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【札幌新馬戦】インワンズブラッド 名馬の道歩む 22年欧州年度代表馬バーイード産駒デビュー

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今週デビュー予定のインワンズブラッドと広岡助手
 世界的良血がベールを脱ぐ。注目2歳馬を紹介する「Road to 2027」は、26日の関屋記念を制したアンパドゥと同じ英国産馬インワンズブラッド(牡=矢作、父バーイード)に注目した。22年欧州年度代表馬を父に持ち、札幌で好時計をマーク。名馬への第一歩を踏み出す準備は整っている。

 英国最強マイラーの子が待望のJRA初出走を迎える。土曜札幌5R芝1500メートルでデビュー予定の英国産馬インワンズブラッドだ。

 父バーイードは現役時、11戦10勝。英仏の芝1600メートルG15勝を含むG16連勝を飾った。母の父は14戦無敗、G110勝を誇った怪物フランケル。「生まれつきの才能」という意味の名をつけられた超良血が天賦の才を見せつける。

 管理するのはフォーエバーヤングを育て上げた西の名門・矢作厩舎。デビュー前から大きな注目を集めるのも当然のことだろう。ただ、広岡助手は「まだ子供で、もう少ししっかりしてからかな」と本格化は先とみている。思えば父バーイードのデビューは3歳6月。同世代が英ダービーを戦い終えた2日後のことだった。父の全兄フクムがG1初制覇を飾ったのも5歳6月の英コロネーションC。まさに遅咲きの父系だ。

 それでも陣営は既に非凡な才能を感じ取っている。15日に札幌芝コースで行われた2週前追いでは強めに負荷をかけられ、5F64秒7〜1F11秒8の好時計をマーク。同助手は「思ったより時計が出ましたし、前向きさが出てきた。素軽い動きをする馬。操縦性が良くて、引っかかることが全くない。ゲートの出が前よりも良くなっていて、賢さを感じる」と賛辞を並べた。

 馬主は広尾レース。矢作厩舎とのタッグといえば22年ドバイターフ、23年サウジCと海外G1を2勝した希代の逃げ馬パンサラッサがいる。偉大な父や先輩のように、世界の競馬史に名を刻む活躍が期待されるインワンズブラッド。発祥の国から海を渡ってやって来た逸材が注目のデビュー戦に臨む。
(C)スポーツニッポン