2025年フェブラリーS(G1)特集

東京11R/ダ1600m/(国際)(指)
2024フェブラリーS_ペプチドナイル

出走予定注目馬

カラズマッチポイントがついに出した大物候補。芝のマイルを使った新馬戦こそ5着に敗れたが、以降一貫してダート1400mを使って8戦6勝2着2回、前走の武蔵野ステークスでは初のマイルにもあっさり対応して王道の先行押し切りを決めた。父ロードカナロアに初となるJRAダートG1タイトルをプレゼントできるか。

ユニコーンSこそスムーズな競馬にならず敗れたものの、レパードSは文字通りの完勝、ジャパンダートクラシックは差しに構えてフォーエバーヤングから0秒2差2着、名古屋大賞典では初経験の57・5kgをあっさりクリアした新星。ダート界において史上最強の世代になり得る現4歳勢のエース格の1頭として、ここは結果が求められる。

牡7 栗東・武英智 厩舎
ペプチドナイル

昨年は11番人気を覆す快勝で競馬ファンの度肝を抜いたが、かしわ記念3着、マイルCS南部杯2着と現役トップクラスの実力を証明し、チャンピオンズCでは1ハロン長い条件のもとで粘りに粘って掲示板を死守した。7歳を迎えるシーズンだが能力に衰えは見られず、立場が大きく変わった今年も当然の上位候補だ。

みやこSで展開を無視したマクり差しを決めたように、不器用さを脚力でカバーしてのし上がってきたキズナ産駒。前走のプロキオンSも最内枠から自分の型で運びきったサンデーファンデーをあわやのところまで追い詰めた。府中ワンターンマイルがベストとはとても言えないが、ここで好走するようなら未来は明るい。

牡5 美浦・木村哲也 厩舎
コスタノヴァ

リレーションシップ、ファイアンクランツのきょうだいにあたる良血。休み休み使われているために5歳春にしてキャリアはわずか9戦だが、欅ステークスでエンペラーワケアを封じ、根岸Sでは実力馬ロードフォンス相手に0秒7差をつける完勝と実力は間違いない。キャリア最短となる中2週が最大のカギ、週中の気配に注目したいところ。

その他芝・ダート問わず府中のマイルは安定して走っているガイアフォース、プロキオンS覇者サンデーファンデー、古豪ウィリアムバローズ、ダート戦線で確かな存在感を放っているドゥラエレーデ、JBCスプリント覇者タガノビューティーらがエントリー。絶対王者レモンポップが次世代へ託した玉座を勝ち取るのはどの馬か、今年最初のJRA・G1が幕を開ける。

フェブラリーS(G1)出馬表

馬名性齢重量騎手
1エンペラーワケア牡558横山武史
2タガノビューティー牡858石橋脩
3ミトノオー牡558田辺裕信
4ウィリアムバローズ牡758岩田望来
5アーテルアストレア牝656横山典弘
6メイショウハリオ牡858浜中俊
7サンデーファンデー牡558鮫島克駿
8ドゥラエレーデ牡558横山和生
9コスタノヴァ牡558R.キング
10アンモシエラ牝456吉田豊
11ペプチドナイル牡758藤岡佑介
12サンライズジパング牡458幸英明
13デルマソトガケ牡558松若風馬
14ミッキーファイト牡458戸崎圭太
15ガイアフォース牡658長岡禎仁
16ヘリオスセ958原優介

