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【BCクラシック】フォーエバーヤング 矢作師「昨年より状態はいい」

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昨年のBCクラシックを制したシエラレオーネ(AP)
 米国競馬の祭典「ブリーダーズC」は日本時間2日早朝、カリフォルニアサンディエゴ近郊のデルマー競馬場で開催2日目を迎える。21年ラヴズオンリーユー(フィリー&メアターフ)、マルシュロレーヌ(ディスタフ)以来のBC日本調教馬Vなるか。フォーエバーヤングが出走する9Rクラシック、アルジーヌが出走する10Rマイル、12Rフィリー&メアターフの3競走でJRAの馬券発売がある。

 ▼(1)フィアースネス(プレッチャー師)前走は印象に残る勝ち方。デルマーで好走しているのは強み。前走後も状態は良く、予定通り調整できている。去年のケンタッキーダービー(15着)や2走前のようにムラがあるけど力通りなら、いい競馬をしてくれる。

 ▼(2)バエザ(共同オーナー兼生産者のロバート・クレイ氏)生まれた時からいい馬だったけど少し成長が遅れていた。そこから徐々に良くなり、デビュー後はいい競馬をして一戦ごとに成長している。このレースをきっかけに、さらに成長してくれたら。

 ▼(3)ネバダビーチ(バファート師)そんなに調教で目立つ方ではないけど、いい動きをしている。これまで戦ったことのないメンバーが相手だけど元々、期待していた馬だからね。1F延長は問題ない。

 ▼(4)コントラリーシンキング(ブラウン師)いい枠が当たったし道中、思ったポジションで運べるんじゃないかな。

 ▼(5)フォーエバーヤング(矢作師)この一年、ここを目標にしてきた。前走は75%くらいの仕上がりで勝ってくれて、その後も順調。デルマーも2度目で馬がリラックスしている。トモが強くなって精神面も成長し、昨年より状態はいい。昨年は最内枠から前を追いかけ、結果的にハイペースになってしまい、あれは読み違えた。抽選運がない方だけど今回はとてもいい枠。

 ▼(7)シエラレオーネ(ブラウン師)ここ数週、いい調教を重ねられて動きは素晴らしい。去年このレースを勝った時と同様いい状態で臨める。

 ▼(8)マインドフレーム(プレッチャー師)今年はG1を獲ることを目標に掲げ、最初に7F、次に9FでG12勝。それ自体が素晴らしいことだよ。前走(スタート後に外から寄られ落馬、競走中止)は不運な競馬になった。その後はここに向けて調整し、稽古の動きは力強く素晴らしい。去年10FのベルモントSで2着に来ているし、この距離でも力を出してくれたら。

 ▼(9)ジャーナリズム(マッカーシー師)うまく夏を越したし、前走から間隔が十分に空いて、いい調教を積めた。先週日曜の追い切りでホセ(オルティス)に乗ってもらったし、レースも彼に任せる。

 ▼(10)アンティクエリアン(プレッチャー師)肉体的にも精神的にも成熟し、どんどん良くなって乗りやすくなっている。テンから前に行く脚があって道中、好位を取れるし、追い出してエンジンがかかってからは長く脚を使える。
(C)スポーツニッポン