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日本中の競馬ファンが熱くなった凱旋門賞から2日後の火曜朝。美浦トレセンのスタンドには、23年凱旋門賞4着スルーセブンシーズを管理した尾関師の姿があった。「2年前は凄く馬場が良かったですが、今年は道悪になってしまいました。これからもみんなで試行錯誤しながら挑んでいくことになるんでしょうね」と熱戦を振り返った。そんな指揮官の視線の先にいたのはアイルランドトロフィーに出走するアンゴラブラック。6戦4勝、3連勝で初の重賞に挑む逸材だ。
今年に入って3戦3勝。今回と同じ東京9Fから始まり、中山、福島と異なる条件で快勝を重ねてきた。尾関師は「競馬センスはいいものがあったが、体質が弱くて出世が遅れた。ただ、今は気持ちも体も良くなってきて、反動なく調教をやれるようになってきました」と成長をアピールする。1週前追い(Wコース)はラルガメンテ(3歳1勝クラス)に併入して5F66秒4〜1F11秒6。しっかり負荷をかけられ、態勢は整っている。
条件は据え置きだが、リニューアル元年のアイルランドトロフィー。例年以上の好メンバーがそろった印象だが、師は「今後はオープンに入って戦うことになるし、ここは先を見据えての試金石。先につながる走りをしてほしい」と期待を込める。遅咲きの牝馬、ド根性で勝ち切るスタイルは、どこか先輩馬スルーセブンシーズとかぶる。ここを足掛かりに、大躍進の秋としたい。
今年に入って3戦3勝。今回と同じ東京9Fから始まり、中山、福島と異なる条件で快勝を重ねてきた。尾関師は「競馬センスはいいものがあったが、体質が弱くて出世が遅れた。ただ、今は気持ちも体も良くなってきて、反動なく調教をやれるようになってきました」と成長をアピールする。1週前追い(Wコース)はラルガメンテ(3歳1勝クラス)に併入して5F66秒4〜1F11秒6。しっかり負荷をかけられ、態勢は整っている。
条件は据え置きだが、リニューアル元年のアイルランドトロフィー。例年以上の好メンバーがそろった印象だが、師は「今後はオープンに入って戦うことになるし、ここは先を見据えての試金石。先につながる走りをしてほしい」と期待を込める。遅咲きの牝馬、ド根性で勝ち切るスタイルは、どこか先輩馬スルーセブンシーズとかぶる。ここを足掛かりに、大躍進の秋としたい。
(C)スポーツニッポン