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イクイノックスの全妹イクシードが初陣V! ルメール「とても乗りやすかった。お父さんに似ていますね」

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<東京5R・メイクデビュー東京>新馬戦を制した(12)イクシード(撮影・村上 大輔)
 東京5R・新馬戦(芝2000メートル)はイクイノックスの全妹で、圧倒的1番人気に支持されたイクシード(牝=木村、父キタサンブラック)が直線で鮮やかに差し切り、初陣Vを飾った。先頭でゴール板を駆け抜けると、ファンから万雷の拍手が沸き起こった。

 G16連勝のまま引退した偉大な兄を持つイクシード。スタートは一息で後方からのスタートとなったが、7番手で迎えた直線。鞍上のルメールが堂々と大外に進路を取ると、メンバー最速の上がり3F33秒4の末脚で豪快に差し切った。ルメールは「スタート直後は内の馬を気にしていたが、その後はスピードに乗ってくれた。とても乗りやすかった。ゴールしてからも疲れていなかった。お父さんに似ていますね」と笑顔を見せた。

 一方、兄イクイノックスも管理していた木村師は「エンジンが掛かってからは良い脚を使ってくれた。責任を果たせてほっとしている」と安堵(あんど)の表情。「成長度合いや気性・性格が兄と似ている」としながらも、希代の名馬と比較されることに「本来は新馬を勝っただけでも十分。偉いですよ。今日はファンの皆さんに喜んでいただけましたし、ミッションコンプリートです」と愛馬を労った。次走については「無事を確認してから、次に向かって行ければ」と述べた。
(C)スポーツニッポン