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芝中距離最強を決める「第172回天皇賞・秋」の最終追い切りが29日、東西トレセンで行われた。今年の皐月賞馬ミュージアムマイルが坂路併せ馬で勝負仕上げ。今週からJRA短期免許を取得するクリスチャン・デムーロ(33)とのコンビでG1・2勝目を狙う。23年ダービー馬タスティエーラもダミアン・レーン(31)を背にWコースでシャープな動き。JRA初参戦となるフランス出身のアレクシス・プーシャン(25)が騎乗した昨年の菊花賞馬アーバンシックもWコースで力強い動きを見せた。同レースは30日に出走馬と枠順が確定する。
闘争心をみなぎらせた。皐月賞馬ミュージアムマイルが秋2走目で勝負仕上げだ。開門直後の坂路でワンダーディーン(2歳1勝クラス)と併せ馬。攻め駆けする僚馬を半馬身ほど追走する形から、いっぱいに負荷をかけられて併入に持ち込んだ。稽古をつけた友道助手は「相手が動いたので追う形になりましたけど、時計(4F53秒8〜1F12秒3)も出ましたしG1ですから。しっかり動けていました」とうなずいた。
これまでの8戦は最終追いが坂路馬なりだったのに対して今回はいっぱい。意欲的な攻め過程には体質面の強化がある。高柳大師は「調教を積んでも体重が減らなくなりました。以前は細く見えるところがありましたが(体が)しっかりしてきましたね。(中間も)攻めることができました」と成長に目を細めた。
休み明けのセントライト記念(1着)を叩いて思い描いた通りの上昇ムード。友道助手は「前回はおっとりした感じでしたけど、今は活気あふれる感じ。(同じ叩き2走目の)皐月賞と同じような雰囲気」と胸を張った。春は始動戦の弥生賞ディープインパクト記念で4着に敗れたものの、皐月賞では断然人気クロワデュノールを破ってクラシック制覇。指揮官は「これまでを振り返っても叩いた方がパフォーマンスが上がります。今日の動きも指示通りのタイムで良かった。息の入りも良く雰囲気がいい」と上積みをアピールした。
今回はダービー6着以来、2度目の東京遠征。当時の敗因について、指揮官は「距離も流れも良くなかったです」と分析。「左回りではいい結果が出ていませんが2000メートルなら。最近はゲートもスムーズに出てくれているので二の脚がつけば」と反撃に期待する。
手綱を取るのは今週から短期免許で騎乗するC・デムーロ。昨年の黄菊賞1着、朝日杯FS2着に続く3度目のコンビとなる。「あれだけ実績のあるジョッキーですし、これまでテン乗りだったことが多かったので、2回乗ってもらっている経験は大きい」と信頼を寄せる。伸び盛りの3歳馬と名手のタッグで強豪古馬に立ち向かう。
闘争心をみなぎらせた。皐月賞馬ミュージアムマイルが秋2走目で勝負仕上げだ。開門直後の坂路でワンダーディーン(2歳1勝クラス)と併せ馬。攻め駆けする僚馬を半馬身ほど追走する形から、いっぱいに負荷をかけられて併入に持ち込んだ。稽古をつけた友道助手は「相手が動いたので追う形になりましたけど、時計(4F53秒8〜1F12秒3)も出ましたしG1ですから。しっかり動けていました」とうなずいた。
これまでの8戦は最終追いが坂路馬なりだったのに対して今回はいっぱい。意欲的な攻め過程には体質面の強化がある。高柳大師は「調教を積んでも体重が減らなくなりました。以前は細く見えるところがありましたが(体が)しっかりしてきましたね。(中間も)攻めることができました」と成長に目を細めた。
休み明けのセントライト記念(1着)を叩いて思い描いた通りの上昇ムード。友道助手は「前回はおっとりした感じでしたけど、今は活気あふれる感じ。(同じ叩き2走目の)皐月賞と同じような雰囲気」と胸を張った。春は始動戦の弥生賞ディープインパクト記念で4着に敗れたものの、皐月賞では断然人気クロワデュノールを破ってクラシック制覇。指揮官は「これまでを振り返っても叩いた方がパフォーマンスが上がります。今日の動きも指示通りのタイムで良かった。息の入りも良く雰囲気がいい」と上積みをアピールした。
今回はダービー6着以来、2度目の東京遠征。当時の敗因について、指揮官は「距離も流れも良くなかったです」と分析。「左回りではいい結果が出ていませんが2000メートルなら。最近はゲートもスムーズに出てくれているので二の脚がつけば」と反撃に期待する。
手綱を取るのは今週から短期免許で騎乗するC・デムーロ。昨年の黄菊賞1着、朝日杯FS2着に続く3度目のコンビとなる。「あれだけ実績のあるジョッキーですし、これまでテン乗りだったことが多かったので、2回乗ってもらっている経験は大きい」と信頼を寄せる。伸び盛りの3歳馬と名手のタッグで強豪古馬に立ち向かう。
(C)スポーツニッポン