ニュース詳細

ニュース一覧

【京都金杯】キープカルム さらなる飛躍へ照準OK 伸びしろならランスオブカオス

  • facebook
  • twitter
  • hatena blog
  • line
重賞2勝目を狙うキープカルム
 来年の中央競馬は1月4日の東西金杯で始まり、5日の月曜も開催。開幕初日の京都メインは新春恒例の縁起重賞「第64回スポニチ賞京都金杯」だ。飛躍を期すマイラーがそろった。「第75回中山金杯」も多彩な顔触れ。東西2重賞いずれもハンデ戦、白熱の追い比べが繰り広げられる。

 今夏、阪神のしらさぎSで重賞初制覇を飾ったキープカルムは前走富士S6着後、ひと息入れて年明けに照準を合わせている。昨秋に京都マイルで3勝クラスVがあり、コース相性はいい。来年5歳になり、さらなる飛躍を期す。

 伸びしろなら明け4歳のランスオブカオスだ。前走リゲルSを好時計で勝ち切った。首差の接戦をものにし、勝負強さが光る。昨年朝日杯FS3着、今春チャーチルダウンズCを快勝した好素材。キャリア7戦、まだまだ強くなる。

 トロヴァトーレは今春のダービー卿CTを制し、安田記念(17着)に挑戦した。以降、ダート2戦(エルムS12着、ペルセウスS3着)を挟んだが、やはり芝でこそ。G1の敗戦を糧にする。昨年このレースを制したコレペティトールは前走が初障害で9着。平地に戻り、再スタートを切る。脚はあるだけに、うまく展開がかみ合えば。明け8歳のディープインパクト産駒ヤマニンサンパは前走ポートアイランドSでオープン初勝利。年を重ねて良さが出た。
(C)スポーツニッポン