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【秋華賞】エンブロイダリー2冠!ルメール「勝つ自信がありました」「ラスト200mは凄くいい脚」

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<京都競馬 11R秋華賞>エンブロイダリーで秋華賞を制しガッツポーズのC・ルメール騎手 (撮影・奥 調)
 ◇第30回秋華賞(2025年10月19日 京都)

 牝馬3冠の最終戦となる京都競馬場のG1「秋華賞」が19日に開催され、2番人気のエンブロイダリー桜花賞に続いて2つ目のG1勝利を飾った。2着は逃げた鞍上・武豊のエリカエクスプレス、3着はパラディレーヌ。1番人気のカムニャックは16着に沈んだ。

 ミドルペースで逃げるエリカエクスプレスをゴール手前でしっかり差し切り2冠達成。鞍上ルメールは天を指さしスタンドの大歓声に応え「勝つことができた。本当にうれしいですね。オークスでちょっと残念でした。今回、秋華賞で勝つ自信がありましたから良かったです」と笑みを浮かべた。

 レース展開については「そうですね、まあ前半、凄く冷静に走ってくれました。やっぱりこの秋から凄い落ち着いてきましたので。いいポジションで乗れました。まあ、向正面でちょっとペース遅くなってきたからポジション上がってきました。2番手でまたリラックス(した状態)だったから、よく頑張れると思いましたね」と説明。春からの成長もあり「まあ(武)豊さんがミドルペースで逃げましたので…よく伸びましたね。エンブロイダリーのエンジン(がかかるのに)ちょっと時間がかかりましたけど、ラスト200メートルは凄くいい脚を使ってくれました。前の馬に届くことができて良かったです」と愛馬を称えた。

 エンブロイダリーは父アドマイヤマーズ、母ロッテンマイヤー(母の父クロフネ)の血統で通算8戦5勝。騎乗したルメールはJRA・G1通算55勝目、森一誠師は同2勝目を挙げた。

 ▼秋華賞 1996年、エリザベス女王杯の古馬開放に伴って新設された3歳牝馬3冠路線の最終戦。2008年には3連単1098万2020円の高配当が出た。
(C)スポーツニッポン