【2025年最新】ヴィクトリアマイルAI予想・全頭評価 AIが導き出した”S評価”は「中穴」

2025年ヴィクトリアマイルAI予想

以下は、2013年から2024年までのヴィクトリアマイル(芝1600m)に関するレースデータをもとに、人気やオッズを一切考慮せず、出走馬の戦績・傾向・特徴を詳細にまとめたものです。

ヴィクトリアマイル・レース全体の傾向

リピーター傾向/連覇、複数年好走例
同一馬による連覇・複数年好走多数。ストレイトガール(3年連続馬券圏・2勝)、ヴィルシーナ(連覇)など複数年で上位進出例。前年出走歴ある馬が短期間で再度馬券圏内に来るパターンが多い(高齢でも好走例あり)。

先行・差し有利の傾向
逃げ馬の勝利例は極めて稀で、逃げ切ったのは2014年ヴィルシーナ(重賞実績豊富な馬)などごく一部。逃げ馬の大部分は中~下位着順に沈んでいる。毎年、上位馬のラスト3Fは33秒台前半から34秒台前半が多い。後方一気や直線一気の追い込みで馬券圏内に飛び込むケースもしばしば見られる。ラップ的には中盤以降やや緩い流れからの上がり勝負となる年が多いが、一方、平均ペースやや速めで先行勢も残るケースもあり、極端なスローはほとんどない。

高速化が顕著
勝ち時計は近年特に高速化が顕著(1:30.5~1:32秒前半)。2019年・2020年で1分30秒台出現。例外年以外は基本的に1分31~32秒台で決まる。上がり3Fも33秒台前半~32秒台後半の超高速上がりが馬券圏の共通要素(33.0前後が目立つ)。年によっては上がり32秒台も出現し、純粋な末脚性能が要求される。

主流ステップレースからの臨戦
阪神牝馬S(G2)からの臨戦馬が、例年多数出走しており、複数年に渡り好走・勝利馬が出ている。阪神牝馬Sは「芝1600m」で同距離、近い開催時期であることが大きな特徴。福島牝馬S(G3)や中山牝馬S(G3)組も一定数が出走。連対率は高くはないが、複数回馬券内に絡む例あり(特に福島牝馬Sは距離1800mという点でローテ転戦時に注意が必要)。一部、海外遠征帰り(香港・サウジ等)や牡馬混合G1、香港G1からの出走例もあり、間隔が空いた馬の好走例もある(ソングラインやストレイトガール等)。

【ヴィクトリアマイル2025(東京芝1600m)AIランク評価&展開予想】

Sランク(最有力)
4. サフィラ(牝4)
前走阪神牝馬S(G2)勝ち馬。
近年の傾向で最も信頼できる「阪神牝馬S組」かつ勝ち馬で、同距離・近いローテ。
先行して上がり33.3秒(ラスト3F)をマークし、レース内容も優秀。
4歳の勢い、G2勝ち実績、馬体重も中心ゾーン。
直線で早め抜け出し→末脚持続力で押し切るイメージ。

Aランク(有力)
3. アルジーヌ(牝5)
阪神牝馬S組で2着、上がり33.0秒と瞬発力は世代屈指。
近走は1600m~1800mで安定しており、ターコイズS勝ちも評価。
5歳の充実期、G2・G3での好走歴、リピーター傾向にも合致。
差し脚質で展開も向きやすい。

17. アスコリピチェーノ(牝4)
海外帰りだが、サウジG2勝ち・国内でもG3京成杯AHで1分30秒台の高速決着を制覇。
1600mでの実績・瞬発力はトップクラス。
休み明けでも過去の傾向からG1級の能力馬は好走例多数。

10. ボンドガール(牝4)
阪神牝馬Sで上がり32.9秒(5着)と末脚は強烈。
東京新聞杯2着、秋華賞2着などG1・G3で安定。
4歳・差し脚質・東京マイル適性とデータ的に高評価。

Bランク(相手・押さえ)
13. ビヨンドザヴァレー(牝5)
阪神牝馬S4着、中山牝馬S4着、ターコイズS2着と安定。
先行~好位差しで器用な競馬ができる。
勝ち切りまでは微妙だが、複勝圏なら十分。

16. クイーンズウォーク(牝4)
前走金鯱賞(G2)勝ちで牡馬混合重賞制覇。
2000m→1600mの距離短縮は近年の激走パターン。
先行力あり、馬格もあり、東京マイルもこなせるタイプ。

12. シランケド(牝5)
中山牝馬S勝ち馬。
追い込み脚質だが、前走上がり34.7秒で差し切り。
馬格もあり、馬場が渋っても対応可能。

1. クリスマスパレード(牝4)
中山牝馬S3着、金杯4着と先行して安定。
4歳・先行脚質で展開次第では残り目も。

9. アドマイヤマツリ(牝4)
福島牝馬S勝ち馬。
先行力あり、1800m→1600mの距離短縮。

Cランク(厳しい)
5. ラヴェル(牝5)
15. ソーダズリング(牝5)
18. アリスヴェリテ(牝5)
2. ステレンボッシュ(牝4)

【ヴィクトリアマイル2025(東京芝1600m)AI想定レース展開】

例年通り、極端なスローにはなりにくいが、逃げ馬不在でペースは平均やや速めを想定。先行勢は1クリスマスパレード、9アドマイヤマツリ、16クイーンズウォーク、18アリスヴェリテあたり。中団~差しに有力馬が多く、直線は「中団~やや前目」からの瞬発力勝負。馬場はやや時計がかかるが、上がり3F33秒台後半~34秒台前半の決着を想定。外差しも十分届くが、内外の枠順による極端な有利不利は出にくい。例年通り「先行~差し」の器用な立ち回り+末脚が問われる。

【ヴィクトリアマイル2025(東京芝1600m)AIまとめ(ランク一覧)】

ランク馬番馬名ポイント
S4サフィラデータ的に死角が少なく、Sランク唯一指名
A3アルジーヌ阪神牝馬S組で2着、瞬発力は世代屈指
A17アスコリピチェーノ1600mでの実績・瞬発力はトップクラス
A10ボンドガール阪神牝馬Sで上がり32.9秒(5着)と末脚は強烈
B13ビヨンドザヴァレー先行~好位差しで器用な競馬ができる
B16クイーンズウォーク距離短縮は近年の激走パターン
B12シランケド馬格もあり、馬場が渋っても対応可能
B1クリスマスパレード中山牝馬S3着、金杯4着と先行して安定
B9アドマイヤマツリ4歳・勢いあり、馬体重も適性ゾーン
C5ラヴェル近2走は不発だが、距離短縮で変わり身あれば
C15ソーダズリング差し脚質で展開がハマれば
C18アリスヴェリテ展開次第で粘り込みも
C2ステレンボッシュ大阪杯13着からの巻き返しはやや厳しい