)大井494
レッドルゼル5002/15(木)栗東490
  • 馬体重の数値は「キログラム」。
  • 開催場以外で計量した競走馬については、計量後に開催場へ「輸送」しています。
  • 馬体重は、「調教」「輸送」「飼付」「排糞」等により、常に大きく変動します。
  • 上記馬体重は、あくまでも計量時のデータであり、レース当日の馬体重とは異なります。
  • レース当日に発表する馬体重は、発走時刻の概ね70分前に計量しています。
  • 前走が海外の競馬であっても馬体重を計量している場合には、「前走馬体重」を表記しています。

詳細については、JRAのHPをご確認ください。

特別登録 日本馬のレーティング順位

レーティング順位の上位5頭は他の日本馬より優先して出走できます。

順位馬名レーティング備考
1キングズソード118
2ウィルソンテソーロ115
3ジャスティンカフェ115
4ガイアフォース115
5ドゥラエレーデ114
6レッドルゼル114
7イグナイター(兵庫)114
8ミックファイア(大井)114
9シャンパンカラー113
10シャマル112
11ドンフランキー112
12カラテ112
13タガノビューティー111
14ペリエール110
15ペイシャエス110
  • 2/5(月)JRA発表。
    2/13(火)までに他のレースに出走した場合、レーティング順位は変更となる場合があります。詳細については、JRAのHPをご確認ください。

フェブラリーSプレレーティング

馬名2023年度
JPN
ランキング
2024年度
レーティング
最高値
2024年
レーティング該当レース
(2023年該当レース)
アルファマム100 M(霜月S1着)
イグナイター114 S(JBCスプリント1着)
ウィルソンテソーロ115 M,I(チャンピオンズC2着
東京大賞典2着)
オメガギネス109 M109 M東海S2着
(グリーンチャンネルC1着)
ガイアフォース117 M(T)(安田記念4着)
カラテ114 I(T)(新潟大賞典1着)
キングズソード118 I(JBCクラシック1着)
ケンシンコウ
サンライズアリオン
サンライズフレイム103 M105 M根岸S3着
(オータムリーフS1着)
サンライズホーク107 M(兵庫ゴールドT1着)
ジャスティンカフェ117 M(T)(マイルCS3着)
シャマル112 M(黒船賞1着)
シャンパンカラー115 M(T)(NHKマイルC1着)
スピーディキック102 M(スパーキングLC2着)
セキフウ109 M(エルムS1着)
タガノビューティー111 M(かしわ記念2着)
ドゥラエレーデ114 M,I(チャンピオンズC3着
東京大賞典3着)
ドンフランキー112 S(東京盃1着)
ペイシャエス110 I(白山大賞典3着)
ペプチドナイル107 M(マリーンS1着
ベテルギウスS1着)
ペリエール110 M(ユニコーンS1着)
ベルダーイメル107 M(グリーンチャンネルC2着)
ミックファイア114 I(ジャパンDD1着)
レッドルゼル114 M(フェブラリーS2着)
レディバグ103 M(スパーキングLC1着)
ワールズコライド

【プレレーティング表の見かた】
(1)レーティングとは、競走馬の能力を示す客観的な指標となるもので、着差・負担重量・過去の勝馬との比較などをもとに、国際的に統一された基準により、数値化したものです。
(2)ここに示すプレレーティング表は、登録各馬が本年度のレースで獲得した最高値(原則として、GⅠ・JpnⅠ競走は6着まで、その他の重賞・オープン競走は4着までが対象)と、昨年度のJPNサラブレッドランキングの数値を掲載しています。なお、(T)は芝競走のレーティングです。
(3)空欄の馬は、上記(2)の基準を満たしていない馬です。
(4)レーティングに付随するアルファベット(SMILE)は、そのレーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。
S 【Sprint】 1,000m-1,300m [1,000m-1,599m(CAN/USA)]
M 【Mile】 1,301m-1,899m [1,600m-1,899m(CAN/USA)]
I 【Intermediate】 1,900m-2,100m
L 【Long】 2,101m-2,700m
E 【Extended】 2,701m-
※詳細については、JRAのHPをご確認ください。