前哨戦・重賞結果

2024.12.01 中京11R ダ1800m 16頭 晴 良
チャンピオンズC

1着 レモンポップ (1人気)
2着 ウィルソンテソーロ (2人気)
3着 ドゥラエレーデ (9人気)
2024チャンピオンズC_レモンポップ

2025.01.26 中京11R ダ1800m 16頭 晴 良
プロキオンS1着優先出走

2025.02.02 東京11R ダ1400m 16頭 曇 稍重
根岸S1着優先出走

1着 コスタノヴァ (2人気)
2着 ロードフォンス (3人気)
3着 アルファマム (7人気)
2025根岸S_コスタノヴァ

出走予定馬の「調教後の馬体重」

出走予定馬の「調教後の馬体重」は下記となります。

馬名馬体重計量日計量
場所
前走
馬体重
アンモシエラ5102/20(木)栗東499
アーテルアストレア4922/20(木)栗東476
ウィリアムバローズ5042/20(木)栗東494
エンペラーワケア5522/19(水)栗東538
ガイアフォース5042/19(水)栗東496
コスタノヴァ4992/19(水)美浦496
サンデーファンデー5382/20(木)栗東526
サンライズジパング5382/19(水)栗東524
タガノビューティー5442/20(木)栗東522
デルマソトガケ5402/20(木)栗東527
ドゥラエレーデ5282/20(木)栗東516
ペプチドナイル5422/20(木)栗東534
ヘリオス4862/20(木)高知482
ミッキーファイト5622/20(木)美浦555
ミトノオー5202/19(水)美浦514
メイショウハリオ5162/19(水)栗東501
  • 馬体重の数値は「キログラム」。
  • 開催場以外で計量した競走馬については、計量後に開催場へ「輸送」しています。
  • 馬体重は、「調教」「輸送」「飼付」「排糞」等により、常に大きく変動します。
  • 上記馬体重は、あくまでも計量時のデータであり、レース当日の馬体重とは異なります。
  • レース当日に発表する馬体重は、発走時刻の概ね70分前に計量しています。
  • 前走が海外の競馬であっても馬体重を計量している場合には、「前走馬体重」を表記しています。

詳細については、JRAのHPをご確認ください。

特別登録 日本馬のレーティング順位

レーティング順位の上位5頭は他の日本馬より優先して出走できます。

順位馬名レーティング備考
1ペプチドナイル116
2ミッキーファイト115
3ガイアフォース115
4ドゥラエレーデ115
5ウィリアムバローズ115
6デルマソトガケ115
7アンモシエラ110牝馬
8コスタノヴァ113
9サンライズジパング113
10ヤマニンウルス113
11セラフィックコール113
12タガノビューティー112
13エンペラーワケア112
14サンデーファンデー112
15アーテルアストレア107牝馬
16ペイシャエス111
17サンライズホーク111
18メイショウハリオ111
  • 2/11(火)JRA発表。
    2/18(火)までに他のレースに出走した場合、レーティング順位は変更となる場合があります。詳細については、JRAのHPをご確認ください。

フェブラリーSプレレーティング

馬名2024年度
JPN
ランキング
2025年度
レーティング
最高値
2025年
レーティング該当レース
(2024年該当レース)
アンモシエラ110 M110 Mクイーン賞2着
(JBCLクラシック1着)
アーテルアストレア107 M(スパーキングLC1着)
ウィリアムバローズ115 M(日本テレビ盃1着)
エンペラーワケア112 M(根岸S1着
武蔵野S1着)
ガイアフォース117 M(T)(安田記念4着)
キャリックアリード105 I101 Mクイーン賞4着
(エンプレス杯3着)
コスタノヴァ109 M113 M根岸S1着
(欅S1着)
サンデーファンデー102 M112 MプロキオンS1着
(ベテルギウスS1着)
サントノーレ108 M(京浜盃1着)
サンライズジパング113 M113 MプロキオンS2着
(みやこS1着
チャンピオンズC6着)
サンライズフレイム106 M98 M根岸S4着
(根岸S3着
ポラリスS1着
栗東S2着)
サンライズホーク111 M(兵庫ゴールドT2着)
セラフィックコール113 L(ダイオライト記念1着)
タガノビューティー112 M(フェブラリーS4着
さきたま杯4着
JBCスプリント1着)
デルマソトガケ115 M(サウジC5着)
ドゥラエレーデ115 M111 MプロキオンS3着
(チャンピオンズC3着)
ペイシャエス111 M(エルムS1着)
ペプチドナイル116 M(フェブラリーS1着
南部杯2着)
ヘリオス105 M(根岸S4着
かきつばた記念2着)
ミッキーファイト115 I(JDクラシック2着)
ミトノオー109 M,I(マーチS2着
平安S1着)
メイショウハリオ111 I(JBCクラシック2着)
ヤマニンウルス113 M(プロキオンS1着)

【プレレーティング表の見かた】
(1)レーティングとは、競走馬の能力を示す客観的な指標となるもので、着差・負担重量・過去の勝馬との比較などをもとに、国際的に統一された基準により、数値化したものです。
(2)ここに示すプレレーティング表は、登録各馬が本年度のレースで獲得した最高値(原則として、GⅠ・JpnⅠ競走は6着まで、その他の重賞・オープン競走は4着までが対象)と、昨年度のJPNサラブレッドランキングの数値を掲載しています。なお、(T)は芝競走のレーティングです。
(3)空欄の馬は、上記(2)の基準を満たしていない馬です。
(4)レーティングに付随するアルファベット(SMILE)は、そのレーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。
S 【Sprint】 1,000m-1,300m [1,000m-1,599m(CAN/USA)]
M 【Mile】 1,301m-1,899m [1,600m-1,899m(CAN/USA)]
I 【Intermediate】 1,900m-2,100m
L 【Long】 2,101m-2,700m
E 【Extended】 2,701m-
※詳細については、JRAのHPをご確認ください。

