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【桜花賞】ディアダイヤモンド反動なし 中3週も3頭併せ馬なりラスト鋭く11秒5「前走時と同じくらい」

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Wコース、3頭併せで追い切るディアダイヤモンド(左)(撮影・郡司 修)
 中3週の厳しさは、アネモネS組の成績を見れば一目瞭然。しかも、レースレコードVとあれば、疲れを不安視する声が上がるのは当然だ。それでも、ディアダイヤモンドに反動などない。そう断言できるほどの滑らかな走りだった。

 戸崎がまたがった最終リハは、負荷の強いWコース3頭併せ。ウルフマン(3歳未勝利)、ピエスユニーク(3歳未勝利)を前に見る形でスタートした。行きたがるそぶりはまるでなく、序盤からリズムは上々。僚馬2頭の内に入った直線では馬なりのまま軽やかに加速し、ラスト1Fは11秒5と鋭く伸びた。

 全体時計は前走時より0秒1速い5F67秒5。内容、数字ともに状態落ちの要素は見当たらない。初コンタクトの鞍上も「間隔が詰まっているけど、疲れは感じなかった。出来は良さそう」と好ジャッジ。「精神面に余裕があって、そこが乗りやすさにつながっていると思う。素質を感じます」と、早くもパートナーの虜(とりこ)になっていた。

 過去の桜花賞では栗東滞在も少なくなかった手塚久師だが、今回は在厩調整を選択。「レース間隔の短さが一番の理由。中3週となると、栗東に行ってからまた(競馬場までの)輸送があるから。そのリスクを取るよりは、ここでじっくり調整した方が(この馬の)ためになると思った」と意図を説明。「疲れは1週間くらいで取れた。前走時と同じくらいの状態になったんじゃないかな」と万全をアピールした。

 仕上がり切っていなかった新馬戦、冬場で基礎代謝が悪かったシンザン記念を除く2戦はともに圧勝。能力はG1でも決して引けを取らない。「デビュー前から期待していた。大舞台に立たせることができて良かった」とトレーナーが安堵(あんど)するほどの素質馬。アネモネS組不振のジンクスを打ち破り、仁川でも頂点に輝く。
(C)スポーツニッポン