ニュース詳細

ニュース一覧

世界的名手デットーリ騎手が現役最終日にブラジルでG1制覇 40年のキャリアにピリオド

  • facebook
  • twitter
  • hatena blog
  • line
ランフランコ・デットーリ騎手
 イタリア出身のトップジョッキー、ランフランコ・デットーリ(55)が1日、ブラジル南東部リオデジャネイロのガベア競馬場でラストライドを迎え、現役最後のG1騎乗となった7R・リオデジャネイロ州大賞(芝1600メートル)を制した。

 16頭立ての11番人気ベットユーキャンとのコンビで大外16番枠にゲートイン。五分のスタートからスッと行き脚がついて2番手へ。十分に脚を残して4コーナーを回り、直線半ばで抜け出し、押し切った。

 引き揚げてくると関係者ら大勢で口取りに納まり、馬の背から万歳で飛び降りるデットーリジャンプ(フライングディスマウント)を披露。厩舎スタッフと抱き合い、喜びを分かち合った。

 この日は4鞍に騎乗し、4R(スピークアルファ)で勝利。トゥッティフルッティに騎乗した6R・エンリケポッソーロ賞(G1)は15着、ラストライドの9R(ラッキータイム)は6着だった。

 凱旋門賞は史上最多の6勝。BCクラシックやドバイワールドC、香港C制覇など世界を股にかけて活躍。もちろん、日本での実績も華々しい。96年シングスピールでジャパンC初勝利。02年にはジャパンCダート(イーグルカフェ)を制覇すると翌日ジャパンC(ファルブラヴ)もV。2日連続G1優勝の離れ業をやってのけ、05年ジャパンCでもアルカセットを頂点へと導いた。

 23年、ブリーダーズCを最後に引退すると表明したがレース前に撤回した。米国を拠点に現役を続行し、昨年10月30日に「乗ってみたいと思っていた南米でキャリアを終えます」と再度、引退を発表。騎手として40年のキャリアにピリオドを打った。
(C)スポーツニッポン