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【CBC賞】西園師 コウセキと松山の強力タッグで重賞2勝目に挑む 父・正都氏から短距離王国“継承”

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コウセキで重賞2勝目に挑む西園翔太師
 今週末は3場で見どころ満載の3重賞。6日、出走馬が確定した。日曜中京メイン、サマースプリントシリーズ第4戦「第62回CBC賞」には、西園翔太師(36)が今春に調教師を定年引退した父・正都氏から引き継いだコウセキを送り出す。先月5日の同シリーズ第2戦の北九州記念では管理するフリッカージャブが厩舎初の重賞制覇を飾った。僚馬を勝利に導いた松山弘平(36)との強力タッグでタイトル獲得を目指す。

 父のイズムを継承するように、短距離路線を席巻するか。開業4年目の西園師はJRA通算74勝のうち、1200メートル戦で距離別トップの23勝を挙げている。先月5日に行われた北九州記念(フリッカージャブ)で重賞初制覇。厩舎にとっても待望のタイトルを獲得した。指揮官は「重賞だからではなく、どのレースも全て勝つために厩舎一丸となって一生懸命取り組んでいます」と自然体を貫く。

 サマースプリントシリーズ第4戦のCBC賞にも期待馬コウセキを送り出す。夏コク開催の前走テレQ杯は前半3F32秒4のハイラップを刻みながら序盤で先頭に立つと、持ち前のスピードを生かして2馬身差V。堂々たる内容でオープン入りを果たした。「前半から速いラップで進めていっても最後まで脚が止まることなく、強い競馬の内容でした」と勝利をかみしめる。

 今年3月に調教師を定年引退した父・正都氏はJRA749勝中、215勝を1200メートル戦で挙げ、“短距離王国”とも評された。10年のCBC賞(当時は6月の京都開催)をヘッドライナーで制するなど、スプリント重賞を7勝。その父から引き継いだコウセキは転厩3戦目で重賞に挑戦する。「父の厩舎の時から短距離で活躍していましたし、いい馬を預からせていただいて、オーナー(シェイク・ハムダン)には感謝しかないです」と気を引き締めた。

 コンビ継続となる松山は先週、右足の負傷で騎乗を見送ったが、今週からカムバック。今年ダービーをロブチェンで勝ち、充実期を迎える鞍上の存在も心強い。松山&西園師のタッグは芝1200メートル戦で10戦8勝と驚異的。指揮官は「積極的に勝ちにいってくれる。馬によって当たりが変わって柔軟に対応してくれるし、どんな馬でもお願いしたいですね。人当たりも良くて一緒に仕事がしたいジョッキー」と厚い信頼を寄せる。平成生まれの若きトレーナーとダービージョッキーの強力タッグが、サマースプリントシリーズを盛り上げる。

 ◇西園 翔太(にしぞの・しょうた)1990年(平2)3月8日生まれ、滋賀県出身の36歳。14年1月にJRA競馬学校厩務員課程に入学し、同年7月から父・正都師(今春に定年引退)の厩舎(栗東)で調教助手を務める。21年に4度目の受験で調教師試験に合格し、美浦の上原佑師とともにJRA初の平成生まれの調教師となった。23年3月に厩舎を開業、同25日に中京2R(スマートアンバー)で初勝利。先月5日の北九州記念(フリッカージャブ)で重賞初制覇。JRA通算856戦74勝(うち重賞1勝)。
(C)スポーツニッポン