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【セントポーリア賞】リスレジャンデール“出世舞台”駆け抜ける! オークス目標も牡馬相手に飛躍狙う

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順調に乗り込まれているリスレジャンデール
 注目の3歳馬を紹介する「Road to Classic」は、東京開幕週の1勝クラス「セントポーリア賞」からリスレジャンデールを取り上げる。昨秋の東京未勝利戦を強烈な末脚で快勝。今春のオークス(5月24日、東京芝2400メートル)を夢見て、再び東京に照準を定めた。クラシック直結の“出世レース”で牡馬相手に飛躍Vを狙う。同レースには関西馬6頭もエントリー。中でもジャパンC勝ち馬が叔父にいるブルースカイブルーは、初の左回りで新味を引き出す構えだ。

 クラシックの蹄音が一歩一歩近づいてきた冬の東京でG1候補が始動する。昨年11月の東京未勝利戦を強烈な切れで勝ち上がったリスレジャンデールだ。7番手で折り合い、直線はノーアクションで豪快に突き抜けた。メンバー最速の上がり3F33秒9で3馬身差完勝。騎乗した戸崎は「乗りやすい馬です。ゆったりして、余裕を持って走れました」とセンスを称賛した。

 菊花賞などG1・2勝の父エピファネイアは既に種牡馬として地位を確立している万能型。母リリーズキャンドルは仏マイルG1マルセルブーサック賞優勝馬。母名からの連想で「伝説のユリ」(フランス語)と命名された同馬は、近親に19年の年度代表馬リスグラシューがいる血統馬になる。札幌芝2000メートルの新馬戦2着後は東京1800メートルを2戦。奥深い血統を配慮し、距離も選択されてきた。

 前走後はノーザンファーム天栄で充電を図り、今月8日に美浦に帰厩。Wコースと坂路を併用し、順調に乗り込まれている。栗田師は「体もふっくらして、良くなっています」と心身の成長を感じている。21日の1週前追いはWコースで6F82秒9〜1F13秒1。併せたジュワネング(3歳未勝利)には遅れたが、同師は「Wコースの馬場状態もあって目立ちませんけど、この馬なりにはしっかり動けていました」と評価した。

 セントポーリア賞は15年に2冠馬ドゥラメンテが勝ち、23年優勝ベラジオオペラは大阪杯連覇、昨年の勝ち馬エネジルコは菊花賞Vと牡馬強豪が集まる出世舞台。あえての“挑戦”は期待の高さゆえだ。「制御が利いて、最後にしっかり脚を使えるのが一番のセールスポイント。東京コースはその特長が生かせる舞台。目標はオークスなので、男馬相手ですが、何とか突破してほしいです」。栗田師は3カ月半後の夢舞台を見据え、愛馬の今年初戦Vを祈った。
(C)スポーツニッポン