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2歳マイル王決定戦「第77回朝日杯フューチュリティS」の追い切りが17日、東西トレセンで行われ、デビュー2連勝中のエコロアルバが美浦Wコースで圧巻の走りを見せた。歴代の名馬、名車にも例えられる持ち前の末脚で無敗2歳マイル王者の座をつかむ勢いだ。
車好きのルメールは自ら騎乗した一流馬を名車に例えながら感触を伝えてきた。アーモンドアイはフェラーリ、グランアレグリアはポルシェ、イクイノックスはBMW。バイク好きの田村師は自ら管理したアスクビクターモアをオートバイの名車ハーレーダビッドソンになぞらえた。そんな数々の名車に例えられるサラブレッドの粋を集めたのがエコロアルバだ。
アクセルを軽く踏んだだけで併せたディーズゴールド(3歳2勝クラス)を造作もなく2馬身突き放した。キャンターのようなフットワークでWコース5F66秒1、ラスト1F11秒7。ポルシェの大排気量エンジンを搭載したグランアレグリアを想起させる加速力。「微調整でも動きますね。遅く見えて、楽に速い時計が出る。ダートで2連勝中の年長馬相手でも全くひるまない。着実にパワーアップしている」。田村師は筋肉マッチョな馬体に頼もしげな視線を送った。厩舎に初のG1タイトルをもたらせたメジャーエンブレムのように隆起した肩とトモ。「背もだいぶ伸びた。前走時は後躯(こうく)の方が目立つホットロッド(米国のカスタムカー)みたいな格好だったが、バランスが取れてきた。来春、丸みを帯びた体になれば本物です」
先週の馬体重測定で前走比プラス6キロ。「カイバをマックスまでやっているが、いつも奇麗に平らげる」(同師)。オグリキャップのような大食漢。「トレセンで追い切りを重ねても初めての競馬場に行っても古馬よりどっしりしている。馬群も全く気にしない」(寺河助手)。グラスワンダーのような不動心。「前走は道中フワフワしてやる気を見せなかったが、直線でスイッチが入ると次元の違う末脚を使った」(同師)。若駒時代のマカヒキのようなレースぶりである。
テレビドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」で話題になった北海道・日高地区の生産馬。ウイニングチケットなどを出した藤原牧場の“至宝”スターロッチ系だ。田村師はエコロアルバを歴代の名馬に例える代わりにこうつぶやいた。「ロイヤルファミリーを地で行く馬だな」
車好きのルメールは自ら騎乗した一流馬を名車に例えながら感触を伝えてきた。アーモンドアイはフェラーリ、グランアレグリアはポルシェ、イクイノックスはBMW。バイク好きの田村師は自ら管理したアスクビクターモアをオートバイの名車ハーレーダビッドソンになぞらえた。そんな数々の名車に例えられるサラブレッドの粋を集めたのがエコロアルバだ。
アクセルを軽く踏んだだけで併せたディーズゴールド(3歳2勝クラス)を造作もなく2馬身突き放した。キャンターのようなフットワークでWコース5F66秒1、ラスト1F11秒7。ポルシェの大排気量エンジンを搭載したグランアレグリアを想起させる加速力。「微調整でも動きますね。遅く見えて、楽に速い時計が出る。ダートで2連勝中の年長馬相手でも全くひるまない。着実にパワーアップしている」。田村師は筋肉マッチョな馬体に頼もしげな視線を送った。厩舎に初のG1タイトルをもたらせたメジャーエンブレムのように隆起した肩とトモ。「背もだいぶ伸びた。前走時は後躯(こうく)の方が目立つホットロッド(米国のカスタムカー)みたいな格好だったが、バランスが取れてきた。来春、丸みを帯びた体になれば本物です」
先週の馬体重測定で前走比プラス6キロ。「カイバをマックスまでやっているが、いつも奇麗に平らげる」(同師)。オグリキャップのような大食漢。「トレセンで追い切りを重ねても初めての競馬場に行っても古馬よりどっしりしている。馬群も全く気にしない」(寺河助手)。グラスワンダーのような不動心。「前走は道中フワフワしてやる気を見せなかったが、直線でスイッチが入ると次元の違う末脚を使った」(同師)。若駒時代のマカヒキのようなレースぶりである。
テレビドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」で話題になった北海道・日高地区の生産馬。ウイニングチケットなどを出した藤原牧場の“至宝”スターロッチ系だ。田村師はエコロアルバを歴代の名馬に例える代わりにこうつぶやいた。「ロイヤルファミリーを地で行く馬だな」
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