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【香港日記<3>】香港で久しぶりにお会いできたのが、スポニチ本紙評論家の池江泰郎さん。コロナ禍前の栗東出張でごあいさつして以来の再会だった。シャティン競馬場で話をしていれば、自然と話題はかつて泰郎元調教師が手がけたステイゴールドに。「通算で50回も出走したけど日本ではなかなか勝てなかった。それだけに引退レースの(01年)香港ヴァーズを勝った時は本当に特別な思いでした。レース後は感動した(クラブの)会員さんたちが集まって(武)豊さんの胴上げが始まったんです。競馬ではなかなか見ない光景。あれは一生忘れませんよ」と感慨深げにウイナーズサークルを見つめた。
息子の泰寿師が管理するソウルラッシュも香港マイルが引退戦。泰郎さんは「ディープインパクトの時もそうでしたが、引退レースというのはいつも以上に重圧がかかるんです。それでもソウルラッシュは凄く体調が良さそうに見える。どういう環境でもドンと構えて力を出せる。こういう馬ってなかなかいないんですよ」と、数年前と同じく優しい口調で教えてくれた。春のドバイを勝利し、香港の引退戦でV。ステイゴールドと同じ軌跡をたどり、大団円を飾ることができるか。(高木 翔平)
息子の泰寿師が管理するソウルラッシュも香港マイルが引退戦。泰郎さんは「ディープインパクトの時もそうでしたが、引退レースというのはいつも以上に重圧がかかるんです。それでもソウルラッシュは凄く体調が良さそうに見える。どういう環境でもドンと構えて力を出せる。こういう馬ってなかなかいないんですよ」と、数年前と同じく優しい口調で教えてくれた。春のドバイを勝利し、香港の引退戦でV。ステイゴールドと同じ軌跡をたどり、大団円を飾ることができるか。(高木 翔平)
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