フェブラリーS(G1)歴代優勝馬

2023.02.19 東京11R ダ1600m 16頭 晴 良
フェブラリーS

レモンポップ
単勝 2.2倍 (1人気)
1:35.6 (36.3)
坂井瑠星騎手
牡5 美浦・田中博康厩舎
2023フェブラリーS_レモンポップ

2022.02.20 東京11R ダ1600m 16頭 小雨 重
フェブラリーS

カフェファラオ
単勝 5.1倍 (2人気)
1:33.8 (34.3)
福永祐一騎手
牡5 美浦・堀宣行厩舎
2022フェブラリーS_カフェファラオ

2021.02.21 東京11R ダ1600m 16頭 晴 良
フェブラリーS

カフェファラオ
単勝 3.3倍 (1人気)
1:34.4 (35.6)
C.ルメール騎手
牡4 美浦・堀宣行厩舎
2021フェブラリーS_カフェファラオ

2020.02.23 東京11R ダ1600m 16頭 晴 良
フェブラリーS

モズアスコット
単勝 2.8倍 (1人気)
1:35.2 (35.4)
C.ルメール騎手
牡6 栗東・矢作芳人厩舎
2020フェブラリーS_モズアスコット

2019.02.17 東京11R ダ1600m 16頭 晴 良
フェブラリーS

インティ
単勝 2.6倍 (1人気)
1:35.6 (35.4)
武豊騎手
牡5 栗東・野中賢二厩舎
2019フェブラリーS_インティ

データ分析

脚質

脚質成績勝率連対率3着内率
逃げ1-1-0-810.0%20.0%20.0%
先行6-1-2-3115.0%17.5%22.5%
差し2-6-4-453.5%14.0%21.1%
追込1-2-4-442.0%5.9%13.7%

人気

人気成績勝率連対率3着内率
1番人気5-2-2-150.0%70.0%90.0%
2番人気3-2-0-530.0%50.0%50.0%
3番人気0-1-2-70.0%10.0%30.0%
4番人気1-0-2-710.0%10.0%30.0%
5番人気0-3-0-70.0%30.0%30.0%
6-9番人気0-1-4-350.0%2.5%12.5%
10番人気以下1-1-0-661.5%2.9%2.9%

枠番

枠番成績勝率連対率3着内率
1枠0-0-0-190.0%0.0%0.0%
2枠3-0-2-1415.8%15.8%26.3%
3枠1-1-2-165.0%10.0%20.0%
4枠2-1-1-1610.0%15.0%20.0%
5枠0-2-3-150.0%10.0%25.0%
6枠2-0-2-1610.0%10.0%20.0%
7枠2-2-0-1610.0%20.0%20.0%
8枠0-4-0-160.0%20.0%20.0%

前走着順

前走着順成績勝率連対率3着内率
1着6-3-3-2516.2%24.3%32.4%
2着0-3-2-140.0%15.8%26.3%
3着0-1-1-130.0%6.7%13.3%
4着0-1-0-130.0%7.1%7.1%
5着0-0-1-120.0%0.0%7.7%
6-9着2-2-1-305.7%11.4%14.3%
10着以下2-0-2-218.0%8.0%16.0%

ステップレース

レース成績勝率連対率3着内率
チャンピオンズC※3-3-3-916.7%33.3%50.0%
東京大賞典0-1-2-130.0%6.3%18.8%
東海S2-1-1-1610.0%15.0%20.0%
根岸S4-2-3-487.0%10.5%15.8%
川崎記念0-2-0-130.0%13.3%13.3%
その他1-1-1-293.1%6.3%9.4%

※旧ジャパンカップダートを含む

年齢

年齢成績勝率連対率3着内率
4歳馬4-1-1-1916.0%20.0%24.0%
5歳馬4-4-4-2411.1%22.2%33.3%
6歳馬2-1-3-276.1%9.1%18.2%
7歳上0-4-2-580.0%6.3%9.4%

所属

所属成績勝率連対率3着内率
関東馬4-1-0-2115.4%19.2%19.2%
関西馬6-9-10-974.9%12.3%20.5%
地方馬0-0-0-90.0%0.0%0.0%
外国馬0-0-0-10.0%0.0%0.0%

性別

性別成績勝率連対率3着内率
牡馬・セン馬10-10-9-1166.9%13.8%20.0%
牝馬0-0-1-120.0%0.0%7.7%

騎手

順位騎手成績勝率連対率3着内率
1ルメール2-2-0-425.0%50.0%50.0%
2武豊2-0-0-820.0%20.0%20.0%
3M.デムーロ2-0-0-528.6%28.6%28.6%
4内田博幸1-1-0-514.3%28.6%28.6%
5福永祐一1-0-1-612.5%12.5%25.0%
6田辺裕信1-0-0-614.3%14.3%14.3%
7坂井瑠星1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
8戸崎圭太0-1-1-60.0%12.5%25.0%
9岩田康誠0-1-0-40.0%20.0%20.0%
10幸英明0-1-0-30.0%25.0%25.0%

