【2025年最新】POG2025-2026 コントレイル産駒特集 初年度産駒からスター候補生多数!
POG2025-2026シーズンにおけるコントレイル産駒特集です。ディープインパクト晩年の傑作として、2歳時から東スポ杯、ホープフルSと才能を開花させ、クラシックシーズンでは無敗のまま三冠を制覇、アーモンドアイ・デアリングタクトと「世紀の対決」となったジャパンCでもアーモンドアイの2着に好走しました。引退レースとなったジャパンCから4年の時を経てついに産駒がデビュー、血のドラマを次世代へとつなぐ2歳馬たちをご紹介します(敬称略)。
POG2025-26 注目のコントレイル産駒
コントレイル産駒の目玉として2024年セレクトセール1歳セッションに上場され、税込5億7200万円という超高値で取引された注目の1頭。母コンヴィクション2はアルゼンチンの競走馬で、芝中距離のG1・ヒルベルトレレナ大賞を制した名牝、きょうだいには芝中距離路線で3勝を挙げたレヴェッツァがいます(父ドゥラメンテ)。
ここ2年は父にビッグアーサーが配され、京阪杯制覇など短距離路線で着実に賞金を積み上げているビッグシーザー、萌黄賞制覇などPOG期間内で2勝と堅実な活躍を見せたビッグドリームとすでに成功している母。父がコントレイルに替わって距離適性には微妙な変化が生まれる可能性もありますが、計算できるタイプといえそうです。
母リトルブックは2019年の日本ダービーを制したロジャーバローズを出している名繁殖。2023年セレクトセール当歳セッションで税込7700万円の値がつきました。Cal Norma’s Ladyの牝系はジェンティルドンナ、ドナウブルー、ドナブリーニ、ドナアトラエンテなど牝馬にも活躍馬が見られるだけに、久々の爆発が期待できそうです。
ディープインパクトを父にもつきょうだいのアスクビクターモアは菊花賞を好時計で制した逸材。ドウデュース、イクイノックスと歴史的名馬の叩き合いとなった日本ダービーでもハイペースを前受けして3着と、強い世代で確かな実力を示しました。早逝した兄の無念を晴らすべく、クラシックディスタンスでの活躍が見込まれます。
母インディアナギャルは現役時代重賞勝ちこそないものの、母として2017年朝日杯FS覇者ダノンプレミアムを出して成功しました。母は2005年生まれとキャリアの晩年にさしかかっているのがやや気がかりではあるものの、日本競馬のトップランナーである名伯楽・杉山晴紀厩舎の手でどのような成長曲線を描くのか注目です。
母ヤンキーローズはオーストラリアでG1を2勝。繁殖入りしてからは三冠牝馬リバティアイランドを出しています。牝馬ながらサンデーレーシングで1億円募集がかけられたように、血統的価値に見合う素質を感じさせる1頭、偉大な姉に少しでも近づく活躍を期待しましょう。