ニュース詳細

ニュース一覧

【東京新馬戦】うり二つサリオス初年度産駒タクティシアン 森一師期待「体形も気性もよく似ている」

  • facebook
  • twitter
  • hatena blog
  • line
21日の東京4R新馬戦でデビュー予定のタクティシアン
 共に実力や才能に優れ、外見、気性まで似ている父子を「父子鷹」という。球界なら原貢さん│原辰徳さん、黒田一博さん│黒田博樹さん。映画界なら三國連太郎さん―佐藤浩市さん、緒形拳さん―緒形直人さん。G1舞台を席巻した父子鷹といえば古くはメジロアサマ―メジロティターン、シンザン―ミホシンザン、最近ではステイゴールド―ゴールドシップ、キタサンブラック―イクイノックス。今年注目される父子鷹を挙げれば…。

 「お父さんのサリオスに体形も気性もよく似ているんですよ。父をコンパクトにしたような馬体。穏やかな気性で扱いやすい点も同じですから」。森一師はタクティシアンに頼もしげな視線を送りながら口火を切った。父サリオスは師が堀厩舎の調教助手(持ち乗り)時代に担当した思い出の馬。19年の新馬戦から朝日杯FSまで3連勝。皐月賞、ダービーでは3冠馬コントレイルの2着に好走した。

 「お父さんは(530キロ前後の)大型馬の割に体高が低め。見た目はそんなに格好良くありませんでしたが、心肺機能がとても優れていてスピードもありました」と振り返ると、こう続けた。「タクティシアンは父よりひと回り小さいサイズ(馬体重470キロ前後)ですが、父同様に筋肉質で体高が低い、スピードタイプの馬です。1週前追い切りでも反応の良い俊敏な動きを見せていました」

 子は親を映す鏡という。この父子の写真を並べてみれば、父の馬体を88%で縮小コピーしたような姿に映っている。馬体診断でおなじみの鈴木康弘元調教師は朝日杯FS出走前のサリオスをこう評価した。「トモや肩が鎧(よろい)をまとったように盛り上がっています。腹袋も立派。分厚い上半身を支える下半身も丈夫です。飛節が大きく、膝のつくりも頑丈(中略)。クラシックを意識させる大物。前途洋々たる未来が待っています」。サリオスとうり二つの初年度産駒にも前途洋々たる未来が待っている。

 ≪森一厩舎期待3頭≫森一厩舎の2歳牝馬シャンデヴァーグが13日の東京5R新馬を快勝。今週はタクティシアンを含めて3頭の新馬をデビューさせる。21日東京5R(芝1800メートル)に出走予定のダノンコレクト(牡、父ダノンスマッシュ)には「まだ気性は幼いが、いいバネを持っています。父と違って短距離の感じはしません」と森一師。20日東京5R(芝1600メートル)出走予定のコナパームス(牡、父アドマイヤマーズ)には「馬格があって(馬体重約490キロ)、じりじりと長く脚を使うタイプ」と語っていた。
(C)スポーツニッポン