調教師

順位調教師成績勝率連対率3着内率
1村山明2-0-0-340.0%40.0%40.0%
2堀宣行2-0-0-0100.0%100.0%100.0%
3平田修1-2-0-033.3%100.0%100.0%
4石坂正1-1-1-512.5%25.0%37.5%
5野中賢二1-0-0-516.7%16.7%16.7%
6加藤征弘1-1-0-320.0%40.0%40.0%
7矢作芳人1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
7田中博康1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
9羽月友彦0-1-1-20.0%25.0%50.0%
10安田隆行0-1-0-60.0%14.3%14.3%

馬主

順位馬主成績勝率連対率3着内率
1小林祥晃2-0-0-340.0%40.0%40.0%
2西川光一2-0-0-0100.0%100.0%100.0%
3吉田勝己1-2-0-033.3%100.0%100.0%
4馬場幸夫1-1-1-512.5%25.0%37.5%
5山田和正1-1-0-133.3%66.7%66.7%
6武田茂男1-0-0-325.0%25.0%25.0%
7キャピタルS1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
7ゴドルフィン1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
9ターフS0-1-1-10.0%33.3%66.7%
10東京HR0-1-0-30.0%25.0%25.0%
10瀧本和義0-1-0-30.0%25.0%25.0%

生産者

順位生産者成績勝率連対率3着内率
1ヤナガワ牧場2-0-1-720.0%20.0%30.0%
2Paul P. Pompa2-0-0-0100.0%100.0%100.0%
3社台F1-3-2-164.5%18.2%27.3%
4ノーザンF1-2-1-97.7%23.1%30.8%
5山下恭茂1-0-0-325.0%25.0%25.0%
6Empire Equines LLC1-0-0-233.3%33.3%33.3%
7Mr.&Mrs.Oliver S.Tait1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
7Summer Wind Farm1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
9Buck Pond Farm0-1-1-30.0%20.0%40.0%
10谷川牧場0-1-1-10.0%33.3%66.7%

種牡馬

順位種牡馬成績勝率連対率3着内率
1ゴールドアリュール3-2-1-1117.6%29.4%35.3%
2American Pharoah2-0-0-0100.0%100.0%100.0%
3ケイムホーム1-0-0-420.0%20.0%20.0%
4トワイニング1-1-0-320.0%40.0%40.0%
5Henny Hughes1-0-0-233.3%33.3%33.3%
6Frankel1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
6Lemon Drop Kid1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
8キングカメハメハ0-2-2-90.0%15.4%30.8%
9シニスターミニスター0-1-1-60.0%12.5%25.0%
10Majestic Warrior0-1-1-40.0%16.7%33.3%

※過去10年のフェブラリーS集計

レースガイド

■その年のG1開幕を告げるダート王決定戦!

1984年のグレード制施行に併せて新設された「フェブラリーハンデキャップ(G3)」(東京・ダ1600m)を前身(1984年より前は準OP競走)とする。以後のレースレベル上昇に従い1994年にG2に格上げされ、同時に負担重量がハンデから別定に変更されたことに伴って、レース名が「フェブラリーステークス」に改称された。

中央・地方競馬の交流が大幅に拡大された開放元年(1995年)に地方所属馬も出走可能に。その後の本競走の重要度は更に高まり1997年にJRAでは初のダートG1として格上げされた(負担重量は定量に変更)。これにより、本競走はJRAの競馬番組でその年の一番初めに施行されるG1となった。なお2007年には外国馬も出走可能な国際競走に認定されている。

JRAのダート重賞競走では最も歴史が深く、現在は中京のチャンピオンズカップ(旧ジャパンカップダート)と双璧をなす上半期のダート王決定戦として開催されている。従って本競走を制した馬にはその後も交流競走を含めて活躍した馬が多く、1990年代のライブリマウント(中央地方重賞6連勝)やホクトベガ(エンプレス杯18馬身差勝ち)、2000年代のアグネスデジタル(天皇賞・秋、香港Cなどオールラウンダー)やゴールドアリュール(中央地方G1・4勝)、アドマイヤドン(中央地方G1・7勝)、カネヒキリ(中央地方G1・7勝)、ヴァーミリアン・エスポワールシチー(ともに中央地方G1日本最多9勝)など、数々のダート王者が名を連ねている。なお、地方所属馬で本競走を制したのは1999年第16回メイセイオペラ(水沢競馬所属)のみである。

一方、近年は3月に開催されるドバイワールドカップの前哨戦として本競走をステップとした馬が本番で結果を残している。2001年第18回の3着馬トゥザヴィクトリーおよび2011年第28回の覇者トランセンドはそれぞれ2着としており、本競走が世界レベルへ近づきつつあることを証明していると言える。