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【武蔵野S 展望】G1馬コスタノヴァ反撃へ立ち上がる 好素材の3歳馬ルクソールカフェに魅力

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コスタノヴァ
 15日(土曜)の東京メインは「第30回武蔵野S」(ダート1600メートル)。年明けのフェブラリーSと同条件の舞台設定で、1着馬にはチャンピオンズC(12月7日、中京)への優先出走権が与えられる。今年は並み居る重賞馬に、伸び盛りの3歳馬もエントリー。ダート路線の勢力図を占う好カードとなった。

 主役は今年のフェブラリーSを制したコスタノヴァ。東京ダートは6戦6勝。全てで上がり3F3位以内をマークしているように、末脚を生かせる府中は絶好舞台だ。6月のさきたま杯(11着)から4カ月半ぶりの実戦だが、ここへ向けて乗り込みは順調。力を出せる状態にある。

 対抗は3歳馬ルクソールカフェ。昨年11月、同条件の未勝利戦を1分35秒8の好時計でV。今春はケンタッキーダービー(12着)にも参戦、世界の強豪としのぎを削って力をつけてきた。古馬とは初対戦だが、2戦2勝の府中なら好勝負になる。オメガギネスは前走グリーンチャンネルCが圧巻の内容。トップタイのハンデ60キロを背負いながら、一瞬の脚を使って2着馬を4馬身突き放した。他にはG1馬ペプチドナイル、日の出の勢いのビダーヤなども上位を狙う。
(C)スポーツニッポン