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引退発表から一夜明け、鷲頭虎太が心境吐露 騎手ラスト週は地元・函館で7鞍「いつも通りに」

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函館競馬場で心境を語った鷲頭虎太騎手(撮影・千葉 茂)
 デビュー5年目の鷲頭虎太(22)の引退をJRAは15日に騎手免許取り消しのリリースで発表済み。一夜明けた16日は本人が滞在先の函館競馬場で心境を語った。

 ステッキを置くきっかけになったのは24年5月4日、新潟の障害戦における落馬事故で、落ちた時の記憶がないほどだった。同時期に藤岡康太さんが命を落とす落馬事故があったことでリスクを直視。「(復帰以降)覚悟を決めてレースに乗ってきたつもりだが自分の中で恐怖心が勝ってきた。結婚したこともあり、覚悟がぶれ出した」と吐露する。

 引退の決意と同時にセカンドキャリアとして福永厩舎にスタッフの空きが出ると知り、直訴したという。「自分が行きたかったG1の舞台で活躍する馬に乗れる仕事。まずは助手の仕事を覚えたい」と来月1日からは福永厩舎の一員として働く旨を伝えた。

 騎手としてのラスト週を迎え、地元・函館で計7頭。「いつも通りに」と高ぶる気持ちを胸に秘め、一頭一頭と向き合う。
(C)スポーツニッポン