牝馬3冠最終戦「第30回秋華賞」の1週前追い切りが10日、栗東トレセンで行われ、前哨戦のローズS2着テレサ（杉山晴）がCWコース単走で6F80秒5〜1F11秒7をマーク。しまい少し気合をつけ、しっかり反応した。騎乗した松山は「全体的にしっかりやれました。気のいいタイプでも心配なく、乗りやすくて良かった。これでガスが抜けて折り合ってくれれば」と本番に向けて順調に来ていることを強調した。

　同厩舎のエリカエクスプレスもCWコース単走。テレサを追いかけるように6F83秒3〜1F11秒3で駆け抜けた。掛かる面もなく、折り合いがついて気配の良さが見え隠れする。騎乗した泉谷（レースは武豊）は「先週よりメンタル面が良かったですね。成長していると思います。ゴールを過ぎても緩めずに持続させる感じで、思った通りの追い切りができました」と報告。前走京成杯AH11着と大敗したが一変ムードありだ。