地元の雄カーインライジングがドンと構えている。今季はオーストラリアに遠征し、高額決戦ジ・エベレストで海外初勝利。環境が変わっても一切、動じなかった。帰国初戦の前走ジョッキークラブスプリントは危なげのないレース運びで2馬身3/4差V。16連勝＆当レース連覇へ、突き進む。

　サトノレーヴは前走スプリンターズSが前を捉え切れず4着。香港＆英遠征後の休み明け、展開も不向きで悲観する必要なし。昨年このレース3着、今春のチェアマンズスプリントプライズ2着に続き、3度目のシャティンで慣れが見込める。8歳馬ウインカーネリアンはスプリンターズSで11番人気V。持ち味のしぶとさに磨きがかかっている。英国のカーデムはその上をいく9歳馬。レースぶりはベテランの味がある。