フェブラリーS(G1)歴代優勝馬

2024.02.18 東京11R ダ1600m 16頭 晴 良
フェブラリーS

ペプチドナイル
単勝 38.0倍 (11人気)
1:35.7 (37.5)
藤岡佑介騎手
牡6 栗東・武英智厩舎
2024フェブラリーS_ペプチドナイル

2023.02.19 東京11R ダ1600m 16頭 晴 良
フェブラリーS

レモンポップ
単勝 2.2倍 (1人気)
1:35.6 (36.3)
坂井瑠星騎手
牡5 美浦・田中博康厩舎
2023フェブラリーS_レモンポップ

2022.02.20 東京11R ダ1600m 16頭 小雨 重
フェブラリーS

カフェファラオ
単勝 5.1倍 (2人気)
1:33.8 (34.3)
福永祐一騎手
牡5 美浦・堀宣行厩舎
2022フェブラリーS_カフェファラオ

2021.02.21 東京11R ダ1600m 16頭 晴 良
フェブラリーS

カフェファラオ
単勝 3.3倍 (1人気)
1:34.4 (35.6)
C.ルメール騎手
牡4 美浦・堀宣行厩舎
2021フェブラリーS_カフェファラオ

2020.02.23 東京11R ダ1600m 16頭 晴 良
フェブラリーS

モズアスコット
単勝 2.8倍 (1人気)
1:35.2 (35.4)
C.ルメール騎手
牡6 栗東・矢作芳人厩舎
2020フェブラリーS_モズアスコット

データ分析

脚質

脚質成績勝率連対率3着内率
逃げ1-1-0-810.0%20.0%20.0%
先行6-1-2-3214.6%17.1%22.0%
差し2-6-4-453.5%14.0%21.1%
追込1-2-4-432.0%6.0%14.0%

人気

人気成績勝率連対率3着内率
1番人気5-2-1-250.0%70.0%80.0%
2番人気3-1-0-630.0%40.0%40.0%
3番人気0-1-2-70.0%10.0%30.0%
4番人気1-0-2-710.0%10.0%30.0%
5番人気0-4-0-60.0%40.0%40.0%
6-9番人気0-1-4-350.0%2.5%12.5%
10番人気以下1-1-1-651.5%2.9%4.4%

枠番

枠番成績勝率連対率3着内率
1枠0-0-0-190.0%0.0%0.0%
2枠3-0-2-1415.8%15.8%26.3%
3枠1-1-2-165.0%10.0%20.0%
4枠2-2-2-1410.0%20.0%30.0%
5枠1-2-3-145.0%15.0%30.0%
6枠2-0-1-1710.0%10.0%15.0%
7枠1-2-0-175.0%15.0%15.0%
8枠0-3-0-170.0%15.0%15.0%

前走着順

前走着順成績勝率連対率3着内率
1着6-2-2-2616.7%22.2%27.8%
2着0-3-2-130.0%16.7%27.8%
3着0-1-1-140.0%6.3%12.5%
4着0-1-0-120.0%7.7%7.7%
5着0-0-1-110.0%0.0%8.3%
6-9着2-3-2-295.6%13.9%19.4%
10着以下2-0-2-237.4%7.4%14.8%

ステップレース

レース成績勝率連対率3着内率
チャンピオンズC3-3-2-1115.8%31.6%42.1%
東京大賞典0-1-2-120.0%6.7%20.0%
東海S3-1-1-1515.0%20.0%25.0%
根岸S4-2-3-427.8%11.8%17.6%
川崎記念0-1-0-130.0%7.1%7.1%
その他0-2-2-350.0%5.1%10.3%

年齢

年齢成績勝率連対率3着内率
4歳馬3-1-1-2012.0%16.0%20.0%
5歳馬4-4-5-289.8%19.5%31.7%
6歳馬3-1-2-279.1%12.1%18.2%
7歳上0-4-2-530.0%6.8%10.2%

所属

所属成績勝率連対率3着内率
関東馬4-1-0-2314.3%17.9%17.9%
関西馬6-9-10-925.1%12.8%21.4%
地方馬0-0-0-120.0%0.0%0.0%
外国馬0-0-0-10.0%0.0%0.0%

性別

性別成績勝率連対率3着内率
牡馬・セン馬10-10-9-1147.0%14.0%20.3%
牝馬0-0-1-140.0%0.0%6.7%

騎手

順位騎手成績勝率連対率3着内率
1ルメール2-2-0-522.2%44.4%44.4%
2武豊2-0-1-720.0%20.0%30.0%
3M.デムーロ2-0-0-528.6%28.6%28.6%
4内田博幸1-1-0-514.3%28.6%28.6%
5福永祐一1-0-1-514.3%14.3%28.6%
6藤岡佑介1-0-0-233.3%33.3%33.3%
7坂井瑠星1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
8長岡禎仁0-2-0-00.0%100.0%100.0%
9戸崎圭太0-1-1-50.0%14.3%28.6%
10岩田康誠0-1-0-30.0%25.0%25.0%

