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【ラジオNIKKEI賞】スペルーチェ 距離延長へ手応えをつかんだ ラスト1F軽やかに11秒5

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ポリトラックコースで調整するスペルーチェ(撮影・河野 光希)
 3歳ハンデ重賞「第75回ラジオNIKKEI賞」でも、レーヴディソールの血を引くスペルーチェが美浦ポリトラックコースで出色の脚。同じ牝系の素質馬2頭が重賞初制覇へ照準を定めた。

 距離延長へ手応えをつかんだ最終リハだった。初の1800メートル戦に挑むスペルーチェは、ポリトラックコースで単走。最初の2Fは16秒3→14秒0とゆったりしたラップだったが、しっかり我慢が利いていた。直線は鞍上の意のままに動き、ラスト1Fは軽やかに11秒5。疲れを残さない軽めの調整だったが、内容は濃かった。

 陣営の努力が実を結んでいる。この中間はフラットワーク(準備運動)から馬が冷静に走れるよう矯正。宮田師も取り組みの効果を実感している。「前進気勢が旺盛な馬だが、人のコントロール下で走れるようになった。馬自身にメリハリが出てきているね。春は鋭い目をしていたけど、今はその目つきも落ち着いています」。心身ともに成長。大人への階段を着実に上っている。

 前走の橘S(3着)で6キロ減った馬体は放牧を経て回復。トレーナーが「今もカイバをしっかり食べている。体の張りも出てきた。ひと段階ずつ上がって、いい状態。これなら(重賞に)トライできる」と自信をのぞかせるように、仕上がりは万全だ。10年阪神JFを差し切った母レーヴディソールから受け継いだ末脚でみちのくを沸かせる。

 
(C)スポーツニッポン