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【福島新馬戦】シスキン産駒レッジェランツァ“Vバトン”継ぐ

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レッジェランツァ
 中央競馬は本格的な夏競馬シーズンに突入。今週末に福島、小倉開催が同時に開幕する。注目の2歳馬を紹介する「Road to 2027」は日曜福島5R(芝1800メートル)でデビューする東西の素質馬をピックアップ。美浦からは好調・田中博厩舎がレッジェランツァ(牡)を送り込む。

 シスキンは種牡馬となった初年度の21年、アクシデントがあって20頭の交配にとどまった。血統登録産駒はわずか7頭。その中からJRAで4頭が勝ち上がり、阪神JF3着テリオスララを輩出した。1歳下の現3歳からはライヒスアドラーが皐月賞3着、ロックターミガンが京浜盃勝ち。一定の成績を残している。

 現2歳の注目株はレッジェランツァだ。母エレヴァテッツァは3歳の8月までに2勝。早い段階から結果を出した。近親には12、13年と夏の中京記念を連覇したフラガラッハを持つ。山崎助手は「子供っぽい部分はあるけど、頑張らなきゃいけないんだと馬が理解している。根が真面目なところが長所です」とアピールする。

 稽古の段階でも、素質の高さを見せている。18日の1週前追い切りは津村を背にWコースで3頭併せ。内ダノンマスタング(3歳未勝利)、外ウェイワードアクト(6歳オープン)と僚馬に挟まれる並びだったが、全くひるむことはない。リズムのいい走りで直線を迎えると、力強いフットワークでグンと加速。雨の影響で重い馬場をラスト1F11秒6(6F84秒9)、最後は余力十分に併入した。

 「男の子にしては食が細いところがある。これだけの動きをするから、もっと体を大きく見せても…」と課題を指摘するのも期待の裏返し。ここまでWコースでの追い切りは4本。追うごとに5Fの時計は着実に詰めている。「先週、今週の追い切りを見てもしっかり能力がありそうだなと感じる。大事に育てなければならないですね」と続けた。

 21日の東京5Rはシスキン産駒のアヴィアトーレが同じ芝1800メートルで新馬勝ち。みちのくに舞台を移して“Vバトン”を継ぐ。
(C)スポーツニッポン