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土曜付企画「G1展開王」は数多くある予想ファクターの中から、展開面にスポットを当てて勝ち馬をあぶり出していく。「第50回エリザベス女王杯」は東京本社・鳥谷越明が担当。秋の最強牝馬を決める一戦は経験豊富な古馬とフレッシュな3歳の激突。主役は地力上位のあの馬で不動との結論で、相手候補に展開面から穴馬2頭を挙げた。
舞台となる京都芝外回りは、秋華賞が行われている内回りより最後の直線が約75メートル長い。小回りの秋華賞は年によって前残りになったり前崩れになったり極端な傾向だが、エリザベス女王杯の傾向は明確。過去5年の1〜3着馬15頭中、4角3番手以内の馬は4頭のみ。逃げた馬の馬券絡みはゼロで、しっかり差せる馬が有利な舞台と言える。
今年の逃げ候補は、秋華賞でよどみないラップを刻んで2着に粘ったエリカエクスプレス。外回り&1F延長の今回はペースを落としたいところだが、抑えるのが難しい気性とあって今回も平均ペースの逃げが濃厚。となれば、最後は地力勝負の差し比べ。昨年の有馬記念優勝馬で、ステップレースのオールカマーを豪快に差し切ったレガレイラの中心は動かない。
1番人気で5着だった昨年は発馬直後に窮屈になって体勢を崩し、最後の直線では完全に挟まってブレーキをかける大きなロス。それでも2着馬とは0秒1差で、今回手綱を取る戸崎も「条件が合わないとは全く思っていない」とコースの克服に自信を見せる。決まった枠順は、くしくも昨年と同じ4枠7番。不完全燃焼だった昨年の鬱憤(うっぷん)を晴らす圧勝劇を期待だ。
相手も末脚非凡なタイプが狙い目。まずは関屋記念で大外一気を決めた(4)カナテープ。距離は未知数もレーン騎乗なら2割増しの評価が可能。そして(9)ボンドガール。乗り難しいタイプだが、うまく折り合えれば昨年の秋華賞(2着)の再現がある。
舞台となる京都芝外回りは、秋華賞が行われている内回りより最後の直線が約75メートル長い。小回りの秋華賞は年によって前残りになったり前崩れになったり極端な傾向だが、エリザベス女王杯の傾向は明確。過去5年の1〜3着馬15頭中、4角3番手以内の馬は4頭のみ。逃げた馬の馬券絡みはゼロで、しっかり差せる馬が有利な舞台と言える。
今年の逃げ候補は、秋華賞でよどみないラップを刻んで2着に粘ったエリカエクスプレス。外回り&1F延長の今回はペースを落としたいところだが、抑えるのが難しい気性とあって今回も平均ペースの逃げが濃厚。となれば、最後は地力勝負の差し比べ。昨年の有馬記念優勝馬で、ステップレースのオールカマーを豪快に差し切ったレガレイラの中心は動かない。
1番人気で5着だった昨年は発馬直後に窮屈になって体勢を崩し、最後の直線では完全に挟まってブレーキをかける大きなロス。それでも2着馬とは0秒1差で、今回手綱を取る戸崎も「条件が合わないとは全く思っていない」とコースの克服に自信を見せる。決まった枠順は、くしくも昨年と同じ4枠7番。不完全燃焼だった昨年の鬱憤(うっぷん)を晴らす圧勝劇を期待だ。
相手も末脚非凡なタイプが狙い目。まずは関屋記念で大外一気を決めた(4)カナテープ。距離は未知数もレーン騎乗なら2割増しの評価が可能。そして(9)ボンドガール。乗り難しいタイプだが、うまく折り合えれば昨年の秋華賞(2着)の再現がある。
(C)スポーツニッポン