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復帰を自ら祝う重賞獲りへ――。8月9日の中京競馬で落馬負傷し、右足のかかとを骨折していた幸英明(49)が8日に京都で復帰する。JRA騎乗数2万4912回は武豊の2万5359回に次ぐ記録。懸命なリハビリを重ねた“鉄人”の手綱さばきに注目だ。京都日曜メインの「第15回みやこS」はシゲルショウグンとのコンビで重賞に騎乗。5月のエプソムC以来の重賞Vなら、JRA重賞50勝目のメモリアルとなる。
復帰初週から存在感を示す。右足踵骨(しょうこつ)の骨折で戦列を離れていた幸が復帰する。土日の京都でそれぞれ5鞍に騎乗、みやこSはシゲルショウグンとのコンビで参戦。「ありがたいですね。いきなり重賞にも乗せていただいて」と喜びをかみしめる。
8月9日の中京4Rで本馬場入場の際に落馬負傷。「かかとの骨折で簡単に考えていたところもあったんですが、普通は半年ぐらいかけて治す箇所みたいです。理学療法士さんが休みを返上して施術してくださいました」と早期復帰に感謝。それでも約3カ月のブランク。18年に右肘の開放粉砕骨折で3カ月弱の休養はあったが「今回の方が1、2週間くらい長くかかりました」と自身最長の離脱になったことを明かした。
当初は天皇賞・秋でセイウンハーデスに騎乗するため、先週2日の復帰を目標にしてきたが断念。「リハビリを頑張って、乗れるかもというところでしたが、1週前に間に合わなかったので。復帰週がG1だと関係者の方に心配をかけますしね」。代打騎乗の菅原明にはパートナーの癖などを丁寧に説明した。今回の落馬負傷について「昔だったら落ちていないと思うので恥ずかしいです」と悔しさをにじませながら「お菓子の食べ過ぎですね。もっと栄養を取らないと。カルシウムをいっぱい取っています」と笑みを浮かべた。
JRAの年間最多騎乗レコード1081回の記録を持つ鉄人。関係者の信頼も厚く、シゲルショウグンの大橋師は「技術はもちろん、みんなから愛される人格者」と絶賛した。パートナーの最終追いにまたがった幸は「凄く乗りやすい。枠順が決まってから先生(大橋師)の指示を聞いて、そのイメージ通り乗りたい」と意気込む。みやこSは17年以降、6回騎乗して4連対。19年ヴェンジェンス(7番人気)、22年サンライズホープ(11番人気)と伏兵を勝利に導いた。好相性の重賞で関係者の期待に全力で応える。
復帰初週から存在感を示す。右足踵骨(しょうこつ)の骨折で戦列を離れていた幸が復帰する。土日の京都でそれぞれ5鞍に騎乗、みやこSはシゲルショウグンとのコンビで参戦。「ありがたいですね。いきなり重賞にも乗せていただいて」と喜びをかみしめる。
8月9日の中京4Rで本馬場入場の際に落馬負傷。「かかとの骨折で簡単に考えていたところもあったんですが、普通は半年ぐらいかけて治す箇所みたいです。理学療法士さんが休みを返上して施術してくださいました」と早期復帰に感謝。それでも約3カ月のブランク。18年に右肘の開放粉砕骨折で3カ月弱の休養はあったが「今回の方が1、2週間くらい長くかかりました」と自身最長の離脱になったことを明かした。
当初は天皇賞・秋でセイウンハーデスに騎乗するため、先週2日の復帰を目標にしてきたが断念。「リハビリを頑張って、乗れるかもというところでしたが、1週前に間に合わなかったので。復帰週がG1だと関係者の方に心配をかけますしね」。代打騎乗の菅原明にはパートナーの癖などを丁寧に説明した。今回の落馬負傷について「昔だったら落ちていないと思うので恥ずかしいです」と悔しさをにじませながら「お菓子の食べ過ぎですね。もっと栄養を取らないと。カルシウムをいっぱい取っています」と笑みを浮かべた。
JRAの年間最多騎乗レコード1081回の記録を持つ鉄人。関係者の信頼も厚く、シゲルショウグンの大橋師は「技術はもちろん、みんなから愛される人格者」と絶賛した。パートナーの最終追いにまたがった幸は「凄く乗りやすい。枠順が決まってから先生(大橋師)の指示を聞いて、そのイメージ通り乗りたい」と意気込む。みやこSは17年以降、6回騎乗して4連対。19年ヴェンジェンス(7番人気)、22年サンライズホープ(11番人気)と伏兵を勝利に導いた。好相性の重賞で関係者の期待に全力で応える。
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