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凱旋門賞セン馬への開放に「断固反対」凱旋門賞8勝ファーブル師「私は伝統を重んじる」

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アンドレ・ファーブル師
 フランスの競馬統括機関フランスギャロは23日、ギヨーム・ド・サンセーヌ会長が提案したセン馬にも凱旋門賞(G1、パリロンシャン芝2400メートル)出走を認めるプランに関して、理事会が圧倒的多数で承認したと公式サイトで発表した。

 凱旋門賞最多8勝の実績を誇るアンドレ・ファーブル師(80)は英メディアのアットザレーシズの取材に「私は断固反対です」との姿勢を示している。「現時点では提案に過ぎないが、私には何の利益も見当たらない。確かに近年、凱旋門賞馬はシーザスターズ(09年覇者)を除いて種牡馬として成功していないけど種牡馬は減らすのではなく、増やす必要があるんです。セン馬の方が牡馬よりも調教がずっと楽という点には同意します。むしろ利点です。英ダービーに少し似ています。最近は(現役時代に英ダービーを制した)種牡馬で産駒の成績が振るわない馬もいるけど全て周期的な問題です。私は伝統を重んじるので、よほどの理由がない限り、それを変えるのは好きではありません。一頭か二頭、いいセン馬がいるからといって、それ(出走資格の拡大)はどうかなと思います」とコメントした。

 また、英レーシングポスト紙は「去勢された牡馬が享受できる身体的、心理的な利点についてはトレーニング界や獣医師界の間で激しい議論があり、選出された理事会メンバーとフランスギャロの関係者の間では、セン馬に凱旋門賞を開放するかどうかについて深く意見が分かれています」と報じている。

 この案は欧州パターン委員会で承認される必要があり、来年の年明け以降に審査される予定で早ければ来年の凱旋門賞からセン馬の出走が可能となる。

 凱旋門賞は1920年に創設され、繁殖馬選定レースの観点からセン馬に出走資格がない。第105回を迎える今年は10月4日に組まれている。
(C)スポーツニッポン