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定年引退の国枝師が厩舎で最後のあいさつ 「いよいよ最後だなと。寂しいものがある」

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厩舎でスタッフらと記念撮影をする国枝師(前列左から3人目)
 国枝栄師(70)、根本康広師(70)、土田稔師(70)、南田美知雄師(70)、小西一男師(70)が3日、調教師として最後の日を迎え、それぞれの厩舎であいさつした。

 国枝師は早朝、フォーグッド(セン7)に騎乗して馬場入りに向かう場面もあった。その後、厩舎でスタッフから花束を受け取り「いよいよ最後だなと。寂しいものがある」とあいさつ。所属した厩務員や助手に向け「G1を取ってもらえるとうれしいので頑張ってもらいたい」などとエールを送った。

 かつて、同厩舎で調教助手を務めた奥村武師(49)も厩舎に訪れ、「感慨深いけど、まだ実感がない。でもこれで見納め。11年一緒にやってきて、馬を大事にするということを学んだ。常にベースになっている」と師匠の引退を惜しんでいた。

 根本厩舎では所属騎手の丸山、野中、長浜を含む全スタッフで記念撮影。ラストデーとなった1日の中山5Rで殊勲Vを飾ったサザンテイオーも馬房でゴロゴロ寝転がっていた。勝利後は自身とダービーを制したメリーナイスの勝負服で馬にまたがった根本師は「あんなドラマみたいな最後ってなかなかないよ。これからもいろいろな形で競馬に携わっていきたい。全く競馬を知らない人にも魅力を伝えられたら」と笑顔で別れを告げた。
(C)スポーツニッポン