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【香港日記<4>】出張前から急激に複雑になった日中関係。中国本土と香港では微妙に空気感が違うとは聞いていたが、日本出発前は不安だった。そんな出張中、とてもフレンドリーに取材に応じてくれたのが、地元馬トモダチココロエ(香港スプリント出走)の馬主でもあるイアン・シャム氏。「(共同馬主の友人が)日本で勉強をしていた時期もあり、フレンドという意味の“トモダチ”を馬名に入れたいということだった。自分も毎年、日本に行っていて今年のジャパンCも観戦した。日本の競馬が大好きなんです」と笑顔で教えてくれた。
同氏は競馬ライターの仕事もしており、日本馬事情に詳しい。「日本にはフォーエバーヤングなど世界を代表する馬たちがたくさんいる。今年は牝馬のエンブロイダリーに注目しているよ。彼女は絶対にマイルが合うと思う。もちろんトモダチココロエもストライドが大きく、いいポジションで運べれば面白いと思う」と分析していた。
滞在中、地元の中華料理店に入れば店員が「オイシイ?」と何度も声をかけてくれ、香港ジョッキークラブの職員たちも親切にサポートをしてくれた。現地のテレビから流れるニュースではひっきりなしに「日本、台湾」というワードが流れていた。それでも民間レベルでは、凄く温かみを感じる出張だった。この先、もし日本でおもてなしをする機会があれば、自分もできる限り優しくしたいと心から思った。(高木 翔平)
同氏は競馬ライターの仕事もしており、日本馬事情に詳しい。「日本にはフォーエバーヤングなど世界を代表する馬たちがたくさんいる。今年は牝馬のエンブロイダリーに注目しているよ。彼女は絶対にマイルが合うと思う。もちろんトモダチココロエもストライドが大きく、いいポジションで運べれば面白いと思う」と分析していた。
滞在中、地元の中華料理店に入れば店員が「オイシイ?」と何度も声をかけてくれ、香港ジョッキークラブの職員たちも親切にサポートをしてくれた。現地のテレビから流れるニュースではひっきりなしに「日本、台湾」というワードが流れていた。それでも民間レベルでは、凄く温かみを感じる出張だった。この先、もし日本でおもてなしをする機会があれば、自分もできる限り優しくしたいと心から思った。(高木 翔平)
(C)スポーツニッポン