調教師

順位調教師成績勝率連対率3着内率
1堀宣行2-0-0-0100.0%100.0%100.0%
2平田修1-2-0-033.3%100.0%100.0%
3石坂正1-1-1-414.3%28.6%42.9%
4加藤征弘1-1-0-320.0%40.0%40.0%
5野中賢二1-0-0-516.7%16.7%16.7%
6村山明1-0-0-325.0%25.0%25.0%
7矢作芳人1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
7田中博康1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
7武英智1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
10杉山晴紀0-2-0-00.0%100.0%100.0%

馬主

順位馬主成績勝率連対率3着内率
1西川光一2-0-0-0100.0%100.0%100.0%
2吉田勝己1-2-0-033.3%100.0%100.0%
3馬場幸夫1-1-1-414.3%28.6%42.9%
4山田和正1-1-0-133.3%66.7%66.7%
5小林祥晃1-0-0-325.0%25.0%25.0%
5武田茂男1-0-0-325.0%25.0%25.0%
7沼川一彦1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
7ゴドルフィン1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
7キャピタルS1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
10ターフS0-1-1-10.0%33.3%66.7%

生産者

順位生産者成績勝率連対率3着内率
1Paul P. Pompa2-0-0-0100.0%100.0%100.0%
2社台F1-3-1-194.2%16.7%20.8%
3ノーザンF1-2-1-88.3%25.0%33.3%
4ヤナガワ牧場1-0-1-711.1%11.1%22.2%
5山下恭茂1-0-0-325.0%25.0%25.0%
6Empire Equines LLC1-0-0-233.3%33.3%33.3%
7Mr.&Mrs.Oliver S.Tait1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
7Summer Wind Farm1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
7杵臼牧場1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
10Buck Pond Farm0-1-1-20.0%25.0%50.0%

種牡馬

順位種牡馬成績勝率連対率3着内率
1ゴールドアリュール2-2-1-1013.3%26.7%33.3%
2American Pharoah2-0-0-0100.0%100.0%100.0%
3キングカメハメハ1-1-1-710.0%20.0%30.0%
4トワイニング1-1-0-320.0%40.0%40.0%
5ケイムホーム1-0-0-420.0%20.0%20.0%
6Henny Hughes1-0-0-233.3%33.3%33.3%
7Frankel1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
7Lemon Drop Kid1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
9シニスターミニスター0-1-1-80.0%10.0%20.0%
10Majestic Warrior0-1-1-30.0%20.0%40.0%

※過去10年のフェブラリーS集計

レースガイド

■その年のG1開幕を告げるダート王決定戦!

1984年のグレード制施行に併せて新設された「フェブラリーハンデキャップ(G3)」(東京・ダ1600m)を前身(1984年より前は準OP競走)とする。以後のレースレベル上昇に従い1994年にG2に格上げされ、同時に負担重量がハンデから別定に変更されたことに伴って、レース名が「フェブラリーステークス」に改称された。

中央・地方競馬の交流が大幅に拡大された開放元年(1995年)に地方所属馬も出走可能に。その後の本競走の重要度は更に高まり1997年にJRAでは初のダートG1として格上げされた(負担重量は定量に変更)。これにより、本競走はJRAの競馬番組でその年の一番初めに施行されるG1となった。なお2007年には外国馬も出走可能な国際競走に認定されている。

JRAのダート重賞競走では最も歴史が深く、現在は中京のチャンピオンズカップ(旧ジャパンカップダート)と双璧をなす上半期のダート王決定戦として開催されている。従って本競走を制した馬にはその後も交流競走を含めて活躍した馬が多く、1990年代のライブリマウント(中央地方重賞6連勝)やホクトベガ(エンプレス杯18馬身差勝ち)、2000年代のアグネスデジタル(天皇賞・秋、香港Cなどオールラウンダー)やゴールドアリュール(中央地方G1・4勝)、アドマイヤドン(中央地方G1・7勝)、カネヒキリ(中央地方G1・7勝)、ヴァーミリアン・エスポワールシチー(ともに中央地方G1日本最多9勝)など、数々のダート王者が名を連ねている。なお、地方所属馬で本競走を制したのは1999年第16回メイセイオペラ(水沢競馬所属)のみである。

一方、近年は3月に開催されるドバイワールドカップの前哨戦として本競走をステップとした馬が本番で結果を残している。2001年第18回の3着馬トゥザヴィクトリーおよび2011年第28回の覇者トランセンドはそれぞれ2着としており、本競走が世界レベルへ近づきつつあることを証明していると言える。