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絶妙なサジ加減で負荷をかけた。今週3日間開催最終日の「第68回スワンS」は9日、東西トレセンで出走馬が追い切り、アドマイヤズームは栗東坂路しまい重点でスムーズに加速。1週前追いは自己ベストで動くなど動きは言うことなし。昨年朝日杯FSで2歳マイル王に輝き、スタート直後の落鉄が影響した前走NHKマイルC1番人気14着は参考外。坂路で追い切りを重ね、1400メートル仕様の仕上がりでV発進のイメージは出来上がっている。
軽快に駆け上がって好仕上がりをアピールした。アドマイヤズームは厩舎スタッフが騎乗し、坂路単走で4F54秒1〜1F11秒8。馬なりながら鋭い脚さばきでラストの伸びが光った。
友道師は「しまいを伸ばす感じで、乗り手も動きはいいと言っていた」と好感触を口にする。今月に入って調教方法を変えた。先月はポリトラックとCWコースを併用したが先週木曜、今週月曜、そしてこの日と3本続けて坂路追い。成果はすぐに表れ、先週木曜はいっぱいに追って4F51秒4(1F12秒2)で自己ベストを1秒5更新した。「前進気勢が旺盛になり、CWコースだと行きたがるので坂路で稽古をつけている」と意図を説明した上で「先週しっかりやっているし、動きは良くなってきた」と納得の表情を浮かべる。
春のリベンジを期す。昨年朝日杯FSを制し、2歳マイル王として臨んだ今年の上半期はニュージーランドT2着をステップにNHKマイルCへ。1番人気に推されたがスタート直後の落鉄が影響して14着。この馬らしい競馬ができなかった。前走後は放牧を挟んで成長を促し、秋に備えた。「休ませたことで体がしっかりした。見た感じはそんなに変わっていないけど中身の部分がね」と休養効果を強調する。成長力豊かなモーリス産駒らしく夏を越し、たくましさが増した。
昨秋にデビューし、過去5戦は全てマイルに起用。休み明けのここで7F初起用となる。母ダイワズームは芝1800〜2000メートルで4勝、半兄ヴィアメントはダート1900メートルで3勝クラス勝ち、同じく半兄ダノンブレットはダート2100メートルで3勝クラスを勝ち上がっている。母系だけを見れば中距離向きのイメージでも稽古で見せる行きっぷりの良さから1F短縮はむしろ好材料。V発進の準備は整った。
軽快に駆け上がって好仕上がりをアピールした。アドマイヤズームは厩舎スタッフが騎乗し、坂路単走で4F54秒1〜1F11秒8。馬なりながら鋭い脚さばきでラストの伸びが光った。
友道師は「しまいを伸ばす感じで、乗り手も動きはいいと言っていた」と好感触を口にする。今月に入って調教方法を変えた。先月はポリトラックとCWコースを併用したが先週木曜、今週月曜、そしてこの日と3本続けて坂路追い。成果はすぐに表れ、先週木曜はいっぱいに追って4F51秒4(1F12秒2)で自己ベストを1秒5更新した。「前進気勢が旺盛になり、CWコースだと行きたがるので坂路で稽古をつけている」と意図を説明した上で「先週しっかりやっているし、動きは良くなってきた」と納得の表情を浮かべる。
春のリベンジを期す。昨年朝日杯FSを制し、2歳マイル王として臨んだ今年の上半期はニュージーランドT2着をステップにNHKマイルCへ。1番人気に推されたがスタート直後の落鉄が影響して14着。この馬らしい競馬ができなかった。前走後は放牧を挟んで成長を促し、秋に備えた。「休ませたことで体がしっかりした。見た感じはそんなに変わっていないけど中身の部分がね」と休養効果を強調する。成長力豊かなモーリス産駒らしく夏を越し、たくましさが増した。
昨秋にデビューし、過去5戦は全てマイルに起用。休み明けのここで7F初起用となる。母ダイワズームは芝1800〜2000メートルで4勝、半兄ヴィアメントはダート1900メートルで3勝クラス勝ち、同じく半兄ダノンブレットはダート2100メートルで3勝クラスを勝ち上がっている。母系だけを見れば中距離向きのイメージでも稽古で見せる行きっぷりの良さから1F短縮はむしろ好材料。V発進の準備は整った。
(C)スポーツニッポン