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【チャンピオンズC】(15)ペリエール 「外枠不利」を覆す

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樫桜華エクア
 こんにちは、エクアです。これまでG1に9回乗って、うち6回が外枠(6〜8枠)、そのうち3回が8枠の騎手がいます。

 現代競馬でも外枠有利なG1はありますが、まれです。何とも抽選に厳しく当たられる、そんな佐々木大輔がペリエールと臨むチャンピオンズCの枠順は――。

 8枠15番。

 これで同騎手の“G18枠率”は4割。中京ダート1800メートルの3〜4コーナーは緩い角度で入り、出口に近づくにつれ半径が小さくなるスパイラルカーブのため、外を回ってコーナーに入ると、さらに外を回らされます。故にこのレースは内枠が優位で外枠が不利。枠順確定後の黒岩師も「内が欲しかった。厳しい枠」と嘆いています。

 ただペリエールにとって枠順はともかく並びは悪くありません。12番のナルカミは序盤、勝手に加速していくタイプ。コース形態上、どの馬も3角入り口をなるべくラチに近いポジションで回りたい。行き切らないと番手の優位を生かせないコースだけにナルカミが飛ばす公算大。“ナルカミの外”の馬は望むポジションを取れる可能性も十分。G1で何度も外枠に置かれたジョッキーなら、こうした点の研究に抜かりはないはず。

 ◎ペリエール

 東京マイルのユニコーンS勝ち馬ですが、今夏の北海道でオープン、G3を連勝したように、小回りで自分から仕掛ける機動力に磨きがかかりました。大箱の中京ですが、最終的に3角好位ラチ沿いを取るのが重要で、小回り巧者こそ狙い目です。パカラッチェ!(Vチューバー)
(C)スポーツニッポン