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【チャンピオンズC】アンカツさん「陣営すら驚くレベルで成長しとるんやないか」ダブルハートボンド称賛

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通算4464勝の元ジョッキー・安藤勝己さん
 ◇第26回チャンピオンズカップ(2025年12月7日 中京競馬場)

 3歳から9歳と幅広い世代のダート活躍馬が顔をそろえたG1「チャンピオンズC」が7日に中京競馬場で行われ、単勝2番人気のダブルハートボンドが写真判定の大激戦を制し、G1初制覇を飾った。鞍上の坂井は昨年のレモンポップに続く同レース3連覇。牝馬の優勝は15年サンビスタ以来10年ぶり2頭目の快挙となった。

 2着はハナ差で3番人気のウィルソンテソーロ、3着には7番人気のラムジェットが入った。

 中央と地方で通算4464勝の元ジョッキー・安藤勝己氏(65)がレース後、自身のX(旧ツイッター)を更新。「ダブルハートボンド。行く気になってもうたシックスペンスに釣られずリュウセイが冷静に立ち回った。馬も落ち着いて応じるセンスがあるし、陣営すら驚くレベルで成長しとるんやないか」とV馬を称賛。「ウィルソンテソーロは三度の負けて強し。経済コースで馬群をぬって人馬一体でファイト。ラムジェットは中京合うね」と優勝争いを総評した。

 ▼チャンピオンズC ダート国際競走を創設する機運が高まり、2000年に「ジャパンカップダート」が創設された。14年の第15回からチャンピオンズカップと名前を替えて、以降は中京ダート1800メートルで行われるG1として定着している。26年からは1着賞金1億5000万円と現行より3000万円増額される。
(C)スポーツニッポン