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メジロドーベルは凄い馬 全21戦でコンビを組んだ吉田豊「毎年G1を勝てる馬なんてそうそういない」

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吉田豊
 夏競馬の水曜企画「夏色思い」。東京本社・後藤光志(30)が担当する第5回の自由研究テーマは「あの馬は今!?」。現役時代にG15勝を挙げた名牝メジロドーベルは現在、離乳した当歳から1歳の子馬の面倒を見るリードホースとして余生を過ごしている。

 メジロドーベルは96年7月にデビュー。G15勝を含む7つの重賞タイトルを手にした。全21戦でコンビを組んだ吉田豊はかつての相棒の近況を聞くと「自分も去年か、一昨年に合いに行った。子馬のリードホースをしていて、元気でいてくれてありがたい」と目尻を下げた。阪神3歳牝馬Sで人馬そろってG1初制覇。「初めてG1を勝たせてくれたし、あんなに毎年G1を勝てる馬なんてそうそういない。当時はデビューしたばかりで分からなかったけど、この年まで乗ってみるとドーベルの凄さが分かります」とうなずく。

 クラシック路線を歩んだ97年は桜花賞こそ2着に敗れたものの、その後はオークス→オールカマー→秋華賞と3連勝。98、99年にはエリザベス女王杯を連覇した。「丈夫で元気で、順調に使えていた馬。女馬でも女っぽさがなくて力強い馬だった」。師匠である大久保洋吉厩舎(15年に定年解散)の管理馬という意味でも思い出深い一頭。「先生が厩舎の馬は所属騎手が乗れ、とやってくれていたので。調教のしがいもありましたし、毎日育てて競馬も乗せてもらった。今ではそういうことも少ないですからね」と懐かしんだ。
(C)スポーツニッポン